http://gendai.net/articles/view/syakai/126757　
2010年10月4日 掲載

笑っちゃう！特高検察　醜い“舌戦”

前副部長が「検察のストーリーには乗らない」

　大阪地検特捜部の証拠改ざん事件は、ほとんどマンガみたいな展開になってきた。
　主任検事の前田恒彦（４３）が「誤って書き換えたと説明できるよう、前特捜部長らの指示で書き直しを命じられた」とペラペラ供述しているのに対し、当の前特捜部長の大坪弘道（５７）は「改ざんを隠したことは絶対にない」「（自分たちの逮捕は）恥の上塗りになる」と完全否認。前副部長の佐賀元明（４９）も「徹底抗戦」を口にした揚げ句、「検察のストーリーには乗らない」と息巻いているという。
　ちゃんちゃらおかしい話ではないか。最初にストーリーを考えて、後から証拠を積み上げる。それが特捜部の捜査手法であり、今回の暴走の原因となった。「検察のストーリーに乗らない」なんて、バリバリの特捜幹部である副部長が言うセリフなのか。
「検察に逮捕されると、大マスコミへのリークによってストーリーが作られ、犯罪者に仕立て上げられていく。実際、現場だけに罪をかぶせたい最高検や大阪高検は『上司らもグルだった』という前田検事の“供述”とやらをバンバン流しています。その手口を知り尽くしているから、佐賀前副部長らも逮捕前から『徹底抗戦』の情報を逆リークしていたのです。前田検事の供述ばかりでなく、別ルートで上司らの言い分も流されているのは、検察組織の“鉄の結束”が緩んで一枚岩でなくなっている証拠。ザルから水が漏れるように、この先もどんなリークが出てくるか分かりません」（司法関係者）
　検事３人の“舌戦”は検察崩壊の縮図だ。

コメント
01. 2010年10月08日 10:28:06: gNyOGb4YLU この短い発言に何を隠そう検察の実態が潜んでいるのが分からないのか。完全に自己矛盾を起こしている。百歩譲って、その「検察のストーリー」とやらを過去の例を上げて弁明してもらおうか。どうだ？
02. 2010年10月08日 11:44:37: X5DLjZHM2Y 佐賀さん、ハゲしく抵抗し、いろいろ暴露してください！
03. 2010年10月08日 15:25:53: J0o6rialnc 　＞主任検事の前田恒彦（４３）が「誤って書き換えたと説明できるよう、 　　前特捜部長らの指示で書き直しを命じられた」とペラペラ供述 　 　＞当の前特捜部長の大坪弘道（５７）は「改ざんを隠したことは絶対にない」 　　「（自分たちの逮捕は）恥の上塗りになる」と完全否認。 　＞前副部長の佐賀元明（４９）も「徹底抗戦」を口にした揚げ句、 　　「検察のストーリーには乗らない」と息巻いているという。 これやっぱり初めから全面可視化した方が絶対良いと思うよ。 ＴＶのバラエティー番組で流したら、高視聴率取れると思う。 まるで漫画か漫才だー！ だんだん面白くなるぅ〜！　ウワッハッハッハッハハハハハ〜！
04. 2010年10月08日 16:45:15: Zuo9mHMINl 前田、大坪、佐賀だけの話しにしたらダメだ。こいつら実行犯はもちろんのこと、「検察一体の原則」により地検から最高検すべての上層部がかかわっている組織大犯罪だから、検察全体をこれを徹底的に断罪しない限り終わらない。 捜査能力ある第三者機関を設置して、検察全体を対象に捜査し責任を明らかにすべきだ。
05. 2010年10月09日 00:33:13: s5uis36hXg いいですね。どんどんしゃべって欲しい。 一度被告になると冤罪事件で有罪判決。 現検察が被告になると「検察のストーリーには乗らない」。「可視化で録音願う」これが事実なら検察がやってきたことは冤罪事件そのもの。 一般の国民が被告になると可視化は駄目。ストーリー調書に脅し、恫喝、捺印 　いざ検察も反対の立場に立つとこうなると言うことは冤罪を証明している証。 　 　誰もが正し検察の取調べ、正しい裁判を国民は願うのみです。 　日本の司法よ。全ての国会議員よ。 　法務大臣よ。最低でも可視化法案をすぐにでも通してすぐにでも実行して欲しい。 　もうこれ以上冤罪事件は作らないで節に願います。無実の人を有罪にするな。
06. 2010年10月09日 06:45:35: 1L2R1YYxP6 皆さんの意見に同意します。もうマンガ状態ですよね、これほんとに。でも怖いです。素人のあたしなんかでもなんか因縁つけられて逮捕されたら自殺すると思う。 けさの報道で大阪の男性が、警察官を告発だか、告訴だかしたというのがありましたが、これも財布をひろっていいことをしたのに、なぜか取り調べを受けていて、当時の生々しいやりとりが、ながされましたが、なんか、刑事ドラマのようなといったら語弊がありますが、ほんとにあんなふうにやってたんだと背筋がさむくなるおもいでした。83人の弁護士がこの男性について、取調べの可視化につなげていくみたいで、それが唯一の救いですが。
07. 2010年10月10日 01:28:32: J8ABLzB8D2 ホント笑っちゃいますね。 今まで自分たちのしてきた事が、どんなに大罪だったのか。 見を持ってしるべし。
08. 2010年10月10日 21:27:38: wPGmRxzubw 「検察のストーリーには乗らない」と特捜副部長が言ったとすれば、 「検察の仕事はストーリーを作って被疑者をそれに嵌め込むことですよ」と自認したことになるし、 取り調べ側の最高検は身内にそれを言わせたことになる。 まあ、供述を捏造してはリークするという検察のこれまでのやり口を思えば、 この発言も言葉通りかどうか、実は分からないのだが(笑)、 少なくとも最高検お墨付きの発言には違いない。 しかし、あまりにもはまりすぎのやり取りは、突っ込まれるのを待っているようで何だかね。 「徹底抗戦」発言を含めて、捜査のやり取り全体がストーリーに乗ったものじゃないか、と思ってしまうが。

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