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民主党の小沢一郎元代表が、起訴議決をめぐり野党が求める証人喚問だけでなく政治倫理審査会出席についても「国会で説明することによって一つの区切りになるのか」と現時点では慎重な考えを周辺に伝えていたことが22日分かった。
政倫審出席は、29日に国会提出、早期成立を目指す2010年度補正予算案について野党の協力を得るため民主党執行部が念頭に置く「落としどころ」。しかし、小沢氏が慎重な姿勢であることから執行部は対応に苦慮することになる。
小沢氏は最近、面会した議員に出席に慎重な考えを示した。野党の協力が確約されなければ、出席する意味がないとの懸念を示した発言とみられる。小沢氏に近い党幹部は「仮に政倫審で説明したとしても、野党は『次は証人喚問だ』と要求をエスカレートさせる。きりがない」と指摘する。
検察審査会による起訴議決後、小沢氏は証人喚問や政治倫理審査会出席に関し「国会で決めた決定に従うが、事件は司法の場に移っている」と、法廷での決着を目指す考えを示していた。
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010102201000667.html
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