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2010年10月16日 掲載
おぞましい展開になってきた 東京都知事選の行方
ついに民主党熟女議員の名前も
来年4月の東京都知事選が早くもバカげた騒ぎになってきた。
石原慎太郎知事(78)が4選出馬に含みを持たせたかと思えば、宮崎県の東国原英夫知事(53)も色気たっぷり。蓮舫行政刷新相(42)とか自民党の小池百合子総務会長(58)、すっかり影が薄くなった新党改革の舛添要一代表(61)、中田宏前横浜市長(46)らの名前も挙がっている。
タレント政治家だけではない。民主党の“熟女議員”の面々まで浮上し始め、いよいよおぞましい展開になってきた。
「一部で報じられているように、蓮舫氏や海江田万里氏ら現職大臣が都知事選に出るのは現実的には難しい。そこで民主党内では、都連会長の経験があって先の参院選で落選した元党副代表、円より子氏(63)が急浮上しています。ほかには小宮山洋子厚労副大臣(62)の名前も挙がっている。彼女は入閣が確実視されながら副大臣だったことに腹を立てていて、転身がささやかれているのです」(永田町事情通)
“ウルトラC”もある。自民党から出られなくなった舛添氏が民主党から出馬する説だ。最近、民主党に秋波を送っているのはそのためではないかといわれている。
では、自民党はどうか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が言う。
「党三役の小池百合子氏の出馬は難しい。丸山和也氏の方が可能性はあるでしょう。副知事の猪瀬直樹氏は、自民党都連に嫌われているから厳しいのではないか。もし、有力な候補がいない場合、自民党は再び石原知事を担ぐ可能性も捨てきれません。石原氏としても自分の目の届く後釜が欲しい。東国原氏ではたまらないと思っているはずです。2年など期間限定の“密約”付きなら、4選出馬もあり得ます」
ところで、東国原知事はどこから出馬するのか。本人は「さまざまなところからアプローチがある。ドラフト会議にかけられている心境」なんて言っていたが、「彼を担ごうと考えている党は聞いたことがない」(政界関係者)との声も。
都知事選まであと半年。まだまだ、何が飛び出すか分からない。
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