http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/742.html
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新「日米安保共同宣言」見送り、普天間進展なく (読売オンライン 2010年10月17日03時04分)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101016-OYT1T01093.htm
日米両政府が、日米安全保障条約改定50周年を記念して11月のオバマ大統領来日時にまとめたいとしていた包括的な新「日米安保共同宣言」の策定を見送る方針を確認したことが16日、分かった。
複数の日米関係筋が明らかにした。両政府は共同宣言より格が一段低い、個別分野での共同声明については引き続き調整していく考えだ。
両政府は昨年11月の鳩山前首相とオバマ大統領の首脳会談の際、1年後の大統領訪日までに日米同盟深化のための協議を行うことで一致。特に「核の傘」を含む拡大抑止、情報保全、ミサイル防衛、宇宙、防災などの分野を挙げ、1996年の「日米安保共同宣言」を更新する形で新たな日米同盟の姿を描く共同宣言作りを念頭に置いていた。
(引用おわり)
1996年の「日米安保共同宣言」というのはこれです。
↓
「日米安保共同宣言・21世紀へ向けての同盟」(クリントン・橋本)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/sengen.html
日米安保が、いつのまにか「日米同盟」にかわってしまった、大もとのもの。
それなのに日本語公式文書がない、仮訳のみ。
何より、国会(国民)の関与を経ていない。
孫崎氏は、「調印した時には、その人たちは意味を分かっていなかったんじゃないでしょうか」といっています。
↓
岩上安身オフィシャルサイト 2010年02月11日
「日米同盟の意味を、締結した政治家や官僚も含めて、誰も知らなかったんです」〜1月14日、孫崎享元外務省国際情報局長インタビュー
http://iwakamiyasumi.com/archives/251 をぜひご参照ください。
「一段低い、個別分野での共同声明」というのは、たとえばこれです。
↓
2010年1月 「日米安全保障共同声明」(クリントン・ゲーツ・岡田・北沢)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/anpo50/kh_1001.html
「日米安全保障条約署名50周年に当たって」のもの。仮訳のみ。
ついでに−
↓
2010年5月 「日米安全保障協議委員会共同発表」(クリントン・ゲーツ・岡田・北沢)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/joint_1005.html
5月末普天間「決着」のときのもの。
これも仮訳のみです。いつもそうなのですね。
もっとも、やられっぱなしではない。反撃も始まっています。
↓
日米共同声明撤回求め決議 (ロイター・共同 2010年10月15日 22:04)
http://jp.reuters.com/article/kyodoPoliticsNews/idJP2010101501000693
日米共同声明で米軍普天間飛行場の移設先とされた沖縄県名護市の市議会が15日、同市辺野古への移設は容認できないとし、共同声明撤回を求める意見書と決議を17対9の賛成多数で可決した。
意見書と決議は、日米共同声明について「県外移設を求める名護市民、県民の意思に沿わない。民主主義を踏みにじる暴挙」と批判し、「これ以上の基地負担押しつけは県民への差別的政策にほかならない」と抗議。
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