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国民のための小沢派か 私欲の反小沢派か
2010/10/22
小沢一郎と民主党は運命共同体 (日刊ゲンダイ 2010年10月21日)
小沢一郎はこのまま葬られてしまうのか。残念だが、状況はその方向へ急ピッチだ。検察ばかりか裁判所、弁護士会まで一体となった疑惑だらけの検察審「強制起訴」議決。これに勢いづいて、自民党など野党は補正予算と引き換えに「小沢喚問」を要求し続けている。
メディアはメディアで「問題から逃げるな」と民主党執行部を突き上げ、小沢を離党させ、はぐれガラスにしようと粘着質の追い込みだ。議員にとどまる小沢をますます悪人に仕立て上げ、イヤミで「党内は小沢離れも」と書くことも忘れない。そのせいで朝日や共同通信の世論調査は、6割が「離党しろ」、5割が「議員辞職しろ」だ。
まさに小沢は雪隠詰めである。これに気をよくしてか、民主党内の反小沢派の頭目である仙谷官房長官は、悪人ヅラに磨きがかかり総理気取りも板についてきた。いずれ、小沢が強制起訴され「刑事被告人」になれば、弱腰の菅首相をけしかけ、小沢切りを決断させるのは目に見えている。
「刑事被告人」になった小沢は、表立った政治行動を取れなくなるし、裁判闘争に精力と時間のほとんどを割かざるを得なくなる。離党しなくとも、復権への展望は描けず、“生殺し”状態だ。
こうして小沢の政治生命は奪われていくのである。
●小沢なら今度の補選も負けない
だが、本当にそれでいいのか。小沢あってこその民主党だということを忘れちゃいけない。06年に小沢が代表になる前の民主党はサークル活動集団にすぎなかった。それを筋肉質の体育会に変身させ、参院選、衆院選で勝利し、ついに政権交代へ導いたのが小沢だったのではないのか。ここぞという節目の選挙で、自民党政権に打撃を与え、党内を奮い立たせてきたのも小沢だ。
今度の24日投開票の北海道5区補選だって、小沢だったら違う展開になっている。
「北教組事件で民主党議員が辞職したやり直し選挙なので、民主党はそもそも劣勢。だから岡田執行部は街頭演説など形だけでヤル気がありません。
これが小沢さんだったら、官公労が動けない分を連合がカバーするようにし、鈴木宗男さんの新党大地に頼んでテコ入れをする。水面下で組織を動かすでしょう。今回、公明党は自民党の町村さんですが、小沢さんが民主党の選挙を仕切っていたら、公明党だって動きが違っていたと思います」(政治ジャーナリスト・野上忠興氏)
●エンジンのない車で走るのか
ここで自民党の町村を落とせば、7月の参院選大敗の暗いムードが変わるが、菅政権にはその発想がない。11月の沖縄県知事選も候補者が立てられず不戦敗のブザマさだ。菅政権は、自分たちが火をつけた普天間問題なのに、無責任に逃げるだけ。小沢だったら自ら先頭に立って自民党と戦ったに違いない。
9月の代表選で分かったように、小沢の政治に対する覚悟は本物だ。自民党を離党してからのこの20年間、連立政権に入って裏切られもしたし、小政党の野党暮らしもあった。浮き沈みがあっても真の政治主導を実現するため、歯を食いしばってきたのだ。
その情熱と執着力が、民主党を大きくしてきたし、政権運営には不可欠な要素なのだ。前出の野上忠興氏は、「小沢さんの発想力や考え方、権力と官僚の使い方は、他の政治家には真似できません」と言ったが、仙谷や菅は、それを葬り去ろうとしているのだから気が知れない。
小沢は、車に例えればエンジンだ。外からは見えないが、エンジンが壊れたら車は動かない。民主党議員は格好よくスポーツカーのように走るのが好きだが、エンジンなしでどうするのか。民主党と小沢一郎は運命共同体なのだ。その政治生命をそぐことは、イコール民主党の消滅を意味するのである。(日刊ゲンダイ 2010年10月21日)
(引用終わり)
10月24日のデモも終わった。
11月2日には、提灯デモを計画されていると聞く。
主催していただく方に御願いしたい。
早く情報を出して欲しい。
上に記事に見られるように、小沢を救うことが出来るのは、市民運動以外には、最早ない。
小沢には時間がない、我々にも時間がない。
本来は国民のために民主主義を守るべきメディアが腐敗し、いまや頼りにならないどころか、はっきりと国民に牙を向けている。
このような低劣なメディアを持った国民は不幸であり、北朝鮮の独裁や中国共産党の報道管制を笑えるものではない。
幸いにして、これに対抗する手段が一つだけ残されていた。
ネットの情報である。
ネットと言っても、一部の掲示板、及びブログ以外は、現在のところ期待することは出来ない。
毎日のアクセスが数万と言う阿修羅こそが、一番に便りとされるサイトである。
すでに、阿修羅へは、ネット世界の多くの情報が集積されている。
10月24日のデモの成功を受けて、阿修羅参加者、読者は新たな使命感を感じたことと思う。
マスメディアに期待出来ることはありえず、政治に期待することも考えられない。
全国の勇士は、阿修羅に集い、新しい国つくりのための行動を起こそう。
戦後の混乱を生きぬいてきた老人の力が必要とされている。
今まで生き抜いてきた全ての能力を、子や孫のために使おうではないか。
ああでもない、こうでもないと評論するときは過ぎ去った。
皆で立ち上がろう。
行動の意思をしめそう。
計画を出そう。
個人個人に閉じこもらないで、まず意見として出して見よう。
阿修羅の仲間が受けてくれる。
10月24日もデモがそれを証明した。
小沢は日本の宝であるように、阿修羅は、すでに宝となった。
どうか皆さん、阿修羅を見るだけでなく書き込むだけでなく、阿修羅を利用して行動を起こす計画をしてください。
小沢が、まだ健在であるうちに、我々はやらねばなりません。
なぜならば、小沢に代わる政治家がいないのです。
しつこく、思われますが、阿修羅の流れは速すぎるので、それをフォローするために、下記のサイトへ市民運動のための情報を集めておきたいと思います。
必要な方は、それを引き出して阿修羅で訴えられれば良いのです。
どうか皆さん、1年以内の今回のような市民運動が全国で沸き起こるようにやりましょう。
阿修羅がやれねば、現在の日本で大きな力を結集することは出来ません。
下記は「ネットでつなぐ国民の声・掲示板のアドレスです。
http://www.kyudan.com/index.htm
しつこく紹介していますが、サイトの宣伝でも、個人的な栄誉を求めるのでも何でもなく、駅の連絡板と思いください。
どうか、このアドレスを記録していただいて、何かの折には利用していただくよう御願いします。
但し、実際の行動は阿修羅と心得ています。
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