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反戦な家づくり 様ブログ
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10月16日記事
やっぱり! 検察審査会の実態
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-957.html
(以下に全文転載)
語るに落ちる という言葉がある。
次の記事などはまさにこれか。
(引用開始)
2年前に審査員を経験した関東地方の男性(60)は「行政訴訟という対処は筋が違う。小沢氏は今までの発言通り、刑事裁判で堂々と争えばいいのに、提訴は戦術としか思えない」と首をかしげる。
男性は、検審が告発事実以外も審査の対象としたことを小沢氏側が「違法」と訴えた点について反論。自らの経験を振り返り、「審査するときは検察から提出された捜査資料が基になる。告発事実になくても資料に載っていれば重視しなければならないと考えるのは当然だろう」と話した。
また、「結論を出すと必ずどこからか恨まれる」とも話し、提訴によって今後、自由な審査ができなくなる可能性を懸念した。
(2010.10.15 産経)
第一に、どこから審査員経験者を捜してきたのか。年齢さえ明かせない極秘事項ではないのか?
第二に、戦術として提訴することに、何の問題があるのか。同じ記事中で審査会事務局も言うように、提訴も権利だ。それに文句をつける権利は審査員にはない。
第三に、検察から提出された捜査資料が基になるのであって、捏造前田の「作文」した資料を基に審査員は判断したのである。
第四に、これが最大の問題だが、告発事実になくても云々という部分。これ即ち、審査員が検察審査って何なのか理解せずに審査していたことを自白している。
検察審査は、告訴告発を受けた件について、検察が起訴しなかったことの白黒を判断する場所だ。
告発された人のことを判断するのではない。
検察が不起訴としてことの是非を判断するのである。
告発者が検察に投げたボールを、検察は受け取らなかった。その是非を判断するのが審査会。
だから、投げられてもいないボールを手品師のように懐から取り出して、こっちのボールを受け取らなかったのは不当だ、というのは、まさに「筋が違う」
そもそも投げられてもいないボールは、当然ながら検察は受け取ることはできない。
それを、不当だと言われても検察だって困っちゃう。
まして、そんな理由で「強制起訴だ」というのならば、そんな審査会のほうが不当である。
そして第五であるが、自由と無責任は違うということだ。今の検察審査会は、人を強制的に起訴できる検察に匹敵する強大な権力を持っているにもかかわらず、完全に匿名で、まったく誰にも責任を負わない。
検察ですら顔と名前を晒して起訴をする。
その他、あらゆる権力を行使する人間は、その存在が明らかにされ、しかるべき相手に対してその責任を負っている。少なくとも、形式的にはそうだ。
ところが、検察審査会だけは、その強大な権力にもかかわらず、完全にまっったく100%責任を負わない。
まさに、無責任のやりたい放題なのである。
2チャンやブログのコメント欄で汚い言葉を並べる連中と、その意味では何ら変わらない。
国会に対してまで匿名で議事録をも秘匿するとすれば、こう言われても反論できまい。
強制起訴権さえなければ、あるいは匿名でも良いかもしれない。
最終的な起訴の責任は検察が負うからだ。
しかし、強制起訴になれば、その責任は検察審査会以外には負うものはいない。
その審査会が匿名で議事秘匿となれば、クークラックスクランが白いずきんをかぶって襲いかかるのと同じだ。
間違ったことをすれば、その責任は問われる。
行使する権力の大きさに応じて、問われる責任も大きくなる。
こんなことは、あったり前田の捏造証拠がなくたって証明できる、自明の論だ。
以上、苦し紛れでどこからか登場させた国家機密の審査員は、検察審査会とは何じゃということを、全くなんにも理解しないで審査していたことを、独白しているのである。
そして、こんな記事を載せているマスゴミ各紙も、まったく同じレベルである。
夜中に邸宅街を、大きな荷物を持って黒い服を着て歩いていた。
それだけで、彼は泥棒なのであろうか。
それだけで、起訴されて裁判にかけられなくてはならないのだろうか。
結果的に無罪になったとしても、そんなことで被疑者の汚名を着せられ、裁判の負担を強制される悲劇が、あっていいものなのか。
しかも、彼を強制起訴した張本人は、どこの誰かも分からず、その間違いについて責任をとらせることはできず、謝罪も釈明すらない。
それどころか、「間違っても、それを責められたら自由な判断ができなくなる」とうそぶくのである。
無責任で強大な権力が国を動かすことを、専制とか独裁などという。
私たちは、トナリの金正日をそういって批判している。
しかし、秘密で匿名な検察審査会は、ミニジョンイルではないのか。
こんな制度を糺すためにも、小沢氏の戦いには注目し、声援を送りたいと思う。
(転載終了)
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