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「これからもずっと一緒にやっていきましょう」。民主党代表選で小沢一郎元代表が菅直人首相に敗れた9月14日夜、東京・浅草のレストラン。小沢氏支持で戦った鳩山由紀夫前首相と、小沢グループ幹部の鈴木克昌副総務相らが会食。鳩山氏側近がアワビステーキをつついていた鈴木氏に小沢、鳩山両グループ合同勉強会の構想を持ちかけた。「それはいいですね」と鈴木氏は応じ、同席した鳩山氏も「私もお役に立てれば」と賛成した。
鈴木氏が小沢氏に伝えると、小沢氏は「大いにやってくれ」と構想を進めるよう指示した。両グループは政策集団として存続するが、それぞれを定期的に開く合同勉強会にぶら下げる「対等合併」が検討されている。
小沢氏側は衆院新人の一新会倶楽部、衆院中堅若手の一新会を統合して「大一新会」とし、鳩山グループと大同団結。小沢氏に近い樽床伸二前国対委員長や原口一博前総務相、鳩山系で新グループを発足させた小沢鋭仁前環境相の引き込みも狙う。すべて合流すれば党所属議員のほぼ半数を占める「一大反主流勢力」の誕生となる。
狙いは、検察審査会から起訴議決を受け、政治的危機にある小沢氏の求心力維持だ。一新会幹部は「刑事被告人が勉強会の会長をやって悪いわけがない。1年の裁判ぐらいあっという間だ」と語る。鳩山氏側もてこ入れの必要を感じている。代表選では小沢氏を支持して敗れ、「首相再登板」の芽もない。
「首相を目指すリーダー」を持たないがゆえに、求心力を保つために「数」による膨張政策で生き残りを図る狙いのように映る。
◇「小沢離れ」動きじわり
民主党内の「非主流派大合併」の動きには、小沢氏の側近らが巧妙に手を打ってきた節がある。
樽床氏が4日に発足させた新グループ「青山(せいざん)会」の代表世話人には小沢氏側近の三井辨雄副国交相が就任し、にらみをきかせる。「反主流派」の枠組みに樽床氏のグループをとどめておこうという思惑が強い。
樽床氏は6月の代表選で小沢グループの支援を受けたため、青山会は小沢氏の「別動隊」との見方がある。だが、9月の代表選でなかなか小沢氏支持を打ち出さず、小沢氏側近議員には樽床氏への不信感がくすぶる。
また、小沢前環境相の新グループには一新会会長代行の奥村展三衆院議員を世話人として送り込む。小沢前環境相の「独自行動」には鳩山グループ幹部間で反目が高まり、鳩山、小沢両氏側が警戒している。
だが、こうした取り込み工作とは裏腹に、展望の見えない「小鳩連合」から距離を置く動きも出始めている。
「政権交代を果たした先輩の功績は認めるが、長く政権を担うには第2世代が頑張らなければならない」。樽床氏は青山会発足のあいさつで「小沢離れ」をにじませた。発足が起訴議決公表と重なったのも因縁含みだ。
グループには大阪選出の樽床氏と地盤が近い関西選出の若手議員を中心に小沢氏に批判的な議員も少なくない。樽床氏は最近、菅首相批判に慎重で、小沢氏から微妙に距離を置く。青山会幹部は「小沢さんに抱きつきもしないが、反目もしない。数を持つ小沢グループと、リーダーを持つ我々との共存は可能だ」と明かす。
小沢グループは150人の大集団とはいえ、小沢氏を除いてめぼしい首相候補はいない。足元を固めようという動きの一方で、「小沢氏の福音は尽きた」(中堅議員)とグループ内での「小沢離れ」もじわりと進む。
この中堅議員は、議員会館の自室に飾った小沢氏とのツーショット写真の下に菅首相の写真をしのばせている。小沢氏支持の新人議員も「1年以上も裁判が続けば不安になる」と、不安定な議員心理をのぞかせる。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101017k0000m010081000c.html
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