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本日昼間、国会中継をチラと見たが、レンホー大臣が国会内でファッション誌の取材を受けたのが問題だのどーだのと、どーでもいいことをウダウダとやっていて、あー、ダメだ、この国は滅んでしまうと絶望的な気分に襲われた。円はもうすぐにでも一ドル80円を割りそうな事態に立ち至っているというのに、実にくだらない問答をいつまで続けているのを見ると、質問している自民党議員に軽い殺意に似たようなものさえ覚えてしまう。
やる気のない選挙支援で、町村のような金権政治家に、逆に「政治とカネ」攻勢を許して当選させるという醜態を晒した菅政権も菅政権だが、そんな敵失を自分らへの支援と勘違いして、レンホーがどうの、証人喚問がどうのと、相手の足を引っ張ることに時間を費やしている自民党の面々は、分子レベル、原子レベルまで分解されて、この大宇宙に溶け込んでしまえばいいのにと思う。
こんなくだらん政党は、早いところ、潰すべきだったんだ。菅政権発足時、小沢氏に一旦死んだフリをさせて、支持率が回復した後に、隠密裏に参議院選挙指導を任せていたら、選挙に大勝はしなかったとしても、過半数割れはなんとか阻止できたかもしれない。そうしたら、進行中だった小沢氏の自民党殲滅作戦がどんどん進行していって、今頃、存在していたかどうかもわからなかったはずだ。そんな小沢氏を干しあげて、何も仕事をさせなかった結果が、今の菅政権の窮地であり、自民党の無駄な増長なのだ。
政治はすべて官僚にまかせて、自分たち政治家は、国会内でくだらない政局に明け暮れる。そんな時代は、もう終わらせなければいけない、ということで達成されたのが、昨年秋の「革命」だったはずだ。旧秩序は、新秩序によって、徹底的に破壊し尽くされなければ、新しい世の到来は覚束ない。
「大政奉還」で無血革命を志向した坂本龍馬より、徹底した徳川への武力討伐を主唱した中岡慎太郎のほうに、「革命の純化」という点でシンパシーを感じる僕は、平成維新と呼んでもいい昨年秋の政変は、自民党という旧秩序の徹底的殲滅で完結されなければならなかったと今も信じている。しかし、旧秩序は生き残り、その息を吹き返しつつある。
そして、「新秩序」の建設はその担い手とともに動きを止めることを余儀なくされてしまった。くだらない問題で与党を揺さぶり、十年一日のごとき「政局騒動」を、凝りもせずに国会で演じ続けている、この自民党という名の「55年体制の亡霊」を、完全に地球上から消滅させるには、あとどのくらいの時日を要さなければならないのだろう。
ところで、北海道5区の補欠選挙、メディア各紙は「小沢氏の『政治とカネ』」を敗因として第一に挙げているが、これは、「郵便ポストが赤いのも」の類だろう。なんでもかんでも「小沢が悪い」としてしまえば、八方丸くおさまるとでも思っているらしい。しかし、以下の「北海道新聞」の、「世論調査」を見てほしい。「投票するのに参考とすべきこと」の第何位に「政治とカネ」が挙がっているか、よく確認すべきだろう。
社会保障を重視58% 本社世論調査(10/18 06:43)
24日投開票の衆院道5区補欠選挙に向けて、北海道新聞社が16、17日に行った世論調査で、補選に「大いに関心がある」と「少しは関心がある」を合わせた関心派は79%だった。8〜10日に実施した前回世論調査の77%から微増したが、過去の選挙の調査結果と比べ、低水準となっている。 1996年の小選挙区制導入後に、衆院道5区の選挙で公示後に実施した世論調査を見ると、2000年の関心派は今回と同じ79%だったが、03年以降は上回っている。実際の投票率は96年を除き、関心派の割合よりも13〜18ポイント低くなる傾向がある。 また、投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」を合わせた決定派は72%で、前回調査の58%より増えた。「選挙で重視する政策や問題」(二つまで選択)は、1位が「年金、医療、介護など社会保障」の58%、次いで「景気・雇用」56%、「教育・子育て」33%と続いた。4位は「尖閣諸島問題など外交・防衛」の20%、5位は「政治とカネ」は14%で、順位は前回調査と同じだった。
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