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衆院北海道5区補選の敗北を受け、民主党は小沢一郎元代表の国会招致に向けて重い腰を上げる構えだ。衆院政治倫理審査会での弁明を念頭に、岡田克也幹事長が近く小沢氏に意向確認する見通しだが、小沢氏が応じる保証はない。2010年度補正予算案の扱いも絡み、執行部の力量が問われそうだ。
岡田氏は25日午後、一貫して小沢氏の国会招致に消極的な輿石東参院議員会長と国会内で会談した。「政治とカネ」が争点となった補選に大差で敗れ、これ以上、小沢氏問題を先送りはできないとの考えを伝えたとみられる。
景気の不透明感が強まる中、政府・民主党にとって、補正予算の早期成立は最重要課題だ。それには公明党の協力が欠かせないが、同党は補選後、政治とカネで厳しい姿勢を取り始め、ある幹部は「小沢氏の国会招致が実現しなければ、補正審議に応じない」と話す。
こうした情勢から、民主党内からは「小沢氏に筋を通してお願いし、断ってきたら離党勧告すればいい」(非小沢系幹部)との声も上がり始めた。ただ、小沢氏は政倫審での弁明に否定的とされ、側近の一人は「補選の敗因は小沢氏とは関係ない。こんな選挙にした執行部の方が問題だ」と反発。小沢氏招致をめぐり、党内対立に発展しかねない様相だ。
こうした中、菅直人首相は同日も指導力を発揮せず、党に対応を委ねる姿勢を続けた。自民党の森雅子氏は同日の参院予算委員会で、小沢氏の証人喚問を要求したが、首相は「衆参両院の委員会の理事会で議論していただきたい」と答弁。森氏は「『逃げ菅』だ。『反小沢』で人気を取ってきたので、小沢さんを切れないのではないか」と痛烈に皮肉った。
自民党は補選勝利を「直近の民意」として国会での攻勢を強める方針で、民主党執行部は厳しい局面に立たされている。
(2010/10/25-22:52)
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