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http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00187107.html
ドイツでは当たり前の消費税。ハンバーガーを店内で食べると19%だが、テイクアウトだと、なんと7%になる。知られざる世界の消費税に迫ります。東京大学大学院の伊藤元重教授に話を聞きました。
(消費税という税金は、幅広く徴収できて、さらに景気に左右されにくいため、非常に安定しているというメリットがある。その一方で、低所得者にも同じように課税されてしまうため、負担感が大きいというデメリットもある。今回、海外では消費税がどのように課税されているのかというところにスポットを当てた。今回のテーマは大きく分けて2つ。海外の消費税について、1つ目は「0%になることもある」、そして2つ目は「補助金がもらえる」ということ。1つ目の「0%になることもある」というのは、どういうことなのか?)
海外の国で、日本よりも消費税の高い国が結構あるんですね。
そういう国だと、低所得者の方に対して負担感が非常に重くなりますよね。
ですから、所得の低い方の負担感を和らげるために、例えば、ある特定のものを買った場合には、税金を取らないとか、あるいは買い方によっても、税金が変わってくるというような、いろんな工夫がされているんですね。
(実際に消費税が0%になる事例として、カナダでは、ドーナツを買う際に5つまでは消費税が5%かかるが、この5つのドーナツに1つ加えて6つ買うと、消費税は0%になる。数によってこれだけ変わってくるというのは、どういうことなのか?)
おそらく、5つ以下の場合には、お店で食べると、お店でのサービスも含まれて払っていると。
ある意味では、必需品とは違うかなと。
でも、6つ以上の場合には、これはお店で食べるというよりも、家族みんなで食べるということで、食品、食料という形で、「そこには税金かけない」という意味で、一応、便宜上の数で、カナダは分けているんだと思いますね。
(日本ではあまりなじみがないが、ドイツでは、ミネラルウオーターは消費税19%なのに対して、コーヒーだと7%になる。この消費税、日本の人はどう思うのか?)
街の人からは「めんどくさい」、「めんどくさいですね」、「なるべくなら(税率が)同じような形にしていく方がいいとは思うんですけども」、「税率の低いものを買っちゃいそうですね」、「ややこしいなぁー、そんなん。水で19%もなぁ」といった声が聞かれた。
(コーヒーだと、どうしてミネラルウオーターに比べて税率が低いのか?)
お水は、蛇口から飲めるということで、ミネラルウオーターはちょっとぜいたくという感じがあるんでしょうね。キーワードは「生活必需品」。「生活必需品には税金をかけないようにしよう」というのがこの制度の特徴で、ドイツでは、きっとコーヒーは、生活必需品なんでしょうね。(日本とは)全然違いますよね。
(次に、もう1つのテーマ、「補助金がもらえる」とは、どういうことなのか?)
カナダのケースをご紹介すると、例えば4人家族がいて、年収200万。
こういう家族には、年間に6万5,000円戻ってくるんです。
つまり、消費税でお金はいっぱい取るんですけれども、その中から、いわゆる低所得のところに戻すことによって、消費税の負担感を和らげてもらおうという工夫がされているわけですね。
いずれにしても、日本はこれから消費税を上げていかざるを得ないと、わたしは思うんですけれど、そのときに必需品の税金を抑えるとか、あるいはこういう形で、一部のお金を低所得の家族の方に戻すという工夫が絶対必要だというふうに思いますね。
(税の細分化というか、細かい配慮ということ?)
そうですね。
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