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2010⁄10⁄13(水) 10:52
検察・司法はチンピラ以下だ(読後感)。今週の週刊朝日は必買だ!
今週の週刊朝日(10/22号)は永久保存版並で必買である!
『検察騒乱罪』として特集は、どの記事も保存しておく価値がある。
まずはトップ記事
◆≪「小沢起訴」は無効である―検察が捏造した「政治とカネ」≫
リード文
≪この国は、いつから法律ではなく感情で人を裁く国家になったのか。
察審査会の2回目の議決を受け、民主党の小沢一郎元代表(68)が政治資金規正法違反の罪で「強制起訴」されることになった。しかし、本誌が再三指摘してきたように、これまで「政治とカネ」というあいまいな言葉で語られてきた小沢氏の“犯罪”は、検察がつくり出した妄想でしかない。≫
この中では、東京第五検察審査会の議決がいかに酷いものがを、各界識者が解説している。
たとえば、上脇博之教授(憲法学者)は、
≪「なんて感情的な議決所だろうと驚きました。何の直接証拠もないのに起訴すべきと判断し、その理由について『国民は裁判所によってほんとうに無罪なのか、有罪なのかを判断してもらう権利がある』とある。こんなことがまかり通れば、有罪を立証できる確証がなくても、なんだか怪しそうな人はとりあえず、裁判の場に引っ張り出せということになってしまいます」≫
とコメントしている。
また、自らも証券取引法違反の罪に問われた、公認会計士の細野裕二氏は、議決で4億円の借入れに対して不合理、不自然としていることに対して次のように指摘している。
≪「まさに邪推に基づく妄想というべきです。事業者であれば、いくら預金でまかなえても、運転資金が枯渇する恐れがある限り、手元に現金を残しておきたいと思うのは当然。そんな常識的な借り入れに対して『利息分を損してまで借り入れするのはおかしい』というのは言いがかりです」≫
江川紹子氏は「推定無罪」について次のように指摘している。
≪「メディアのなかには『推定無罪と言っても、不当逮捕された村木厚子さんは、無罪が確定するまでの1年3ヶ月、休職した。小沢さんの休職すべきだ』など、とんでもないことを言い出すところもある。むしろ、村木さんのような人を一人も出さないためにどうすべきか、ということを議論すべきなのです」≫
この記事だけでも、今回の東京第五検察審査会の議決が、いかに出鱈目であるかがよくわかる。
小沢氏をターゲットにして、手始めに西松建設からの違法献金があるのではないか、今度は水谷建設からの闇献金があるのでは、今度は片っ端からゼネコンを強制捜査して、それでも何も出てこなかった。
それでこの陸山会で記載ミスという多くの議員が修正してきた形式的なミスを、いかにもマスメディアを使って大疑獄のように喧伝してきた。
次の記事では
≪無効!議決は問題だらけ≫と題し、検察審査会により小沢一郎氏は「強制起訴」されることに。この議決に疑問を呈した元検察官の郷原信郎氏は、「明らかにおかしい」とあきれかえっている。
≪1回目の議決で「起訴相当」とされた事実について、検察が再捜査して再び「不起訴」とした事実の範囲を超えた事実を、2回目の議決で「起訴すべき事実」にするのは、検審の強制起訴手続きの趣旨からいっても、明らかにおかしい。検察が再捜査の対象にせず、当然、再聴取を受けた小沢氏にも弁解の機会を与えていない「犯罪事実」が、突然現れて、それで起訴されるなんてことがあっていいわけがありません。≫
と指弾している。
◆≪検察騒乱罪/「起訴議決」は捏造調書でつくられた!?≫石川知裕議員、上杉隆(対談)
この中では、石川知裕議員が自身の裁判について語っていたことが印象に残った。
まず対談相手の上杉隆氏が、前田恒彦容疑者による証拠改ざん事件で、語っている。
≪・・前田検事が大久保さんの取調べを行ったとなると、これは大問題ですよ。国際司法の常識ならば、証拠の洗い直し、もしくは最初から捜査をやり直す。それができない場合は、即時無効です。捜査自体への疑義を感じます≫
それに答えて石川氏が
≪やはり、大久保さんの調書に関しては、私の今後の裁判の方針も変わってきます。いま公判前整理手続き中ですが、調書の無効を含めて争っていくことになると思います。≫
といっている。これは当然でもあり、上杉氏の言うように最初から捜査をやり直すくらいなものでなければ納得できない。
最高検は前田被告の他の事件も検証するとしているが、どこまで本気なのか、泥棒が泥棒を検証では出てくるものは、事件捜査と同じで中途半端で誤魔化しておしまいだろう。
参照:最高検、前田被告の他事件証拠改ざんも検証へ(読売新聞 2010年10月12日21時01分)
≪・・前田被告が同年以降にかかわった事件を対象に、まだ検察側の手元にある証拠について改ざんの有無などを確認するとしている。≫
他の特集内記事
◆知られざる小沢検察審査会の「闇」
◆前特捜部長大坪弘道容疑者が慕った、のんきな前大阪高検検事
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この他、単発の記事も面白い
◆被告人小沢一郎の「反撃計画」―小沢研究20年最もよく知る男が明かした:渡辺乾介氏
◆亀井静香、これじゃあ俺も起訴される-検察審査会なんてデタラメだ
また、田原総一朗氏の連載コラム「ギロン堂」でも、≪「強制起訴」で小沢氏に議員辞職を迫るのは筋違い≫と題し、次のように書いている。
≪私は、検察審査会の議決を「普通の人々の感覚」「法律のプロである検察以上に厳しい市民の目」と評価するのには、危うさを感じる。≫
普通の感覚があれば誰でも「おかしい」と思うはずだが、巧みに世論誘導が行われ、これだけ検察不祥事の中にあっても小沢一郎を別格に位置づけ攻撃の手を緩めようとしない。
小沢氏側近の中塚一宏議員も自身のブログで次のように書いている。
『中塚一宏の毎日更新ブログ』
≪due process of law
第五検察審査会の二回目の議決は、その犯罪事実が告発事実と異なっている。これは本当に恐ろしいこと。
告発されていないことまで、犯罪事実となり、強制的に起訴されるなら、だれだって被告人となる可能性がある。政治に限ったことではありません。まったくの事実無根であっても、捜査を受けた上で不起訴となり、その不起訴案件について検察審査会が二度議決すれば、強制的に起訴となってしまう。これは小沢氏に限ったことではない。だれだってそうなるかもしれない。日本国憲法第31条では、「何人も、法律の定める手続きによらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない」とある。due process of law(法に基づく適正手続き)が踏みにじられるかどうかの、大問題。負けられない。≫
今週の週刊朝日記事を一通り読んでの感想
検察・司法はチンピラ以下だ、ということだ。
小沢さんに対する検察・司法のこれまでのやり方を見ていると、立ち退きを迫る雇われヤクザがと同じ手法だと思える。
最後まで抵抗する気丈な信念をもった、地元に愛着がある住人に対して、恫喝したり人糞を撒き散らしたり、動物の死骸を玄関に置いたりと、あの手この手で嫌がらせをして立ち退きを迫るものと似ていると思う。
その住人には愛着以外に、ここで折れたら将来この地域がとんでもないことになると、自分の欲得以外のところで闘っている。
チンピラヤクザも、最後の一人を何としても立ち退かせないと、今後の自分たちのシノギもままらなくなると、そのプライドをかけてマスコミも利用しあらゆることを仕掛けている。
最後には撲殺することも考えるだろう。
今、政・官・報の複合体(政治、検察・司法などの官僚機構とマスメディア)は、まさにチンピラと同じようなことを正義面して表でやっている構図で、チンピラ以下である。
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