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日本は外国為替関係で円高という面で大きな問題を抱えている。先進国として現実に取れる手段も限られている。為替介入で円売りドル買いを仕掛けるか、はたまた、大量のドル資金で中国が行っているような外国の資産または外国の資源の開発に乗り出すか。
これらのことに手を染めれば逆に中国・韓国に対し先進国としての物言いができなくなってしまう。
そうかといってレアアースの中国からの禁輸処置によって、日本が尖閣諸島で中国の言いなりになって良いと感じているのは、日本国民では誰一人いないといえる。
逆に言えばレアアースで日本の製品が駄目になったとしても、尖閣諸島を中国の言いなりに扱わせることに、賛成する日本国民は絶対といっていないだろう、日本としてはレアアースに変わるものを総力を挙げて開発するしかないといえる。
中国、もしくは北朝鮮と対峙する方法として、現在では米軍を頼るのが日本の生き残りの道であるのか。日本自身の国の防衛としてアメリカを頼るだけで済むのか、それで解決できるのかを考えさせられてしまう。
また各国が自国の通貨を、為替介入を通じて輸出をしやすいように安い方向に引っ張っていく。その結果日本は国内の産業の空洞化から中小企業に仕事がなくなり現在では多くの零細企業・中小企業が明日をも知れない状況に置かれている。
つぶれることはいやなことである。抱えている従業員、そして経営者自身、全てを失い下手をすれば明日はホームレスへと行き場がなくなってしまう恐怖がある。
日本は現在最大の四面楚歌の状況に置かれている。そこでその状況を打ち破る方法を考えなくてはならない。
有り余るドル紙幣、国内の経済力の低下、軍事力による中国・北朝鮮からの脅威。それらを一気に解決する方法はありえないのかを考えてみたい。
そこで解決する方法は一つだけある。大量に抱えたドル、決して日本は貧乏国ではない。内需拡大という経済の活性化。外国の軍事力の脅威の排除、それらを一気に解決する方法。
それは日本で諸外国と対等に対峙できる武器を作っていくことである。
日本が自らの軍事力を増強していくことは、強大な内需喚起作になる。そして外国からの脅威を削減できる。国防という面での米国頼みからも脱却できる。
後は世界がこの日本の置かれている状況に対し、日本の軍事力増強に対し手を拱いているのか、もしくは何らかの回答を世界から引き出せるのではないだろうか。
全ての解決策は日本の国内生産による軍事力の増強、はたして米国・中国等がこれを許してくれるだろうか。
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