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2010年10月28日
「朝日と云う新聞社」は自ら奈落の底に飛び込んでいるようだ。
だいたいが社説やコラムや署名入り記事と云うものは、その新聞社の顔である。その顔である文章の質が悪過ぎる。悪化の一途で、格調なんてものは微塵もなくなった。「唖然とする」「茫然と…」「あいた口がふさがらない」「あれれ…」等々、どう読んでも私憤と云うか、感情の赴くままに という論調に満たされている。
民主党の小沢一郎、鳩山由紀夫、二名の領袖への「政治とカネ」問題は、朝日新聞と検察との、切っても切れない腐れ縁関係から捏造された「政治とカネ」の問題である。
いつの日か歴史的に証明されるだろうが、昨年3月3日西松献金疑惑以降の朝日新聞のリーク報道と検察特捜部の動きのリンクは歴然としている。
大阪地検の村木逮捕「凛の会」事件の報道も朝日の独壇場だった。驚く事に、村木逮捕のリーク報道で他紙を出し抜き、舌の根も乾かぬ段階で、村木冤罪判決と前田検事証拠改竄まで、自らの「特ダネ」としているのだ。
前田検事証拠改竄報道と前田検事逮捕はあまりにも時を同じくしている。こんな馬鹿な偶然があり得る筈がない。 この国には、民主主義とか、法治国家としての仕組みはあるが、すべて亡きものにされているようだ。検察審査会の審査員のクジ引き及び選定でも、馬鹿げた偶然がつきまとう。
おそらく、日本と云う国が、国民の血を流して勝ちえた民主主義、法治国家ではない点に元凶があるのだろう。戦勝国アメリカによってプレゼントされた、主権が国民すべてにあると云う民主主義。他人から貰った主権在民がまったくの「嘘っぱち」だと云う事が、日毎夜毎 白日に晒されてくる事実を俯瞰的に眺めていると、日本という国家が、今まさにCTスキャンされているのではないかと思うのである。
少しずつだが、国家のCTスキャンは現像所から、ちらほら巷に一枚一枚、輪切りの造影撮影フィルムが提供されているのだろう。その映像の一枚一枚に、スカスカの民主主義、偽装された三権分立、江戸幕府の「活かさず殺さず」の農民支配を地で行く官僚組織、その官僚組織を指揮指導する支配者アメリカ。そして、その事実を靄と云うベールに包み、如何にも正義の如く国民に直接伝えるマスメディア。その頂点にいたのが朝日新聞だ。
たしかに、日本人は自らの力で民主主義を勝ち取ったと断言できない歴史的事実がある。多大な犠牲は払ったが、自ら勝ち取ったとは言い難い。この国体の本質的課題を、今まさに日本人は突きつけられていると筆者は感じている。
昨年の「政権交代」が起きて得た最大の価値は、我が国の、民主主義、三権分立、主権在民等々が設計図に過ぎなかったと云う事実を、少なからず国民に気づかせた事だと思っている。特に小沢支持者の多くは、折角それなりの設計図があるのだから、チャンと設計図通りの国を作ろうよ!と感じ、考え、主張し始めたのだと思う。
鳩山由紀夫は小沢一郎の代打として、彼なりの政治理念で「民主党マニュフェスト」に向けて首相として実現に努力した。政治家の資質として強いリーダーシップの欠如など、個々では頭をかしげる状況も多かったが、悪戦苦闘している様が、今の我が国の現実の姿を浮き彫りにした。鳩山は恥をかきながら、国民に現実の日本の実力を披露する立派な仕事をなし得たと評価する事も可能だ。
赤字国債発行の増発を財務省に阻まれ、小沢の暫定税率廃止見送りで補正を通したが、財務省の抵抗の力をスキャンした。小沢陸山会及び自らの故人献金問題で、正義の検察が、実は「検察政治」をしていると云う事実をスキャンした。米国の考えに謀反的政治家は、彼等の意のままに動く日本の検察によって常に監視、捜査、逮捕、起訴の危機に晒されている事をスキャンした。
普天間移設問題で、鳩山は頓挫し辞任に追い込まれるのだが、その頓挫においても米国に支配される日本の姿を明確な映像でスキャンした。或る意味で、鳩山由紀夫は日本国家の全身CTスキャン映像撮影を政治生命を掛けて試みたのである。 褒めすぎだが、結果論として、そう云う現実が今此処にある。
彼はスキャンするだけの技師ではなく、その政治的外科手術乃至は内科治療に携わる意志が未だ残っていると云うに過ぎない。だから、政治家を続けると発言しただけだ。
彼が政治のプレイヤーとして、我が国に貢献できるポジションは外交だ。鳩山家代々の人脈を有すロシア外交の集大成を鳩山由紀夫は成し遂げる義務と責務が残されている。それも血なまぐさい現実外交の中で行う事が求められているのだ。
朝日の主張するような米国元大統領外交など笑止千万だ。米国の元首は大統領だが、日本の元首は天皇だ。首相は単なる行政の長である。「元」が付けば何でも同じのように語るのは朝日の馬鹿だけである。
鈴木宗男の出獄を待って、二人三脚でロシア外交を一気呵成に実行すべきである。
代議士の引退を勧告できるのは国民だけだ。朝日新聞の「我々国民の…」という言説は願い下げである。この新聞社は、二言目には「国民目線」、「国民の願いだ」。捏造世論調査の数値を「世論」と言わず「民意」と嘯く。
政治家に引導を渡すのは、個々の国民の権利であり義務である。たかが瓦版ブンヤ風情がノコノコ顔を出す次元の問題じゃない! オマエ等何様のつもりだ! 国民より権利があるのか? 何時から法人実存説になったのだ! 選挙権があるのかよ!
そもそも、民主党が野党だった昨年3月3日時点からの「政治とカネ」問題を捏造し、政治に混乱を与えたのは、朝日新聞と東京地検特捜部ではないのか?
そして、鳩山・小沢辞任後、菅直人という大馬鹿者が二人の真逆政治を行い、ヒッチャカメッチャカになっているだけだろう。鳩山・小沢が混乱を起こした張本人と言い張る「朝日新聞」 オマエ達が政治の混乱の真犯人だよ!
「鳩山さんの意志を引き継がせてください!」と哀願した菅直人が、三日もせずに鳩山の政治理念を反故にする事が生甲斐の謀反者前原・仙谷と徒党を組み、日がな一日鳩山民主党真逆政治を目の当たりにすれば、「民主党の状況が思わしくない」、もう一度民主党の軌道修正をするか、現政権に焼きを入れるか、それは現役議員だからこそ出来る政治的行為、むざむざ引きさがる事こそ、政治家としての矜持に恥じる行動である。
今回の鳩山由紀夫の翻意は理に適っていると断言しておこう。君子は時に豹変もする(笑)
以下に、問題の朝日新聞の社説を参考引用しておく。
≪ 引退撤回―新たな役割期待したのに
その「言葉の軽さ」はつとに指摘されてきたところだが、みずからの出処進退にかかわる発言まで、かくもあっさり撤回するとは驚くほかない。
次の総選挙に立候補せず、政界を引退すると表明していた鳩山由紀夫前首相が、衆院議員を続ける意向を明らかにした。「党の状況が思わしくない」ので、まだ自分に果たしうる役割がある、というのがその理由だ。
あれれ、と思う。そもそも、民主党が「思わしくない」状況を招いたのには、小沢一郎元幹事長とともに鳩山氏自身も重い責任があるのではないか。
「母からの子ども手当」と揶揄(やゆ)された政治とカネの問題、そして普天間問題をはじめとする稚拙な政権運営。わずか8カ月で政権を放り出し、政権交代への国民の期待を裏切ったことを、お忘れではあるまい。
鳩山氏には議員の資格がない、というのではない。
ただ、鳩山氏は政界引退を表明するにあたり、「総理たる者、その影響力を、その後、行使しすぎてはいけない」と語っていた。
自民党政権時代、首相を退いた政治家が陰に陽に政界に影響力を及ぼすことは珍しくなかった。それだけに、この鳩山氏の言葉には、首相経験者の新たな身の処し方を示そうという自負と潔さが感じられたものだった。
鳩山氏は政権交代前にも、自民党の森喜朗、安倍晋三両元首相を念頭に、「総理まで極めた人」のふるまいが「政治の混乱を招いている」と批判し、自らはその道は採らないと述べていた。それは、確固たる信念ではなかったのだろうか。
菅直人首相とともに民主党を立ち上げ、政治資金の面倒をみてきた鳩山氏には、今も自分が党のオーナーだという意識があるのかもしれないが、民主党は鳩山氏の私党ではない。
世代交代を進め、二大政党の一翼としてさらにたくましく成長させるには、鳩山氏も小沢氏も後進によって乗り越えられるべき先達である。
旧来の政治家像と異なる理念重視型の鳩山氏には、政界引退後も氏らしい役割の果たし方があったはずだ。 持論の東アジア共同体を具体化させるべく、シンクタンクをつくって構想を練るもよし。「新しい公共」という概念を深め、NPO(非営利組織)活動などの後押しに取り組むもよし。
民間人の立場から党派を超えて、日本の政治や社会に貢献する道である。 米国では正副大統領が退任後、民間で活躍している例は少なくない。カーター元大統領は北朝鮮などとの外交で、ゴア元副大統領は地球環境問題で、大きな足跡を残している。 首相経験者の新たな役割モデルを打ち立てることも期待できただけに、前言撤回は残念でならない。 ≫ (朝日新聞:10月26日社説)
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