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れんだいこのカンテラ時評828 れんだいこ 2010/10/18 22:10
【2010.10月政局考】
2010.10月政局を確認しておく。その前に、このところの政権を評しておく。小泉政権は狂人レイプ政権であった。ワシントンに中曽根以来の名宰相と持て囃され、田原らの政治評論家の多くが阿諛追従していたが、小泉はんは今頃何をしているのだろう。まさか本当の狂人になっているのではなかろうかと気になる。安倍政権は坊ちゃん丸出し政権であった。伝統的な右翼的保守政治を目指したかったらしいが、ホワイトハウスで子供扱いされ、腹下げしたままポシャってしまった。福田政権はムッツリ音無し政権であった。何をやったかさっぱり記憶がない。麻生政権は漢字読めない政権であった。愛嬌はあったのだが、選挙に勝つことだけ念願して大負けしたのがお笑いである。
鳩山政権は遊び人チャラスケ政権であった。マニュフェストのうち有料高速道路の無料化ぐらいはできそうだったのに、前原国交相が延ばしに延ばして賞味期限切れしてしまった。結局やる気がなかったのではなく、景気回復に資する政治はやらせない気が有ったと云うことになろう。腹案があるあると云いながら半年過ぎて辺野古案差し戻しとなったが、これにもあきれた。
では、菅政権はどう評されるべきか。れんだいこは、先の参院選での突如の消費税増税持ち出しによる敗北経緯が未だ解せない。結果責任を示さず落選閣僚を庇い続けた居直りも許せない。尋常な政治感覚ではないことが分かる。続く民主党代表選の不正選挙疑惑も未だクリヤ―していない。人の噂も45日で事なかれしている。菅改造内閣が始まったが、仙石、前原、岡田、北沢、枝野等々名うてのシオニスタンを重用している。一事万事口先とすることが違う。これらを考え、夢遊病政権と名付けようと思う。覇気がないのも致し方なかろう。能力的には、菅以前がケタ違いの粗脳政権だったので、菅の粗脳が特段責められる必要はなかろう。気になるのは、小泉を軸として、その後の安倍、福田、麻生の流れよりも菅の方が小泉に近いエセ構造改革路線を踏もうとしていることではなかろうか。これが菅政権の正体の気がする。
鳩山政権下で秘かに進行したのが原子力発電行政の推進であった。菅政権下で進行しようとしているのが北沢防衛相主導による「武器輸出三原則」の見直しによる「武器輸出解禁」の動きである。例によって、前原外相が後押ししている。意図的故意の日中離間外交が採用されそうである。菅政権は、相変わらずの財政破綻政策を敷いているからして、いずれこれを口実とした増税政策が待ち受けている。青年よ、職がなければ自衛隊に入れ、続いていつまでも後方守備は卑怯であるから前線に投入せよと云うことになろう。続いて東京都庁の方から核武装論が浮上し、アメリカにノ―と云える日本を掛け声しながら、日米同盟進化を目指すことになろう。中国、北朝鮮になめられるなと云いながらナメクリ論が喧しくなろう。こういう流れが容易に推理できる。
さて、思えばもう1年前になる昨年の政権交代で何が変わったか。あの時、瞬間でも日本政治に夢があった。それが鳩山政権、菅政権と続いているうちにしぼんでしまった。何も変わっていない、変わろうとしていない。変わったのは自公と違う顔ぶれの大臣が生まれただけである。イス取りではしゃぐ姿はまるで同じである。政治家主導政治を目指すと云いながら、官僚作文をうつむきながら読み続けて答弁する姿がお笑いである。事業仕訳を売りにしているが、防衛利権には手がつけられない。その腹いせに公共事業利権を採り上げては正義ヅラしている。中国、韓国のインフラ整備は着々進んでいるが、我が日本は逆走し続けている。公共事業費を社会保障費に回せの論が相変わらず盛んで、それでいて社会保障費予算食い合いの新たな利権が生まれているのに見て見ぬするのはお笑いである。
この間はっきりしていることは、政権交代選挙の前から今日まで1年有余、一貫して反小沢政治にシフトしていることである。これに対するマスコミメディアの後押しがきつい。下手に学ぶと反小沢になるよう論調が仕掛けられている。現代は下手に学んでバカになる時代なので上手に学ばねばならない。ネット言論に耳を傾けるのが良い。特にれんだいこ節を聞くのが良いふふふ。
れんだい節によると、目下の日本政治から二つの結論が出てくる。一つは、自公も民主も役に立たなかったと云うこと。一つは、最後の希望として小沢政治を見てみたいと云うこと。今後、この二つのベクトルが縄をなうようにして政争を創り出すのではなかろうか。前者に従うと、自公、民主以外の新党を捜す流れになる。これはナベツネの動きを見れば良い。後者に従うと、小沢政権待望論になる。国会が芝居小屋になり漫談が続くに応じて、政局は次第にここへ絞られて行くのではなかろうか。この動向察知が僅かな政治の楽しみになりつつある。貧相な楽しみではある。
2010.10.18日 れんだいこ拝
れんだいこのカンテラ時評827 れんだいこ 2010/10/16 13:08
【まだ云うか日共よ恥を知れ!証人喚問狂と化している日共党中央への公開質問状】
2010.10.13日、日共の穀田恵二国会対策委員長は国会内で記者会見し、小沢どんへの疑惑究明に関して証人喚問を強く要請し、政治倫理審査会での弁明の動きについて次のように述べた。「論外だ。証人喚問を行って政治的道義的責任の追及と真相解明を行うことが国会に求められている」、「政倫審は議事録も出されず傍聴も許されないなど密室でおこなわれることが基本となっている。そのうえに、ウソをついても偽証罪にも問われない」、「(虚偽記載の対象となっている政治資金)4億円の原資が、公共事業に絡んだ国民の税金の還流ではないのかという疑惑が問われている。虚偽記載が問われていることからしても、ウソがつけない場で行う必要があり、証人喚問以外にない」。
れんだいこが云い換えておく。
「論外だ。証人喚問を行って政治的道義的責任の追及と真相解明を行うことが国会に求められている」、「政倫審は議事録も出されず傍聴も許されないなど密室でおこなわれることが基本となっている。そのうえに、ウソをついても偽証罪にも問われない」、「共産党の最高指導者として長らく君臨してきた宮顕の戦前の党中央委員査問致死事件の居直りが、政治倫理に絡む国民への最大の不正ではないのかという疑惑が問われている。現下の日共党中央が宮顕の猫ダマシ弁明を擁護し続けていることからしても、ウソがつけない場で行う必要があり、証人喚問以外にない」。
何だ、殆どそのまま使えるではないか。こうなると、日共は、手前の党の問題である宮顕問題では国会証人喚問不要、他党の問題である小沢問題では必要とする二枚舌論拠について釈明する責任があろう。それにしても日共の証人喚問好き、それも得手勝手さにあきれてしまう。れんだいこには、小沢問題のそもそもは秘書寮の建設問題であり、宮顕問題は殺人罪に絡んでいる。殺人罪の証人喚問の方が数百倍必然性があると思う。これを逆に説く赤仮面正義の化けの皮を剥いでやりたい。
日共機関紙の10.16日付け赤旗主張は、小沢どん側の行政訴訟提訴を受けて、「小沢氏証人喚問 『密室で弁明』は通用しない」の見出しで次のように反論している。漏洩しつつある検察審査会の経緯、特に審議過程のイカガワシサを何ら言及せぬまま、「検察審査会が小沢氏を起訴すべきだとしたのは当然です」と検察審査会正義論を唱えている。小沢どん側の行政訴訟提訴に対して「悪あがきそのものです」とまで述べている。こうなると、世に云う冤罪被害者は今後どう闘えば良いのだろうか。これはお上の論理論法そのものではなかろうか。
続いて、近代刑訴法の「推定無罪」の原則に対して次のように述べている。「『推定無罪』の原則を持ち出して小沢氏への追及をかわそうなどというのは通用しません。刑事責任と政治的道義的責任はもともと別の問題であり、国民の選挙で選ばれる国会議員は疑惑がもたれただけでも国民の前に説明する重大な責任を負います」。これも又何と露骨な人民裁判論法であることか。人は法で裁かれるだけでなく、「疑惑がもたれただけで重大な責任を負う」だと。相手が疑惑を持つ持たないにまで責任を持たされるなどと云う恐ろしいことがあって良いものだろうか。これについては末尾で繰り返そう。
政治倫理審査会と証人喚問について次のように説明している。「昨年問題が発覚して以降小沢氏はただの一度も国会で説明したことはありません。民主党が持ち出そうとしている政治倫理審査会は取材も許さず、記録も残らない『密室』です。議院証言法にもとづく証人喚問なら偽証に対し告発することもできます。国会での小沢氏への追及は『密室』ではなく証人喚問でおこなわれるべきです」。これについても後で触れよう。結びはこうだ。「菅首相と民主党があくまで証人喚問を拒み続けるなら、小沢氏同様、疑惑にふたをするという国民のきびしい批判を免れません」。これについても末尾で触れよう。
もとへ。宮顕は単に共産党の最高指導者として長らく君臨してきたばかりではない。参議院議員として1977(昭和52).7月の初当選から1989(平成元)年までの2期12年間、れっきとして国会議員を務めている。特に、民社党の春日委員長の参院選時の言及に端を発して以来の1976年初頭前後よりリンチ事件の真相解明を廻って宮顕自身が証人喚問される動きがあった。今にして思えば、なぜこの時期に持ち上がったのか奇妙である。れんだいこは裏に仕掛けが有ったと推理するが、ここでは問わない。そのさ中でロッキード事件が勃発した。それまで守勢の宮顕が突如、角栄徹底追及の旗頭として与野党周旋に乗り出し、その喧噪のさ中でいつの間にかリンチ事件の真相解明が不問にされ今日まで経緯していると云う不自然さがある。
いずれにせよ、宮顕は、かって殺人罪で逮捕され、それに基づく判決が下され、刑事併合犯で獄中入りしていた。終戦後、他の同志の政治犯特赦ではなく、一足早い生命危篤理由の政治主義的な釈放で刑期満了せぬまま出獄している。その後、「将来に向てその刑の言い渡しを受けざりしものとみなす」という復権証明書を手に入れているが、これはあくまで政治主義的な訴追の免責証文であって、事件の真実が解明された訳ではない。つまり、戦前のリンチ事件の真相は未だに未解明のまま歴史に遺されていることになる。
日共は、そういうイカガワシイ履歴を持つ人物を12年間に亘って国会議員に送り出していた党としての責任がある。この責任から逃げ回り続けている日共が、角栄パッシング、小沢パッシングに狂奔している姿がオゾマシイ。日共が小沢の証人喚問に首ったけになるのであれば、この際抱き合わせでリンチ事件に対して責任ある回答をしたらどうだろうか。致死せしめられた小畑党中央委員は未だスパイの汚名を着せられている。我々及び小畑氏の遺族は、それを要請する権利があると思う。
日共よ、小沢どんに対してあらん限りの罪状で責めるなら、その前に自ら宮顕のリンチ事件に対して責任ある事件報告書を提出せよ。まず我が身の潔癖を証明してから人を責めよ。これが真の政治責任、倫理道徳責任のマナーではなかろうか。万一、事件報告書に虚偽ないしはすり替え弁明が確認されたなら、相応の党的責任を問うべきである。穀田国会対策委員長は当然ながら偽証辞職を覚悟せよ。
外に向けては云いたい放題、内輪のことになると居直りは許されまい。そういう独善作法は法治主義国家では通用すまい。通用させてはなるまい。日共は、本来であれば、この問題を解決しない限り議会制民主主義政党の資質失格に相当する。然るに、これを許され、その代わりに日本の有能政治家の摘発、訴追に加担させられているとしたならイカガワシイこと極まりない。れんだいこは、日共党中央の役割はここにあると見立てている。選挙での自公候補を有利にさせる為の立候補戦略も本質的に同じである。
さて、最期に日共の物言い通りに云い換えておこう。「『推定無罪』の原則を持ち出して宮顕への追及をかわそうなどというのは通用しません。刑事責任と政治的道義的責任はもともと別の問題であり、国民の選挙で選ばれる国会議員は疑惑がもたれただけでも国民の前に説明する重大な責任を負います」、「問題が発覚して以降、共産党はただの一度も国会で説明したことはありません。政治倫理審査会は取材も許さず、記録も残らない『密室』です。議院証言法にもとづく証人喚問なら偽証に対し告発することもできます。国会での共産党への追及は『密室』ではなく証人喚問でおこなわれるべきです」、「志位委員長と共産党があくまで証人喚問を拒み続けるなら、疑惑にふたをするという国民のきびしい批判を免れません」。
リンチ事件につき更に知りたい方は次のサイトで学ぶが良かろう。
別章【小畑中央委員査問リンチ致死事件考】
(tttp://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/rinchizikenco.htm)
宮地健一氏の「スパイ査問事件と袴田、逸見教授政治的殺人事件」
(tttp://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/spysamon2.htm)
2010.10.15日 れんだいこ拝
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