http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/989.html
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http://31634308.at.webry.info/201010/article_24.html
検察の在り方検討会議座長に千葉前法務相を指定したと聞いて正直いって失望したのは私だけであろうか。
****検察在り方検討会議座長に千葉前法相 柳田法相「適任」
http://www.asahi.com/national/update/1022/TKY201010220479.html
大阪地検特捜部の不祥事を機に、柳田稔法相が設置する「検察の在り方検討会議」の座長に、千葉景子前法相が就任することが22日、決まった。人選の理由について柳田法相は「弁護士で、法務検察の事情もよくご存じ。適任と考えた」と述べた。会議に加わる外部有識者らについては、25日以降に千葉氏と柳田法相らで人選を進めるという。検討会議は「第三者」による法相の私的諮問機関だが、千葉氏は、村木厚子・厚生労働省元局長の公判のさなかに法相を務めていた。「第三者性が確保されるかどうか、重大な懸念がある」と日本弁護士連合会が会長声明を出すなど、起用には異論も出ている。
千葉氏は9月の法相辞任後に、朝日新聞のインタビューで「特捜部という形が本当に必要だとは思えない」「取り調べの可視化も、先取りして姿勢を示せばいい」と語るなど、検察に厳しい発言をしている。柳田法相は、座長の条件として「検察に対して厳しい発言をしているのが最低限の基準だった」と説明。座長就任依頼に千葉氏は「気持ちよくやります。頑張ります」と答えたという。取り調べの全面可視化について、千葉氏は昨年9月の法相就任時に早期実現を明言。今年6月には「全事件の可視化は現実的ではない」とする中間報告を取りまとめたが、実現に向けた具体的な議論は進まなかった。「第三者といえるのか」と会見で聞かれた柳田法相は「いろんなことを考えた結果、一番適任だと判断した」と述べた。******
上記の記事の中に千葉氏が朝日新聞のインタービューに対して「取り調べの可視化も、先取りして姿勢を示せばいい」と言ったことに対して笑ってしまった。自分が野党時代、自分も参加して参議院で可視化法案を通した経緯があり、大臣になったら直ぐにでもやってくれると思ったが、遅々として進まなかった。
鈴木宗男氏が盛んに議員質問書で可視化について、数えきれないほど法務大臣対して質問や催促を行ったが全く埒があかなかった。これから1年掛けて勉強すると言い、やるのかやらないのか分からない状態で極めて温い対応しかしなかった。実際、上記の記事の中にも「実現に向けた具体的な議論は進まなかった。」と書かれている。お前が言うなと言いたい。
個人的な感想であるが、鳩山内閣の大臣の中では実行力としてはワースト1に入っていた。国民として法務省に一番臨んだひとつに可視化であったが、千葉氏の最重要法案は夫婦別姓法案であった。あと死刑廃止であった。別に個人的な考えは否定しないが、ちょっとピントがずれていた。
案の定、国民はよく実績をよく見ていて、参議院選挙では見事に無名の新人に敗れてしまった。本人はどう思っているのであろうか?こういう人がどこまでやれるのか極めてあやしい。個人的には千葉氏が法務大臣でなく、別の法務大臣だったら小沢氏が検察審査会で強制起訴されるまでいかったのではないかと思っている。それほど不信感をもっている。
今回の検察の在り方を検討する座長としては、検察、法務省にやさしく温(ぬるい)い結果を出すためではないかと疑ってしまう。これから委員も選ぶというが、郷原氏のような見識ある人が入らないと、却って逆効果の結末となる可能性がある。特に民主党の議員で所謂反小沢側の議員を含めて菅首相の答弁を聞いてもどれだけこの課題に問題意識をもっているか分からない。
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