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小沢一郎民主党元代表は昨日、離党も辞職もしないと明言した。
当然で、当たり前のことではあるが、本人の口からはっきりと示されたことは良かった。
また、検察審査会について「どのような説明がなされたか、委員が平均年齢30歳ということしかわからず、秘密のベールに包まれている」と話しているが、これもその通りである。私がいつも言うように、検察審査会も可視化する必要がある。
事件の説明をするのは検察官であり、説明の仕方によって審査員の受け止めも変わってくる。この点、与野党ではなく、民主主義の危機に瀕しているということを、是非とも国会議員は考えて戴きたい。
大阪地裁は昨日、障害者団体向けの郵便料金割引制度を悪用してダイレクトメールを発送した事件で、検察側がつくった調書を証拠採用しないと決めた。村木局長事件でも明らかになった脅迫的、強圧的な取調べをする特捜部のやり方が、この裁判でも批判、否定されたことになる。
密室で相手の弱みにつけ込み、さらには検察側のシナリオ、ストーリーに沿った頭作りで誘導されて調書が作られていくことが、次々に明らかになってきた。
私の場合も、やまりん関係者、島田関係者は検察官から「談合をやっている」、「四年前の盗伐事件をもう一度やる」、「鈴木に金をやったというならそちらはしない」と、 “悪魔のささやき” でプレッシャーをかけられ、「こちらのねらいは鈴木一人だ。贈賄側は時効で何を言っても罪にならない」と念には念を入れて、善良な市民を落としていくのだ。これは検察官全体が、大なり小なり日常的に行っていることである。
読者の皆さんも「昔の検察は良かった」と言うのではなく、昔から権力を背景に行われてきたということが、今回の大阪地検特捜部の大坪前部長、佐賀前副部長、前田主任検事の逮捕で明らかになったことを是非とも忘れないでほしい。
前法務大臣の千葉景子弁護士が昨夜のテレビで、取調べの可視化が必要だと語っていたが、参議院議員の時は議員立法で二度も可決しておきながら、法務大臣になったら検察官僚の掌(てのひら)にのり、全く進まなかった。
法相をやめて可視化を言うのなら、なぜ大臣の時にリーダーシップを発揮しなかったのかと残念で仕方がない。しかし、今からでも遅くはない。
人間・千葉景子の本領を示す上でも、可視化に向け、いっそう声を上げて戴きたい。
7日18時半から千葉県市原市で松山千春さんの秋のコンサートがスタートした。初日なので私も駆けつけて松山さんと懇談する。
最後にはステージに上げて戴き、私の思いを聞いてくれた。観客の皆さんからも「鈴木さん、頑張って」、「権力に負けないで」、「信じています」と激励を受け、感激した。
松山さんの変わらぬ「男気」、「情」に、ただただ感謝である。
今月中に松山千春さんは、6日に議員会館で行った緊急シンポジウムの第二回ゲストとして出席してくれることになった。日時、場所は追ってお知らせするので、多くの方のご来場をお願いしたい。
15時半から宮城県栗原市で、経営者協会宮城県栗原支部で講演。
8月に決まった日程だったが、最高裁で上告棄却になり、収監されることが決定している私に、予定通り講師を勤めさせて下さった関係者の皆さんのお心に感謝しながら、私の胸の内を話させて戴く。皆さん温かく迎えてくれ、さらに頑張ってと言う激励を戴き、親父の地元は優しかった。
わかる人はわかってくれると宮城県でも確信しながら、また、大阪地検の脅迫的、強圧的取調べが明らかになり、検察のやり方が表に出て、やはり国民の見方、目線は変わってきたと実感した次第である。
新聞を整理していると、6日付産経新聞の3面囲み記事に、小池百合子自民党総務会長が「江藤淳さんが『水戸へ帰れ』と言った論文を今一度読んで戴きたい」と記者会見で述べたと出ている。
小池さんもかつては新進党時代、小沢さんと行動をともにしていた政治家である。
森元首相が7日のBS11番組で「何回も党を替わった方であり、権力にただつきたいだけだ」と述べていたが、その通りである。
かつて地元の政界通は、小池さんを評して「冬のコタツ」とよく言っていた。その言葉の意味をしみじみ考えながら、政治家である前に一人の人間であれと私は言いたい。心のない人に、他人のことは言わないで戴きたい。
自己保身やポストのために、他人のことは言わないでほしいと考えるのは、私だけだろうか。
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
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