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10月25日 21時1分 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101025/k10014815521000.html
民主党の岡田幹事長は、衆議院北海道5区の補欠選挙で民主党が敗れたことを受けて、強制的に起訴されることになった小沢元代表の国会招致について、近く小沢氏本人の意向を確認する方針を固めました。
民主党の小沢元代表の国会招致をめぐっては、24日に投票が行われた衆議院北海道5区の補欠選挙で民主党の候補者が敗北したことを受けて、自民党など野党側が証人喚問などの実現に向けて要求を強めているほか、民主党内にも小沢氏の衆議院政治倫理審査会への出席を求める声が出ています。これを受けて岡田幹事長は、今月29日に国会に提出される今年度の補正予算案の審議への影響をできるだけ避けたいとして、25日、輿石参議院議員会長と会談するなど、党内の調整を進めた結果、近く小沢氏本人の意向を確認する方針を固めました。岡田氏は小沢氏みずから国会招致に応じる意向を示すことに期待していますが、小沢氏は裁判で全面的に争う姿勢を示しているほか、25日もみずからに近い議員らに国会の決定には従うとしながらも「政治倫理審査会に出席しても野党側は納得せず、次は証人喚問を求めてくるのに決まっているのではないか」と述べ、慎重な考えを重ねて示しました。一方、25日夕方開かれた民主党の役員会では、渡辺選挙対策委員長が衆議院北海道5区の補欠選挙の結果を報告したうえで、敗因について「政治とカネの問題によるところが大きいと思う」と述べました。また鉢呂国会対策委員長は、国会情勢について「野党側が小沢氏の証人喚問などを強く求めてきており、補正予算案の審議だけでなく、ほかの法案の審議もハードルが高くなっている」と報告しました。
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