http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/524.html
Tweet |
http://sun.ap.teacup.com/souun/3572.html
2010/11/1
「「新しい戦前」の現実化が始まっている:岩上安身氏」 岩上安身氏のツイートより。
10月も終わり。
この一カ月を振り返ってみると、僕にとっては最高検に通い詰めた一カ月だったと言える。
残念なのは、動画で伊藤次長検事と、池上刑事部長の会見をお見せできないこと。
ツィッターでは報告してはいたが、不十分だったかもしれない。
検察官が証拠を改竄するという、前代未聞の不祥事を受けて、次長検事と刑事部長が毎日、日替わりで会見を行うというのも、そうそうあることではない。
しかも今までは、記者クラブの記者のみ。
クラブ外の記者が入れるのは、今までになかったことだ。
この機会を逃す手はない。
そう思って日参した。
なかなかまとまった時間がなくて、会見記録を詳細に起こしてアップする作業は進まなかったが、折を見ては、下手な字で書いた取材ノートからこつこつ「復元」する作業は続けてきた。
これからまとめてウェブサイトにアップしていこうと思う。
明日には第一弾を出せるので、こうご期待。
他方、9月に起きた尖閣での中国漁船問題以来、安全保障問題もきな臭さを増す一方。
たとえば、今日も、こんなニュースが→ 自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ - 47NEWS(よんななニュース)http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010030401000592.html 続き。
検察や検察審査会の問題と、安全保障問題は、実のところ、別個の問題ではない。
私は何度か、今の時代は「新しい戦前」なのだ、と警鐘を鳴らしてきたが、その現実化が始まっている。
戦争の遂行には治安権力の強化が伴うのは常であり、後者が目的で、前者はその方便という場合すらありうる。
言うまでもなく、菅政権の、「09年マニフェスト総裏返し」とも言うべき、数々の恥知らずな転びっぷりも、同じ文脈で起きていることだ。
政党政治への信頼や期待をつぶすこと。
あるいは、存在しても気の抜けた風船のように、軽く、弱々しく、頼りないものにしてしまうこと。
民選政府が、国民に軽侮され、あげく国民自ら、政党政治に愛想を尽かしてしまうように仕向け、その結果として、「国民主権」がどこか遠くに置き忘れられてしまうように、謀ること。
中国との緊張も、検察の問題も、TPPの問題にも、根本的には「国民主権」の軽視という問題が根底にある。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK98掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。