http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/145.html
Tweet |
http://gendai.net/articles/view/syakai/126816
2010年10月7日 掲載
「離党」も「議員辞職」もしない 小沢一郎の「宣戦布告」
7日決意表明
7日、小沢一郎元代表が、検察審査会の強制起訴議決を受けて以来初めて、公の場で自らの考えを表明する。一部で上がっている「離党」や「議員辞職」には応じず、小沢は正々堂々と裁判に臨み無実を勝ち取る方針。小沢の決意表明は、反小沢包囲網に対する事実上の“宣戦布告”になる。
●“憲政の神様”の前で正々堂々と
小沢サイドが見解表明の場として報道機関に伝えた場所は、党本部の会見室でも、議員会館の部屋でもない。国会議事堂の衆議院の正面玄関から入った先のエレベーターホールだった。
7日の衆議院本会議は午後2時から。小沢は通常、衆議院の正面玄関に車を付けて、そこから議場へ向かう。いつも通り本会議場へ向かう途中で、ホールに短時間立ち止まってぶらさがり会見するということだ。わざわざ国会議事堂内を会見場所に選ぶあたりに、小沢の強い決意が見え隠れする。
「衆議院の玄関先のエレベーターホールということは、そこにある尾崎行雄の銅像の前に立つのでしょう。尾崎は『憲政の神様』であり、『議会政治の父』。小沢さんは、民主主義のあり方にトコトンこだわってきた。離党せず、議員バッジをはずすことなく、国会議員として正々堂々、不退転の決意を表明するのに最もふさわしい場所です」(小沢に近い関係者)
菅政権―岡田党執行部は、そんな小沢への対応に苦慮している。6日の代表質問で、菅は小沢の証人喚問について「本人が自ら判断され、対応することが望ましい」と答弁。小沢の処分についても「幹事長の方で検討していると聞いている」と逃げた。小沢に突きつけられた議決は、「起訴」とはいえ、99%が有罪になる検察の起訴ではない。シロウト判断の検察審査会の決定は、「裁判の場で白黒ハッキリさせろ」というもので、小沢が無罪になる確率は高いのだ。小沢グループからは「離党や議員辞職は時期尚早」の声が上がっているし、小沢グループではない羽田雄一郎参院国対委員長も6日、「検察の調べで2回、不起訴が出ている案件で、無罪になる公算が大きい。処分は必要ないと思っている」と強調した。
「小沢さんが離党するなら、少なくとも20人、ヘタしたら50人が一緒に付いていく。ねじれ国会の不安定な政権運営を強いられている菅首相にとって、党のゴタゴタは困るから、執行部は離党勧告なんて出せない。小沢さんは逃げない。これからも今まで通り、しっかり自分の主張をしていく。裁判では自らの身をもって、司法制度のおかしさを問題提起するはずです」(小沢系の中堅議員)
小沢の闘争心に火が付いた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK97掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。