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習近平氏、胡主席後継に内定 中国・軍事委副主席に(asahi.com Oct. 18,2010)
http://www.asahi.com/international/update/1018/TKY201010180309.html
【北京=峯村健司、吉岡桂子】北京で開かれていた中国共産党の第17期中央委員会第5回全体会議(5中全会)は18日、習近平(シー・チンピン)国家副主席(57)を軍の最高指導機関、中央軍事委員会の副主席に選出することを決めた。軍の人事を握る要職に就いたことで胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席(67)の後継者となることが内定した。会議はまた、来年から5年間の中国経済の指針となる「第12次5カ年計画」の基本方針を決めた。
軍事委副主席のポストは、最高指導者になるための最重要条件の一つ。習氏は共産党序列6位の政治局常務委員でもあり、党、国家、軍の要職がそろったことになる。胡氏も総書記就任の3年前にこのポストに就き、次期最高指導者の地位を確定させた。大幅な世代交代が進むとみられる2012年の第18回党大会で、胡氏は2期10年の任期を終えて党総書記を退き、代わって習氏が22年までの最高指導者になる見通しとなった。
副首相を務めた故・習仲勲氏を父に持つ習氏は82年、河北省の県幹部を皮切りに、25年間にわたり福建、浙江などで地方行政に携わってきた。江沢民・前国家主席(84)や、「太子党」と呼ばれる高級幹部の子弟グループの曽慶紅・前国家副主席(71)らの後押しで、07年の第17回党大会で政治局常務委員に抜擢(ばってき)された。
胡氏も務めた中央党校校長や、党務を仕切る党中央書記局筆頭書記に就いた後、08年3月に国家副主席になった。北京五輪(08年)の責任者として国家的イベントをこなして権力基盤を固め、「第5世代」と位置づけられる次期指導部の中心的存在になっていた。
習氏は昨年9月の4中全会で軍事委副主席への選出が有力視されていた。党関係者によると、直前の党内部会議では選出が内定していたものの、「時期尚早」との理由で先送りされたという。
09年の訪日時は天皇陛下とも会見。今年5月に北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が訪中した際には胡氏とともに首脳会談に臨むなど、対外的にも有力な後継候補であることをアピールしてきた。
今後、習氏を中心とした後継体制作りの動きが活発化するとみられるが、習氏に近い「太子党」と、胡氏の政治基盤であり次期首相就任が有力視されている李克強(リー・コーチアン)・副首相(55)が属する共産主義青年団(共青団)グループとの間で、人事をめぐる駆け引きが激化しそうだ。
一方、第12次5カ年計画の基本方針については、会議後に発表されたコミュニケによると、向こう5年の経済の主な目標として、「安定した比較的速い経済成長」などと並んで、「国民の収入の比較的速い増加」も盛り込まれた。所得の配分の見直しも促した。頻発するストライキにうかがえる労働者の不満に対応したものとみられる。
会議では、気候変動の問題にも積極的に対応し、省エネ・環境を重視した発展を目指すことでも一致した。
――習近平氏は2009年12月15日に天皇天皇陛下と会見している。その経緯の中、宮内庁の羽毛田宮内庁長官は、ドタバタ記者会見を開き、官僚特有の論理「前例にない」から、この会見要請は官邸の強要で不当なものだとメディアに暴露した。これに対し小沢一郎氏は、官邸に叛旗を揚げるのはけしからん、文句があるなら長官を辞めてから言えと一喝した言われている。
小沢一郎氏は先を見ながら、人治が主流の中国との関係構築にいかに腐心していたかが分かる。
このことについて、今日の「小沢無視」の主要メディアは何も伝えていない。
かくコメントする私は、特段親中や親米ではない。自主独立派である。
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