http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/505.html
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(画像) 独立党公式ブログより
http://rickoshi001.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/10/34_ed92.html
2010/10/13
小沢冤罪事件の審査員は、いつでも平均34歳!(小吹 伸一)
先刻アップした記事にも書いたが、昨12日、民主党の川内博史議員が、衆議院予算委員会にて、小沢一郎氏二度目の起訴議決を下した東京都第五検察審査会の、会議録の提出を求めた。個人の名は伏せて、会議録だけ出すようにという、非常に正当な主張である。
人間ひとり、犯罪者として裁判にかけるわけだから、論議の過程が明らかになされるべきことは当然だ。
が、この議事録が、とられていないという話がある。
今月6日、二見伸明氏が第五検察審査会に電話し、以下のやりとりがなされたという。
日本の良識・朝日の暴論「小沢、辞職せよ」の狙い ── むしろ、小沢を自由奔放に働かすべきだ
http://www.the-journal.jp/contents/futami/2010/10/ より
【 Q「7日から14日までの一週間、何回審査したか」
A「ノーコメントです」
Q「審査の中身を聞いているのではない。審査した日時くらい教えてもいいのではないか」
A「審査に関することは、一切、ノーコメントです」
Q「会議録はあるのか」
A「ありません」
Q「会議をしたという証拠もないというわけだ」
A「ノーコメントです」
Q「法律の専門家でも膨大な資料を解析するには年内いっぱいかかるといわれている。一週間でどう説明したのか。また、素人の審査員は理解出来たのか。補助員が、ある意図をもって、審査員を誘導することも可能なのではないか」
A「ノーコメントです」
(中略)
Q「会議録も記録もない。これでは会議を開いた証拠もないし、まともな審査が行われたという保証もない。11人の審査員は幽霊かもしれない。平均年齢だけを公表したのは、勘ぐれば、審査員は幽霊ではないということを示す小細工かもしれない」
A「そんなことはないと思う」 】
またこの件に関連したツイートで、イザヤ2氏(http://twitter.com/#!/Izaya2nd)が、2000年6月から11月まで検察審査員を務めたそうだが、「そういえば、私が検察審査員をしていた時、「議事録」など見たことはなかったなあ。」とツイートしている。
http://twitter.com/#!/Izaya2nd/status/27203053465
これが常態なら、検察審査会では、会議録を作らない議事進行が慣行になっているのではないのか。
審査は一回では終わらないはずだ。次回に審議の続きをやるときに、それまでの議事録を参照しないのか。記憶を頼りに審議継続しているのか。違法が当たり前になっている疑いが強い。
政治資金収支報告書の期ズレとこれと、どちらが重大犯罪か。
本件については、本当に11名集めて審議したのかもきわめて疑わしい。
検察審査会:小沢氏議決の委員年齢訂正 平均33.91歳
http://megalodon.jp/2010-1013-0035-10/mainichi.jp/select/jiken/news/20101013k0000m040085000c.html
これに対応して、本日の《THE JOURNAL》編集部の記事。
事実は小説よりも奇なり ── 検察審査会審査員の平均年齢をめぐる謎の数々
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/10/post_677.html
【記事を参考に平均年齢を計算してみると、30.90歳と33.91歳の合計年齢差は「33歳」(33.91×11ー30.90×11)であり、計算し忘れたとされる37歳で計算した場合の平均年齢は「34.27歳」で、訂正後に発表された「33.91歳」にはならない。問題は、記事中にある「年齢を11で割るなど」の「など」の部分で、ここが誤差の原因である可能性もあるが、どの新聞社の記事も「など」の中身についての説明はない。計算間違いの真相は、いまだ闇の中だ。
そうはいっても、37歳を計算し忘れたことで、正しい平均年齢が34.27歳である可能性が推認されることになった。いろいろあったにせよ、計算間違いを2度もおかすという事務局の怠慢が明らかになり、検察審査会の運営方法にも厳しい視線が向けられることだろう・・・ という結語でもってこの話題は終了するはずだった。
だが、この「34.27歳」という数字は、さらなるミステリーの始まりすぎなかったのだ。
カンの鋭い読者は、すでにお気づきのことだろう。そう、この「34.27歳」という平均年齢は、小沢氏に1回目の起訴相当の議決を下した審査員11人の平均年齢「34.27歳」とまったく同じなのである。なお、検察審査会は、1回目と2回目の議決で審査員の全員を入れかえたと発表している。いったい、この確率は何パーセントなのか。もはや計算する気もおこらないほどだ。
次々と明らかになる摩訶不思議な物語。「我々はどこから来て、どこへ行くのか」ということを考えたくなるほど、検察審査会は人智のおよばない神秘的な世界に存在している。】
さらに本日、第五検審が、さらに審査員の平均年齢を訂正してきた。
検察審査会:小沢氏議決の審査員、平均年齢は34.55歳
http://megalodon.jp/2010-1013-2143-21/mainichi.jp/select/wadai/news/20101014k0000m040094000c.html
【東京第5検察審査会の事務局は13日、民主党の小沢一郎元代表を強制起訴すべきだと議決した審査員11人の平均年齢について、議決日の9月14日時点では34.55歳だったことを明らかにした。
事務局は12日に平均年齢を30.90歳から33.91歳に訂正したばかり。審査員はほぼ半数が互い違いに任期6カ月で入れ替わることから、これまで明らかにしてきた平均年齢は二分される就任日の時点で算出していたという。11人の就任日は6人が5月1日、5人が8月1日。平均年齢をめぐって二転三転となった対応に、担当者は「就任日時点では実態にそぐわないと判断した。今後は議決日時点で統一したい」と釈明している。】
もう超ノリノリである。
東京第五検察審査会の審査員には、34歳以外は採用しないに違いない。
メンバーを入れ替えたというのが嘘か、平均年齢というのが嘘か、審査員は抽選というのが嘘か、11名で審査をやったということ全体が嘘か。複数の嘘が調合されているのか。ますます面白くなってきた。
議決の「犯罪事実」は検察が不起訴にした案件と違っている、政治資金収支報告書の法解釈はおかしい、調書は捏造検事によるもので説得性ゼロ、会議録は存在しない、審査会メンバーは半年ごとに有権者から無作為抽選するが、ふしぎなことに小沢一郎の事件だけは改選してなお、平均年齢34歳。
たしかまだ、いくつかツッコみ所があったと思う。これでまともな審議を行ったと信じろというのか。
こんなクソバカ議決による裁判は、公判不能である。どんな弁護士だって、起訴担当はご免こうむるというだろう。どう争っていいかもわからないはずだ。
あえて裁判行うとするなら、起訴担当は、この起訴議決を補助した、城山タワー法律事務所所属の、吉田繁實(よしだしげみ)弁護士その人のほかにありえない。
こんな低劣きわまる、要件欠格裁判は、起訴議決文の草案者自ら、汚い尻を拭うほかはない。法廷で赤っ恥をかくがいい。瞬殺で無罪だ。
おそらくその前に、二度目の議決文そのものに無効判定が下されると思うが。
参考)
http://twitter.com/#!/sukiforumcom/status/12974019280
【検察審査会の検察審査員は、無作為に抽選で選出されていませんよ。随分前ですが審査員の方からふさわしい人を推薦してほしいと依頼があったので推薦しました。任期は6か月、そのうち半数が3か月ごとに改選されていません。推薦した方は審査員会会長も歴任されました。】
http://www.houko.com/00/01/S23/147.HTM#s2
【検察審査会法1章4条 検察審査会は、当該検察審査会の管轄区域内の衆議院議員の選挙権を有する者の中からくじで選定した11人の検察審査員を以てこれを組織する】
投稿日 2010/10/13
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