http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/517.html
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http://amesei.exblog.jp/12076215/
2010年 10月 14日クライメート・ゲートの追及の次は「検審ゲート」(I-Pゲート)の追及をすべきだ
アルルの男・ヒロシです。
小沢一郎の強制起訴を議決した、東京第5検察審査会( Tokyo No. 5 Committee for the Inquest of Prosecution )の検察審査員の素性についてはまったく分かっていない。朝日新聞など一部のメディアが補助弁護士周辺から聞き取り調査した内容に基づいて記事にしているだけだ。
前に書いた内容をくり返しておく。
今のままでは本当に審査員が生身の人間で存在していたのか、そしてきちんと時間をかけて審査をしたのか分からない。もしかしたら私が最初にこのニュースを聞いたときにツイッター上で指摘したように、本当に平均年齢30.9歳の審査員11人は存在しない可能性もまだ残っている。そもそも裁判員は裁判所に行けば会えるが、検察審査員は裁判員経験者のように記者会見もしない。裁判員がするなら当然審査員も記者会見を行うべきなのだ。審査員を引き受ける人間に自分の決断が大きな影響を与えることもあることを自覚させるためにも、何らかの記者会見は行うように制度を変えるべきだ。
そして、昨日の新聞では、検察審査員たちの実在性にさらに一層の疑いを投げかける情報がなんと検察審査会本体から出てきた。
まずは12日の時事通信と毎日新聞である。
(引用開始)
平均年齢33.91歳に訂正=小沢氏起訴議決時の検察審査員
小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏の起訴議決を行った東京第5検察審査会は12日、議決に加わった審査員11人の平均年齢が33.91歳だったと訂正した。4日の議決公表時には30.9歳としていた。
審査会事務局によると、1人の年齢を足し忘れたまま11人で割り平均年齢を算出していた。今月8日に計算ミスに気付き、審査会長(審査員の中から互選)に諮り訂正を発表した。男性5人、女性6人の内訳は変わらない。
小沢氏は7日、審査会について「11人の委員ということと、平均年齢30歳ということしか分からない。全くの秘密のベールの中に閉ざされている」と指摘していた。(2010/10/13-01:12)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010101200860
検察審査会:小沢氏議決の委員年齢訂正 平均33.91歳
東京第5検察審査会の事務局は12日、政治資金規正法違反(虚偽記載)で小沢一郎・民主党元代表を強制起訴することを決めた「起訴議決」(4日公表)にかかわった審査員11人の平均年齢を「30.9歳」から「33.91歳」に訂正すると発表した。事務局の担当者の計算ミスが原因で、事務局は「誠に申し訳ない」と謝罪した。
事務局によると、平均年齢を計算する際、担当職員が37歳の審査員の年齢を足し忘れ、10人の合計年齢を11で割るなどしていた。議決公表後に一般市民らから「平均年齢が若すぎて不自然ではないか」などと問い合わせがあり、再計算したところミスが判明した。【和田武士】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101013k0000m040085000c.html
(引用終わり)
ところが、この記事を見たジャーナリストからこの計算は成り立たないという意見が出た。
(引用開始)
記事を参考に平均年齢を計算してみると、30.90歳と33.91歳の合計年齢差は「33歳」(33.91×11ー30.90×11)であり、計算し忘れたとされる37歳で計算した場合の平均年齢は「34.27歳」で、訂正後に発表された「33.91歳」にはならない。問題は、記事中にある「年齢を 11で割るなど」の「など」の部分で、ここが誤差の原因である可能性もあるが、どの新聞社の記事も「など」の中身についての説明はない。計算間違いの真相は、いまだ闇の中だ。
そうはいっても、37歳を計算し忘れたことで、正しい平均年齢が34.27歳である可能性が推認されることになった。いろいろあったにせよ、計算間違いを2度もおかすという事務局の怠慢が明らかになり、検察審査会の運営方法にも厳しい視線が向けられることだろう・・・ という結語でもってこの話題は終了するはずだった。(編集部追記:検察審査会事務局は電話での回答で他の審査員の年齢も間違えていたことを認める回答をしているとの情報あり。編集部でも確認中です)
だが、この「34.27歳」という数字は、さらなるミステリーの始まりすぎなかったのだ。
カンの鋭い読者は、すでにお気づきのことだろう。そう、この「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の起訴相当の議決を下した審査員 11人の平均年齢「34.27歳」とまったく同じなのである。なお、検察審査会は、1回目と2回目の議決で審査員の全員を入れかえたと発表している。いったい、この確率は何パーセントなのか。もはや計算する気もおこらないほどだ。
《THE JOURNAL》
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/10/post_677.html
(引用終わり)
ところが、また検察審査会の側が年齢の計算間違いがあったとして再度情報を発表した。日経新聞からの記事である。
(引用開始)
検察審の平均年齢を再訂正、34.55歳に 小沢氏の起訴議決
2010/10/13 21:50
日本経済新聞 電子版
小沢一郎・民主党元幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会は13日、小沢氏を起訴議決した9月14日時点の審査員11人の平均年齢を「33.91歳」から「34.55歳」と再訂正した。訂正前は審査員就任時の年齢で計算していた。
平均年齢は当初「30.9歳」と公表したが、計算ミスが発覚して12日に訂正したばかりだった。
以前の議決も議決日を基準に平均年齢を再計算したところ、同検察審が小沢氏を「起訴相当」とした1回目の議決は34.55歳、7月に小沢氏を「不起訴不当」とした第1検察審は50.00歳。鳩山由紀夫前首相を「不起訴相当」とした第4検察審は52.36歳だった。
(引用終わり)
さらに次のような記事もある。
検察審査員年齢再々訂正を発表 だがやはりへんだ!
「少なくとも11人のうち7人が、就任日から議決日までの間に誕生日を迎えることになります。」
(↑:URL:http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=98073 上記「 」付は投稿者 同URLを下記*****以下で投稿者が転載)
*****
http://www.olive-x.com/news_30/newsdisp.php?n=98073
検察審査員年齢再々訂正を発表 だがやはりへんだ!
小沢氏の審査員、平均34・5歳 年齢は議決時で統一
東京第5検察審査会の事務局は13日、資金管理団体の収支報告書虚偽記入事件で不起訴とされた民主党の小沢一郎元代表を強制起訴すべきだと議決した審査員11人の平均年齢について、議決日の9月14日時点では34・55歳だったことを明らかにした。
事務局は12日に平均年齢を当初明らかにしていた30・90歳から33・91歳に訂正したばかり。審査員はほぼ半数が互い違いに任期6カ月で入れ替わることから、これまで明らかにしてきた平均年齢は二分される就任日の時点で算出していたという。
事務局によると、11人の就任日は、6人が5月1日、5人が8月1日。平均年齢をめぐって二転三転となった対応に、担当者は「就任日時点では実態にそぐわないと判断した。今後は議決日時点で統一したい」と釈明している。
2010/10/13 20:40 【共同通信】
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34.55歳×11=380.05歳(11名合計)
33.91歳×11=373.01歳(11名合計)
380.05歳-373.01歳=7.04
(380-373=7※年齢は整数)
少なくとも11人のうち7人が、就任日から議決日までの間に誕生日を迎えることになります。
(--;
*****
以上のようにきわめて不可解な点が多い。審査請求者の政治的思惑についても色々議論されている。
こうなった以上は、もし本当に、審査会事務局や補助弁護士たちの脳内だけではなく、実際に審査員が存在するのであれば、彼らは記者会見を行うと同時に、審査の経緯を詳しく証言すべきである。法律上は難しいかもしれないがそれが道義的な義務である。
それが出来なくとも少なくとも、審査会の議事録を今すぐ生のデータの状態で公開し、速やかに再度、すでに論じられている、審査対象事実の追加部分を除外した法律的な論議を行う形で再度、前の審査は無効であることを確認した上で、シュクシュクと審査を行うべきだろう。
地球温暖化のデータを科学者が改ざんしていたという疑惑が「クライメートゲート」という科学者達の真相究明運動に繋がった。今回の審査会の年齢問題を突破口に検察審査会の不透明な運営の検証が法律の専門家達によって、行われるべきである。名付けて「年齢ゲート」あるいは「検審ゲート」。国際的には、I−Pゲートで情報発信していくことにする。(IP=Inquest of Prosecution、検察審査の意味)
平均年齢を計算できない審査会事務局、宅建の基本事項を審査員に説明できない補助弁護士。この事件には何らかの表に出ない秘密があると見た方が無難であろう。
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(投稿者:参照URL)
「[書評]『ポピュリズムへの反撃』への反撃。:“政治学者”・山口二郎よ、ポピュリズムを歪曲するな。(今日のぼやき)」
http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/501.html
=上記URLより転載開始=
要するに、小沢一郎、鈴木宗男、亀井静香こそは、ポピュリストであり、現在の民主党政権の見せかけの政治に対する苛立ちを体現した政治家なのである。
=上記URLより転載終了=
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