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http://www.amakiblog.com/archives/2010/10/16/#001708
米国の御用新聞と化した朝日新聞
いまに始まったことではないが、朝日新聞の対米従属ぶりはここにきて目に
余るものがある。
その証拠の一つを10月16日の紙上にまた見つけた。
「記者有論」というコラムのなかで星浩編集委員がこう書いている。
アセアン(東南アジア諸国連合)のジャーナリスト6人と最近意見交換
をした時のやり取りであるという。
アセアンの記者たちを前に星浩はこう話したと自慢げに朝日新聞紙上に語っ
ている。
これはアセアンの記者との意見交換の紹介であるとともに、朝日の読者に
対する説教であり、洗脳でもある。
「尖閣事件やノーベル平和賞の問題で日本国民は中国との体制の違いを実感
した。日本は米国やアセアンと連携して中国と向かい合う必要がある」、と。
これに対してアセアンの記者の一人がつぶやいたという。
「アセアンが面と向かって中国を批判するのは難しいのです」、と。
星浩は卑劣な記者だ。
こういうアセアン側からの記者の言葉をさりげなく引用し、アセアンまでも
がここまで中国を恐れているという事を言おうとしている。
このアセアン記者の発言は嘘ではないだろう。アセアンにとって中国は脅威
である。
しかし星浩はあえて書かないが、このアセアン記者の発言の裏にある
アセアン諸国の本心は、決して中国の脅威をおそれ、中国の傲慢さを批判して
いるのではない。
アセアンの本心はこうだ。
アセアンの将来にとって米国も中国も強大で脅威だが、それらとの協力関係
はともに必要だ。その一方に与して他方と敵対する事は出来ない。米国と中国が
対立するのではなく協力してアセアン
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