http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/278.html
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最近、民主党の小沢幹事長と検察の闘いという趣旨の見出しが世間をにぎわせています。メディアを利用して小沢氏に対する世論を誘導する検察の作戦が効果を上げているようです。この騒動は改めて権力と法律家の役割を考えるきっかけになりました。
検察、特にその中でもエリート集団といわれる特捜部の捜査や起訴に関する権力の行使は、その対象者に大きな影響を与えます。それこそ人の人生を大きく左右します。それゆえにかつての特捜は、たとえ任意の事情聴取ですらマスコミに知られないように秘密裏に行ってきました。
ミスター特捜と言われた吉永祐介元検事総長は特捜の現場にいたころ、記者に対して「捜査密行というのはね、ただ証拠隠滅されるのを避けるためだけじゃないんだよ。事件が立つか立たないかわからない段階で、捜査の方向をあれこれ書くというのは、あんたら人を傷つけていることなんだよ。」と言っていたそうです。
そして検事総長就任にあたっての記者会見では「捜査で世の中や制度を変えようとかすると、検察ファッショになる。それは許されない。」と語ったそうです(「特捜崩壊」石塚健司著、講談社より)。
このように検察が自らその権力の強大さを自覚し自制していた時代には、検察権力の監視ということはあまり問題になりませんでした。しかし、検察もあくまでも法務省に属する行政組織です。行政権である以上、民主的コントロールを受けるべき立場にあるはずです。確かに個々の事件処理について国会からの民主的コントロールは及びませんが、唯一、法務大臣による指揮権発動が認められています(検察庁法14条但書)。マスコミにはこの指揮権発動は政治介入だということで不評ですが、私は強大な検察権力の民主的責任行政という観点からもっと評価されてよいと考えています。(以下略)
権力と法律(塾長雑感174回)
http://blogs.itojuku.com/jukucho_zakkan/2010/02/post-2d7b.html
掲載された時期が2月と古いので二重投稿に該当するか否かの確認は簡単にしかしていません。
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