http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/898.html
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江田五月という政治家は裁判官あがりである。旧社会党“右派”の中心人物で策士である。
小沢氏を陥れる策謀にも陰に貢献している。【小沢氏処分、倫理委で検討も=民主・江田氏(北京時事)】http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010102100021
北京時事の報道であるから事実が誇張されている、あるいは時事の願望が交差していると思われるが、➊「倫理委員会マターではない、とまでまだちょっと言いにくい」➋「(菅直人首相が)今一生懸命考えているんじゃないか」と記者に語っている。
今、江田五月は、首相である菅直人に小沢氏の革命的政治改革を葬る策謀を考えさせている。80円/$時代の内需依存新経済への実行計画などは無関心である。前原の進める環太平洋自由貿易圏(TPP)で関税撤廃すれば経済は立ち直るとしか見ていない。
前原誠司の環太平洋経済圏(TPP)は、中国・台湾・韓国・東南アジア(ヴェトナムを除く)から締め出されたときの穴埋め輸出市場をアメリカ、カナダ、コロンビア・チリ・ニュージーランド・オーストラリアに求めている。これは時代錯誤の敗者同盟にすぎない。
江田五月と菅直人は一心胴体である。民主党代表選の運動として、菅伸子と一緒に小沢シンパ中間派議員の説得工作を行ったことが報じられていた。
その江田五月が北京で中国首脳部の懐柔工作を行っている。「中国は日中友好を前に進めたいと思っている。(会談では)日本側も同じ思いなので、日本の態度に懸念を持つなら、その懸念は無用だと申し上げた」
【「日本が友好阻害」と困惑=中国要人が会談で−民主・江田氏(北京時事)】http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010102100003 中国側の困惑と懸念とは前原誠司のヒステリックな中国脅威論と大人ぶった上から目線であるが、江田の「懸念は無用」に中国が納得してしまうと日本の反民主化路線が定着する。
日本の改革右翼の系譜は、民主党右派と偽左派が政権を搾取した政治家と支援するマスコミおよび喜んで騙されるコクミンに色濃く定着され、偽造情報遺伝子となって世襲されている。日本に自浄力は全く無い。
江田五月が「懸念は無用」というからには、「中国の誤解」では済まされない。江田は前原を自ら処分し、新自由主義経済国をメンバーとする環太平洋経済圏(TPP)を捨てて、中台東南アジア6ケ国自由貿易圏に加盟すべきである。
中国は、前原誠司の処分と中台東南アジア6ケ国自由貿易圏に加盟を約束するまで、江田五月を心の底から信用すべきでない。
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朝日天声人語:気が狂ったと評判である。特に、中国のデモに関する10/19の天声人語は極め付きのゴシップ論説であった。今日の天声人語も、大儀なく策も無い哀れな混乱と矛盾を露呈している。http://www.asahi.com/paper/column.html
➊朝日は前原の「環太平洋貿易圏(TPP)」を支援し、中台東南アジア6ケ国自由貿易圏の分断破壊に賛成している。中国やアジア市場を捨てて、カナダ・コロンビア・チリ・ベトナムと同盟しようとする策謀である。ならば、韓国の仁川空港にアジアのハブ昨日を奪われるのは当然である。
➋中国や韓国は全世界と経済的な繋がりを急速に深めている。日本もそのような時代が30年前にあった。成田はその時代の空港である。NYの空港もケネディ国際空港とラガーディア国内空港に分かれている。
➌今の日本は栄華を極めた経済覇権国を降りて持続可能で安定した経済国に戻ろうとしている。この天声人語は典型的な視野狭窄である。本質は空港問題にはなく、持続可能で安定したアジア共存圏への反発の因果である。成田は格安航空の拠点、羽田は高価なビジネス航空で良いではないか。(いやみです)
最近蘇州出張が多くなった。本社が東京から蘇州に移転したからだ。使える航空は二つ:@成田〜上海浦東、A羽田〜上海虹橋である。上海虹橋行きの格安航空券は殆ど無い。@は上海から40Km離れている。Aは上海駅に近い。つまり、@は成田に、Aが羽田に相当する。
上海虹橋は伊丹空港ほどの規模であるが、上海市内にあり、蘇州へも近い。しかし市内故に拡張はできない。そこで、浦東に大空港を作った。成田の3倍の規模である。空港と上海都心近くまでリニア線があるが、最近地下鉄が開通した。地下鉄は所要1時間。リニアは半分以下。
リニアの料金は地下鉄の6倍である。おまけに都心まで乗り入れていない。どうせ地下鉄乗換えなら全部地下鉄でとなった現在である。これはJR東海のリニア新幹線の行く末を暗示している。
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南京虐殺記念館を訪問しました。通訳してくれた日本人女性の感想に、私の補足を追加してTweetします。
➊10月5日 南京虐殺記念館へ:昔から一度行って見たかった、虐殺記念館です。入り口のモニュメントの説明に、「悪魔がきた」と書かれていたので、あー、悪魔かあ‥‥と思いながら中に入りました。中はとてもきれいな公園で、いろいろなモニュメントがたくさんありました。
➋(広大な敷地にゆったりとした近代美術館風の記念館でした。訪れる人は団体が1/3、残りはデート風のカップル。5連休の最中で、かなり混んでいました)
➌展示室は思ったよりも感情的ではなく、淡々と日本軍が行ったことを展示している感じでした。展示の資料もほとんど日本からの虐殺の写真や当時の新聞記事、証言などで構成され、あとは、虐殺された場所から発掘された骨が展示されていました。
➍(展示は日本から提供されたものに、南京の大学などが集めた生存者インタビュの組合せでした。笠原十九「南京事件」(岩波新書)や本田勝一「南京への道」(朝日文庫)の章立てに同期した展示でした。事件は台湾に逃れた蒋介石国民党政府下で起こったので、今の政府は調査し直したようです)
➎過去に日本が何をしたのかを知って、同じことを起こさないようにするにはどうしたらいいか考えなければ、未来の平和や発展にはつながらないだろう、って思います。
➏(展示の後半は戦後日本の歴史改竄事実を坦々と展示していました。東中野修道「南京大虐殺の徹底検証」と松村俊夫による歴史改竄と出版社である展転社の夏淑琴(証言者)さんの名誉既存裁判の紹介も丁寧に紹介されていた)
➐殺された人の数がどうのこうの言うよりも、普通に生活していたら、いいお父さんだったかもしれない一般の人が「日本軍」になって人を殺した。その新聞記事をみて、皆が喜んでいた。ということが、本当に恐ろしいことなのだと思っています・・・
➑(死者は30万人―中国公式、2万人−日本側と対立している。日本側が狭い南京城内の死者に限定しているのが原因。そうまでして日本学者が洗脳し、日本国民が喜んで洗脳される“動機”に戦後日本の問題がある。)
➒(釣魚(尖閣)問題の大前提ポツダム宣言も。 The terms of the Cairo Declaration shall be carried out and Japanese sovereignty shall be limited to the islands of Honsyu, Hokkaido, Kyusyu, Shikoku and such minor islands as we determine. – Potsdam Declaration (July 26, 1945))
➓さすがに日本語は一言も聞こえてきませんでした。私も日本語を話す気にはなりませんけど。写真は午後から行った風景区の写真。人が多くてびっくり。タクシーの運転手に日本からだって言ったら、おー、と珍しがり、降りた後も、あっちの方向へ行けーとかいろいろ教えてくれました。(終わり)
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