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任意取調べであるにもかかわらず、相手の人格を無視した取り調べが行われたり、特捜が証拠改ざんをやったりと、日本の司法権力に関するスキャンダルが続出している。 背景にあるのは、日本の植民地支配ではないだろうか?足利事件での菅谷さんの免罪がやっと明らかになったが、捜査段階で本来なら十分に免罪だと言うことが分かっていたはずだ。警察も検察も裁判所もそういった真実に目をつむり、何らかの圧力に屈して行った結果が免罪となって表れていったのではないだろうか?志布志事件にしても、山間の小集落で、10人ほどの有権者に対して100万円以上の金を使う県議選買収がもともと成り立つはずがない。地元警察であれば初めから分かっていたはずだ。一部に、自民党県議が容疑者とされた共産党候補を陥れるために地元警察に働きかけたとされるが、それなら、もっとでっち上げがしやすいやり方が幾らでもあったはずだ。ウグイス嬢を送り込んで痴漢容疑で捕まえるとかであれば、証拠は単に女性の証言だけでいい。志布志事件はどう見ても警察権力でどの程度の集団ならでっち上げの供述を得られるかの実験だったのだ。 イラク戦争でフセインがつかまり、一応終戦になった後もテロが続発した。そして、そういったテロの大部分が警察へ向けられた。新規警官の募集をしているところへ車が突っ込んで爆発するなど攻撃が仕掛けられた。現職警官も警官志望者も多くの方が亡くなっていったはずだ。 警察権力・司法権力こそが植民地支配に欠かせない道具だ。そして、これらの権力は一度にぎってしまえば選挙などの洗礼を受けることもなく、批判をするものを自らの都合で抹殺できる。ある意味全能の神としてふるまうことが出来る権力なのだ。 戦後日本が歩んだ敗戦国としての歴史、つまり、敗戦国という現実を実証する下山事件、三鷹事件、松川事件、帝銀事件などを振り返ることも必要だ。そして、ソ連崩壊以降の日本の国際的地位の変化と日本経済の没落、オウム真理教事件を契機とした公安警察の大幅強化などが日本に対する本格的な植民地支配の始まりを意味するととらえることこそが、その後の東電OL殺人事件や元厚生事務次官夫妻刺殺事件など、以前なら起こり得なかった犯罪が頻発する現代日本社会を正しく理解するために必要だ。 そして、司法スキャンダルに対して、その背後にある植民地支配こそが問題だと捉え、植民地支配をやめさせる動きにつなげていくことこそが司法関係者及び一般市民には必要ではないだろうか? *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<212>>
警察・検察権力は本来重要な社会的使命を担うもの
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