http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/484.html
Tweet |
(写真)川内 博史 (かわうち ひろし) 独立党公式ブログより
http://rickoshi001.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/10/post_4850.html
2010/10/13
小沢一郎支援 まず三千名分の署名提出に同行 小吹 伸一
【小沢一郎議員の民主党議員としての地位保全を求める署名】をめぐる、昨日、10月12日(火)の報告です。
午前9時30分、永田町の駅出口で、署名運動発起の岡本氏と待ち合わせた。
ネット上で4日、街頭で3日、集まった署名約三千人分を、朝一番で民主党本部に届けたい、という岡本氏の意向。
12日のこの日、民主党内で、小沢氏の処遇について協議されるという報道もあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101011-00000624-yom-pol
岡本氏は、協議がはじまるまでに署名を渡せるよう、菅代表には原本を、岡田幹事長宛てにはコピーを用意していた。手元に残しておくコピーも要るので、コピー代がたいへんだったとのこと。
駅の出口から現れたとき、岡本氏は、民主党本部と携帯電話で話しているところだった。民主党本部では、受付の警備員に渡すしかなく、どうしても急ぐなら、議員会館の菅直人の事務所へ行ってほしいとのこと。くるっと方向転換、衆議院第一議員会館へ。
岡本氏としては、責任ある立場の誰かに、署名の束を渡す模様をツイキャス( iPhoneでのライブ配信)で中継するつもりだったが、議員会館内部は、撮影や録音は禁止。
中継はあきらめることに。
空港のような手荷物・身体チェックを受け、菅直人事務所に面会手続きをとった。
が、アポなしということで拒否。岡本氏が電話で事務所職員に、「党本部から、ここへ来るように言われたんです」というが、先方では、予約がないと通せないの一点張り。署名は郵送でお願いしますとのこと。郵送では、本日の党内協議に間に合わない。
そこを何とかと、岡本氏と私で、電話口で交互に食い下がったが、らちがあかない。
確かに予約はない。岡本氏は、連休直前に署名活動を始め、明けてすぐ届けに来たので、予約もできなかったのだ。土日祝は議員会館の事務所はたいがい休みである。
菅首相に、じかに渡せるとは期待していない、秘書の方にお預かりいただければいいのだと、何度も繰り返すのだが、だめなものはだめだった。
それはまあ、こちらの身元も先方には不明だろう。だが身分証は携行しているし、コピーをとってもらってもかまわない。預かり現物を見れば、危険物のたぐいではないことはわかるはずだ。
先方の手続き基準に沿っていないことはわかるが、民意を抽出した署名用紙を、郵送してくれというのもいかがなものか。そのへんにまぎれて行方不明になっても(またはそういうことにされても)、こちらにはどうにもできないのだ。
岡田幹事長の議員会館内事務所にも、岡本氏が電話で受け取りを申し込んだ。協議して折り返しますとのこと。待合室での膠着に陥った。
私がたばこを一本吸っている間に、岡本氏の支援者のどなたかから、助け船が出された。
第二議員会館に事務所がある、民主党議員・川内博史氏のスタッフの方が預かり、菅代表・岡田幹事長の事務所へ届けてれるとの承諾を得た、とのことだった。
川内博史議員については、よく知らなかった。似た名前の議員もいるようだし、携帯でちょっと調べてみた。
これまで一貫して、小沢氏を支持・援護してきている。
鳩山グループで、小沢氏とも親しいらしい。
http://thttp://www2c.biglobe.ne.jp/~kawauchi/
witter.com/#!/kawauchihiroshi/status/25983389911
映画・「バトルロワイヤル」を擁護という、深作欣二監督ファンの私としては、ちょっと嬉しくなるタイプの人だ。
隣接の第二議員会館へ向かう。手続きすると今度は、すみやかに入館できた。
体格のいい、やや年配の秘書が応対に出て、事情を聞いてくれた。
「お預かりして菅さん、岡田さんの事務所にお届けすることならできる。が、たとえば参議院の政治倫理審議会の●●」さんのところなどへ持っていってみてはいかが」との助言。
そちらへの仲介を取っていただくことはできないか頼んでみたが、直接の関係はないのでそれはできないとのこと。
さてどうしよう、と岡本氏と顔見合わせていると、「ちょうどうちの議員の答弁が始まったから」と事務所内へ招き入れられた。
応接椅子をすすめられ、若い秘書の方が冷たいお茶を出してくれた。
壁の高いところにかけられたモニターに、川内博史議員が登壇していた。
思案しつつ見ていたが、思わず引き込まれた。川内議員、たいへん立派な主張をされている。
まだ議事録がウェブ上にないので、録画から、主要部のみ発言抜粋。
「(法務相へ)村木厚子さんの事件は検察当局による冤罪事件であると認めるか。冤罪と認めるなら、法務相として直接謝罪されるのか」
「私は、村木さんを逮捕・監禁したことは特別公務員の職権濫用罪にあたるのではないかと思う。官房長官、頷いてらっしゃいますが、いかがお考えか(場内笑)」
「第五検察審査会は、私どもの元幹事長である小沢一郎さんに、二度目の、起訴すべきであるというでの議決を行った。検察審査会の意義そのものは素晴らしいと思うが、民主主義の原理原則は情報公開である。いかなる過程で議決がされたのか、民意を反映させるのであれば、情報がしっかり公開され、議決の過程が誰の目にもわかるようにしてゆくことが大切だ。まず、検察特捜部が小沢一郎さんを不起訴にした起訴事実の要旨と、第五検察審査会が起訴すべきであるとしている犯罪事実が一致していないということを、事実関係として明らかにしていただきたい」
「検察審査会の発言者の氏名は伏せた上で、会議録を公開すべきと思う。検察審査会法26条で、『検察審査会議は公開しない』と書いてある。しかし、28条1項では『会議録を作らなければならない』と規定している。会議録を作るということは、それを読むことを前提としているはず。『会議録を公開しない』という規定はない以上、会議録の公開は一定の条件の下で、現行法のまま法律上可能のはず」
(柳田法相により否定された)
「では、検察審査会法39条の2で、『審査補助員となった弁護士が審査員の自主的な判断を妨げるような言動をしてはならない』と定めているが、この規定はどう担保されているのか」
(西川法務省刑事局長:「補助員は弁護士なので、法の趣旨を十分わきまえている」、と回答)
「弁護士だから大丈夫ですわー、ということだが、この検察審査会の改正のときのパブリックコメントに、裁判所書記官としての体験から、『選任された委員には検察の処分の当不当を判断する常識を持ち合わせていない人もいた。審査会の運営は事務局長がリードして委員の意見を一定方向に導くことがなかったとは言えない』という声がある。どうやって国民をミスリードしない仕組みを作るかという問題意識からお尋ねしている。審査補助員・事務局長の発言だけでも公開してはもらえないか」
(柳田法相により否定された)
「先ほどの村木さんの事件、逮捕時の大阪地検・大阪高検・最高検の協議資料の提出を本会議を本会議に求める。また、政府としては出せないということであるが、検察審査会の議事録を、個人情報を保護した上での提出を求める。委員長のお取り計らいをいただきたい。現在も冤罪事件は絶えない。昨年の民主党マニフェストの、【取調べの録音録画・全過程の可視化法案(菅政権によりマニフェストから抹消された)】の、菅内閣としての法案提出をいつまでに行うのか、時期を明確にしていただきたい」
(菅総理:「実現に向けて取り組む。時期まで指示していない」)
「もちろん調査検討は大事だが、じゃいつ頃までには法案を出すのか。現在の法務省の工程表には法案化の時期が明示されていない。目途を示していただきたい。来年の通常国会でやるのか、さ来年までかかるのか、目標を示していただきたい」
まさにその件で、成りゆきとはいえここに来ている私からすれば、拍手喝采ものであり、大いに感銘を受けた。
こういう正しい主張を、堂々と行う議員を、ろくに知らずにいた不明を恥じる次第。
川内 博史 (かわうち ひろし)
http://www2c.biglobe.ne.jp/~kawauchi/
鹿児島県第1区、衆議院議員
政策)http://www2c.biglobe.ne.jp/~kawauchi/policy.htm
なお、郵政については小泉式改革に反対しており、郵政公社としての役割強化を主唱している。
川内博史の郵政公社論
http://www2c.biglobe.ne.jp/~kawauchi/yusei.html
話を署名に戻す。
岡本氏と協議しやはり、川内議員の秘書にお預かりいただき、菅代表・岡田幹事長に届けてもらうことになった。
川内議員が直接、預かると言ったわけではないが、支援者の口添えにより、秘書の判断でこれぐらいはやってくれる。
現首相の事務所の「郵送せよ」の応対とは、天と地の差と言わせてもらう。
署名を預かってもらい、ひとまずよかったと、またたばこを吸っていると、岡田事務所から折り返しの電話が、岡本氏にかかってきた。
やはり郵送するか、党本部の警備員に預けてほしいとのこと。互いに苦笑。
この日、岡本氏は自宅に戻って昼食にするとのことだった。愛妻家なのである。
駅のホームで別れた。
この記事を書くにあたり本日昼、署名を預かってくれた秘書の方から、電話にて以下承った。
・ 菅事務所の政策秘書に、昨日のうちに署名原本を渡した。
・ 岡田幹事長へ渡すはずの分だが、宛て先が封筒に明示されておらず、岡田事務所はこれを受け取らない可能性があると判断した。いったん川口議員に預ける形としたい。川口博史は民主党の常任幹事の一人でもあるので、確実に岡田さんに届けられると思う。また、政治倫理審査会のメンバーでもある。
・ 民主党内部では、今のところ、小沢氏の離党・辞任を求めるという流れにはなっていない。国会での小沢氏の証人喚問は、本人の同意がなければ党内で議決を取る場合もありうるが、今回はそうはならないと思う。
・ まだ川内氏には、多忙のため預かった署名については話していないが、今日話すつもりでいる。川口博史に署名を預けたと、大いに書いてかまわない。
・・・とのことなので、以上ここまでの経過を最大限ありのままに書いた。
今後どうするか、思案および協議中。
適宜ご報告できると思うので、引き続きよろしくお願いいたします。
───────────────────
【小沢一郎議員の民主党議員としての地位保全を求める署名】
http://www.shomei.tv/project-1619.html
(署名提出後さらに600名分ぐらい増えている)
───────────────────
※掲示板有志が、ブログ用サイドバーを作ってくれました。
よろしくご利用ください。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2092/1279935258/288
僕もブログのサイドバーを作成しました!
皆さんのブログ、ホームページ等に貼り付けて使用してください。宜しくっす!
以下タグ:<>を半角に直して使用してください。
<b><font size="3"color="red">本当の独立へ!</b></font>
<a href="http://www.shomei.tv/project-1619.html"target="_blank"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20101012/01/new-hopper/7b/29/j/o0159023910796462597.jpg"border="0"></a>
投稿日 2010/10/13
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK97掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。