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昨日、「小沢支援デモ」に参加してきた。京橋の小さな公園からスタートし、西銀座通り、数寄屋橋交差点、新橋の直前で右折、日比谷公会堂横、日比谷公園へ……。デモというものの隊列に加わり、大勢の人と一緒に公道を歩いたのは、生まれて初めての経験であった。
全ては、いわゆる「小沢一郎信者」である僕自身の独断と偏見による判断であった。小沢支援デモに参加したのはまったくの偶然で、何の目的もなく、また何の成果も期待していたわけではなかったが、大阪からこのデモ参加のためにわざわざ駆けつけたという女性三人組に話しかけられ、おまけに「小沢一郎真っ白」というTシャツまでプレゼントされたのを手始めに、多くの人に声をかけてもらい、それなりに充実した一日だった。
山形から駆けつけたというお医者さんをはじめ、このブログや、メルマガ『週刊・山崎行太郎』の読者だということで、親しく話しかけてくれたのであった。ありがたいことである。さて、参加者は意外に多かったのではないか。800人から1000人ぐらいはいたのかもしれない。素人の手作りデモだったらしく、参加者の中には、あまりにも静かなデモで、しかも最後は集会もなく流れ解散ということで不完全燃焼の方も多かったらしく、主催者やスタッフの段取り等にはいろいろ問題があったのかもしれないが、僕は、まったくデモというものの初体験者で論評する資格はないが、あれはあれで上出来だったと言っていいのではないかと思った。
ところで、「小沢一郎事件」と「田中角栄事件」の違いは、ここにある。小沢一郎の場合は、多くの支援者や熱狂的な信者に囲まれ、小なりとはいえ、都心部の大通りで、公然と「小沢一郎支援デモ」さえ行われている。おそらく、マスコミも検察も、そして米国CIAやその手先の政治家たちも、この事実を無視はできない。「マスコミも検察も、そして米国CIAやその手先の政治家たち」も、実は逆に、多くの国民に、監視されているということだ。小沢一郎は、良かれ悪しかれ、「田中角栄」にはならない。
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