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画像 ゲンダイ的考察日記より
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2010/10/08(金) 22:15:31
[外交・防衛] いい加減にせい外務省〜大使館・領事館はゴクつぶし
地下にワイン8000本、不動産も雨ざらし
外務省はやはりデタラメな役所だった。海外に置いている日本大使館や総領事館の壮大なムダ遣いが明らかになった。
会計検査院が6日公表した在外51公館の調査によると、11公館が簿価にして計約22億5000万円もの不動産を使用しないまま放置していた。また3公館では年間消費量の7〜29倍もの高級ワインなどの酒類を買い込んでいた。
目に余るのは、大金で取得しながら放置したままの土地・建物だ。グアム総領事館の公邸用地(約5800u)は、79年に約1億5000万円で買ったのに、09年度末まで全く使わずに放置していた。サウジアラビアの総領事館の宿舎は00年以降、老朽化を理由に使わなくなったのに土地(取得価格約9000万円)は保有したままだ。またドイツやタイ、ペルーなどの大使館でも使っていないのに、売却のめどがないまま風雨にさらしている。
さらにイスラエルの大使館は高級ホテルの部屋を年間契約で借り上げながら年にたった50日しか使っていなかった。
ちなみに公邸プールのある19公館のうち9公館が未使用で、テニスコートのある11公館のうち5公館では誰も使った形跡がなかった。
ワインなど酒の使い方もデタラメだ。51公館で09年度は総計6万本の在庫があったのに約2万本を新たに購入し、5万3200本近くが公邸地下の倉庫に眠ったまま。しかも2〜3万円の高級ワインが4000本以上もあった。
年間消費量の2倍以上のワインを保有していたのは14公館もあり、特に悪質なのは、バリ郊外にある経済協力開発機構(OECD)代表部。09年度には268本しかゲストに出さなかったのに、その29倍強の7900本近くが地下に眠っていた。揚げ句は品質が落ちたとしてワインを捨てた公館も。ニューヨーク総領事館では計200万円で購入した200本近くを破棄。ドイツやオーストリアの大使館も計約850本をドブに流した。
(日刊ゲンダイ 2010/10/07 掲載)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
伏魔殿外務省の徹底的仕分けが必要
高級ワインの所有量もトンデモナイ問題だが、高級ワインは劣化などしない。
初めから買っていないか、仲間で飲んでしまったか、大疑惑だ。
「まずくなったから」とン百万円のワインをポイ――。
毎度のこととはいえ、外務省の無駄遣いにはホトホト呆れてしまう。庶民は発泡酒を買うのにもガマンしているのに、まったくイイ気なものだ。
会計検査院の調査によると、海外の日本大使館や総領事館の51公館には、09年度でワインなどの在庫が5万9809本もあったのに、さらに約2万本を買い足し、5万3167本が残ったという。このうち2〜3万円の高級ワインが4000本以上の贅沢(ぜいたく)ざんまいだ。
バリ郊外の経済協力開発機構(OECD)代表部の大使公邸では地下室に7896本を蓄えていることが判明した。同公邸が昨年ゲストに出したワインは268本だから、なんと30年分のストックになる。おまえら、ワイン倉庫か!
さらに腹が立つのがニューヨークの総領事館。品質が劣化したという理由で約200万円で買ったワイン198本を破棄し、ドイツやオーストリアなどの公館でも約850万円分を捨てていた。税金で酒を買いあさり、そのあげくドブに流していたのだから犯罪的な無駄遣いだ。
ワイン研究家はこう言った。
「高級ワインは室温16〜18度の冷暗所に保管すれば簡単に腐るものではありません。そもそもヨーロッパなどの公邸には地下に立派なワインセラーがあって大事に保管している。それが腐るとは考えがたい。うがった見方ですが、帳簿上、ワインを買ったように見せかけて、お金を浮かせた、または職員が料理担当者とツーカーになり、カギを借りて仲間内で飲んでしまったのか。大使館員が日本に帰国する際に、お土産として高級ワインを何本も持たせるという話もあります」
どれが真相にしてもブザケタ話だ。
無駄遣い事件は数知れず
それにしても、外務省も高級役人のやることは理解できない。ン万本のストックがあるのになぜ、新しいワインを買い足さねばならないのか。
「彼らは予算を減らされたくないから、ワインを買い足すのです。公共工事と同じ構図です。このほかワイン通の職員が新しいワインを味わいたくて、次々に注文するという話も聞きます」(外務省事情通)
外務省といえば、機密費で馬を買っていた要人外国訪問支援室長の事件、欧州局課長補佐のホテルニューオータニへのホテル代水増し請求事件、公金で個人の絵画やコンピューターを買った在米総領事の事件、在モスクワ大使館の総工費100億円のプール付庁舎への非難……と、無駄遣いに関する事件は100日かけても語り尽くせない。
それなのに政権交代が起きた09年度においても何も懲りちゃいないのだ。ずっと外相だった岡田現幹事長はある意味、バカにされナメられていたのだ。ここまでコケにされた以上、民主党政権は伏魔殿の外務省こそ、真っ先に事業仕分けするしかないだろう。蓮舫以下が乗り込んで行って帳簿を全部洗い直すことだ。「脱小沢」で騒ぐ姑息な手段より、はるかに支持率が上がること間違いなしだ。
(日刊ゲンダイ 2010/10/08 掲載)
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大使の資質も問題あるという記事も前に紹介しました。
岡田さんには少し期待していたのですが、前原外相では…。
ところで、検査する会計検査院って、このために世界中を飛び回っているのでしょうか?
帳簿だけの検査では片手落ちですが、一緒になって”贅沢ざんまい”していたりして…。
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