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宮崎学氏の「小沢一郎へのアドバイス」(http://miyazakimanabu.com/)を、小沢氏本人か、その周辺の誰かが読んだのだろう。小沢氏の主任弁護人として、弘中惇一郎氏が就任したようだ。実はこの情報、数日前にあるお人から知らされていたが、「他言無用」ということだったので、口を噤んでいた。
ともあれ、弘中弁護士に今、つよく望むのは、何より偏向マスコミが小沢氏に加えた、「何でもアリ」のバッシングことごとくを、名誉毀損で訴えることだ。とくに、一昨日に当ブログでとりあげた、辛坊治郎の暴言、あれは確実に、名誉毀損の構成要件を満たしていると思う。
弘中弁護士は、村木厚子さん冤罪事件で名前をあげたが、他にも「ロス疑惑事件」の故・三浦和義氏や、「薬害エイズ事件」の故・安倍英氏の弁護も担当、無罪に導いている。どちらも、今の小沢氏同様、「希代の極悪人」としてマスコミが集中バッシングを加えた人物だ。
少し余談だが、三浦和義氏の事件については、僕は10年も前に、その作品を愛読していた本格ミステリ作家、島田荘司氏の1800枚に及ぶ大著「三浦和義事件」を読んで、「三浦氏はシロだった」と確信したが、その後の、彼の不可解な死までの数奇な経緯を追っていくと、出口のない迷宮に入り込んでしまったような気分に襲われる。
しかし、あの一級の記録文学を読んで得たものは、ひとりの一般人に対してリンチのような迫害を加えた、マスコミ、およびこのニッポン国住民そのものの、低劣な「成熟度」の有り様だった。小沢一郎という、わがニッポン国にとって有用な政治家を、「疑わしいから証拠がなくても裁判所に引きずり出せ」とする第五検察審査会のメンタリティは、あのときの、国をあげての「怪しきは罰せよ」という大合唱と、寸分も違わぬものであろう。
ともあれ、弘中惇一郎氏は、マスコミに対する名誉毀損事件のエキスパートと言ってもいい存在である。たとえば、以下のような事件も担当していた。
*****第172回 テレビ報道訴訟とBRC問題
人権と報道・連絡会の第172回定例会が3月11日夜、中央大駿河台記念館で開かれ、約40人が参加した。テーマは、帝京大ラグビー部事件テレビ訴訟。98年1月、同部員ら8人が集団レイプ容疑で逮捕された際、テレビのワイドショーは「事件」をセンセーショナルに報道、実名・顔写真入りで部員らをバッシングした。これに対して部員2人が冤罪を訴え、BRO(放送と人権等権利に関する委員会機構)に報道被害救済を申し立てたが、BRC(同委員会)は事実上、報道を容認。2人とその家族は日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日の3社を名誉棄損で提訴した。例会では、代理人の弘中惇一郎弁護士が、2月に原告勝訴の控訴審判決が出たフジテレビ訴訟を中心に訴訟経過を報告、報道被害を救済できなかったBROの問題点についても討論した******
記憶に残るこの事件、そうか、犯人とされた学生のなかには、冤罪を訴えている人がいたのか、と驚いてしまう。それが、どういう事件であったのか、当のBPOのサイトに詳細が載せられているので、参照してほしい。「問題ない」とするBPOの結論がどれだけクソであるのかは、フジテレビ訴訟での高裁判決で証明されているが、事件の経緯はこれで掴めるだろう。
委員会決定 第8号 帝京大学ラグビー部員暴行容疑事件報道
http://www.bpo.gr.jp/brc/decision/001-010/008_k_cx.html
弘中弁護士は、しかし、小沢氏強制起訴後の刑事裁判にのみ、かかわる方針であるそうだ。忙しいのは良くわかるが、せめて無罪確定後、小沢氏をさんざんコケにしたマスコミを血祭りにあげることを、伏してお願いしたいものだ。
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