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昨日、弘中惇一郎弁護士が小沢一郎の弁護を引き受けるというニュースが流れた。これは久しぶりのグッドニュースだと思う。なによりも、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とばかりに、やりたい放題やっているメディアに対して一定の歯止めになるだろう、、、
その数日前には、小沢一郎側が申し立てていた強制起訴議決の執行停止を東京地裁がアッサリと却下した。私はこのニュースを見て、「やっぱりこの国は恐ろしいナ」と改めて思った。というのも、この決定を下した裁判長に検事の経歴があることをネットで知ったからだ。http://www.google.co.jp/gwt/x?q=%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E8%A3%95&resnum=2&ei=mpPNS5CdOoi87APmjsDPAQ&sa=X&oi=blended&ct=res&cd=2&hl=ja&source=m&rd=1&u=http://www.e-hoki.com/judge/849.html%3Fhb%3D1
かねて私は当ブログで「日本は北朝鮮などとは比べものにならない、高度に洗練された独裁国家である」と主張してきた。その日本的独裁のエッセンスは民主主義の皮をかぶっているという点にある。したがって、一見するとすべての事柄が民主主義的な法手続きに則って行なわれているように見える。が、実はその随所に巧妙な罠が仕掛けられているのが日本的独裁の特徴だ。
総理大臣を目前にした有力政治家でさえも、罪を捏造することで権力の座から引きずり下ろすことができる国・日本。しかも、最終的に検察が起訴できなくても、法律に則って選ばれた(年齢不詳の怪しげな)一般人が「起訴するべき」という議決を出せば起訴されてしまう国・日本。
「いくらなんでもこれはおかしいだろう」ということで、その議決の停止を求めても、法律に則って(元検事、つまり検察の身内である人間が)それを却下する国・日本。一見すると、すべては法手続きに則っているが、そのすべてに作為がある。だが、民主主義的な手続きを踏んだ結果なのだから小沢は政治家を辞めるべきだと主張するメディア。しかし、そのメディアが流す情報は権力と一体化した記者クラブによってしっかりと統制されている国・日本。
見事といえばこれほど見事なシステムはない。しかし、だからこそ国民はまさかこの国の本質が独裁であるとは思いもしなかった。ゆえにこのシステムによって被害を受けた人や少しく疑問を持った人たちでさえ、「これでは民主主義国家とは思えない」という民主主義を前提とした感想を述べるしかなかった。しかし小沢問題は、完璧なシステムに隠れている独裁の罠のありかを逐一国民に教えてくれる。その意味では、小沢一郎氏には大変申し訳ないが、今回の氏をめぐる一連の問題は非常に有意義だと思うのである。
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