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自民党の元法相も「異議アリ」 いい加減に改正強化された検察審法
10月26日
検察審査会の問題は何回も書いていますが、そのぐらい、いろいろ疑問が存在すると言うことで、今日の日刊ゲンダイの記事も、自民党の元法務大臣でさえ疑問を持っているというのに、空き缶政権から疑問の声が出ない不思議と言っていて、私もまったく同感です。
何度も書いているので、繰り返しになってしまいますが、今の政権にしてみれば、小沢氏は政敵で邪魔なのは理解できます。でも、だからと言って、邪魔な政治家を抹殺できるような制度になってしまっている検察審査会制度の見直しと、起訴相当を2回決議した検察審査会が本当に公正な決議をしたのか、また公正に決議される公明正大なメンバーだったのどうかぐらいは、これだけ様々な疑問点が出てくれば、政権として、疑問の声を出さないことに、多くの人が疑問に思っていて、この問題でも信頼できない政権だと思っているのではないでしょうか。
だから、元々民主党の議員の失職で行われた北海道の補選であったと言うこともありますが、あの不人気の自民党町村氏に負けたのだと思います。
とにかく空き缶政権は、夏の参院選挙でも大敗し、今回の補選でも負け、要はずっと負け続けている国民から支持されていない政権で、その原因、こんな国民が普通に疑問を感じることに対して、まったく触れもしない不誠実さによるところが大きいのだと思います。
とにかく、現在、日本の司法制度に疑問を感じていない人は非常に少ないと思いますし、小沢氏のように、何が何でも起訴しようと仕組まれたら、本当に起訴されてしまう現状に恐怖を感じている人も多いと思います。このことは当然で、検察の冤罪問題は前から疑わしいことでしたし、大阪地検の問題では、証拠まで改ざんしても、検察のストーリーに沿って起訴しようとしていたことが明確に分かった訳で、小沢氏及び周辺への捜査でも、状況から見て、極めてでっち上げの可能性が高く、まずは小沢氏に対する検察の捜査が妥当であったかどうかさえ、常識的には疑問を持って当たり前です。さらに、その検察が不起訴にしたのに、匿名で責任追及もされないメンバーで構成される検察審査会で起訴相当と決議され、再び検察に戻され、また検察が不起訴にしたのに、またまた、今度は1回目の検察審査会の決議にはなかった、新たな容疑まで出して起訴相当として、強制起訴されるにことになった訳で、もちろんこの審査会のメンバーも匿名で何の責任もありません。さらに、このメンバーの属性に関して、平均年齢の計算が違っていたとか、女性が過半数を占めているとか、数々の疑問がでていて、これらのことの顛末さえ分かれば、検察審査会の正当性に疑問を持たない人はいないと思うのに、疑問の声一つでない空き缶政権。これじゃ支持を集めることができないのは当たり前です。特に政治的関心が強く、官主導の自民党政治の打破を民主党に期待した支持層は、支持どころか、早く潰れて欲しいと思っている人の方がが多いのではないかと思います。
要は、国民が感じことや疑問に思うこと。あるいは解決して欲しいことに誠実に対処しないのだから、多くの国民が支持しないのは当然です。
近代国家は3権分立を備えていることが必須であることは常識で、この意味から言えば、今の日本は司法が独立していないばかりか、機能も公明正大でないと言う状況で、これは日本にとって大きな問題だと思います。
まさに、その司法を見直す時なのに、政敵を追い落とすことしか頭にない空き缶政権。
本当に早くぶっ潰れて欲しいと思います。
日刊ゲンダイの関連記事をどうぞ。
自民党の元法相も「異議アリ」 いい加減に改正強化された検察審法
http://gendai.net/articles/view/syakai/127033
検察審査会が2度「起訴相当」の議決をするとどんな人間でも「強制起訴」されてしまう検察審査会法。なぜ11人のシロウト集団にここまでの権限が与えられてしまったのか?
「かつては検察審で『起訴相当』が出されても、最終的な判断はプロの検察官に委ねられていました。しかし司法制度改革の一環で、検察審の決定に拘束力を持たせる改正案が04年通常国会に提出され、自民・民主などの賛成多数で可決・成立された。当時は裁判員制度導入に向けた改正案の議論にみな集中していて、検察審法改正の中身がよく分からないまま、みなバタバタと可決してしまったのです」(司法担当記者)
深く考えずにいい加減に検察審法が改正されたわけだ。
元法相で自民党ベテラン議員だった保岡興治氏(現弁護士)は、15日のBSフジの番組でこう語っている。
「法改正のとき議論が沸騰したということはなかった。本来もっと議論があってしかるべきだった。制度を運用していく中で、いろいろな問題が出てくるので、それを改善していくことはあり得る。1回目の議決にない事実を2回目で議決する、それに基づいて強制起訴が出来るというのは、慎重に考えることが必要ではないかと思う」
法務委員として法改正に関わった自民党元重鎮からも上がる疑問の声。菅民主党政権から同じような指摘が噴出しないことが本当に不思議だ。
http://ameblo.jp/bhycom/entry-10688005884.html
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