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第5検察審査会での議決の経緯が公表された。
起訴議決が出たのは、代表選で小沢氏の落選が決まる約30分前だったようだ。
悪徳司法官僚と裏で連絡をとっている連中は、このことを当然知っていたであろう。
もっとも、検察審査会のメンバーを抽選した後、面接で適任者を選んだ時点で、彼らにはもう自信があったに違いない。
そして吉田繁實という、とうの昔にかれらに魂を売ったであろう補助弁護人を選び、彼にこう言わした。
『暴力団や政治家という違いは考えずに、上下関係で判断して下さい』
ここからは私の推測であるが、おそらく、こんな具合に補助弁護人はつづけて説明したのであろう。
『組長が指示し、組員に実行させて罪をかぶせるのと同じことですよ。何億もの大金が動いているのに、それに小沢が関与していないはずはありません。これは裁判で白黒をはっきりさせるべき事案ですね。』
組員が、組長の泥をかぶる場面は、高倉健の主演映画でもよく出てくるケースだから素人には分かりやすかったかもしれない。
いずれにせよ、補助弁護人にとって、膨大な難解な資料を前において、面接で選びぬかれた素直な素人を騙すのは、赤子の手をひねるより簡単であっただろう。
補助弁護人から、洗脳の途中報告を聞き、連中は、決議の結果を既に確信していたに相違ない。
あとは、どのタイミングで議決をとり、どのタイミングで発表するかだけだ。
この際、連中がどのようなタイミングでこの手の発表をおこなっているか、鈴木宗男氏についての発表とともに振り返ってみたい。
(9月7日)
最高裁は鈴木宗男氏の上告を棄却した。
民主党の代表選のさなかに、小沢氏を支持応援していた鈴木氏に対する最高裁の有罪決定を発表したことは、同じく刑事問題を抱える小沢氏に対する印象をいちじるしく悪くし、党員サポータの投票行動に大きな影響を与えた。
最高裁は、官僚主導政権、アメリカ傀儡政権維持しようとしていたのではないだろうか?
そして、その3日後に、村木さんに無罪判決が出ている。
この判決では、検察の調書のでっち上げを糾弾し、法廷での証言を証拠として採用した。
鈴木氏の場合も、これと同じく、検察の調書はでっち上げであると、証人は法廷で証言したが、愚かな裁判官が調書を証拠として採用した。
違いがあるとすれば、中央官僚にとって、一方は所詮仲間であるが、一方は官僚支配打破に真剣に取り組んでいた、真実国民の側にたった政治家だということだけだ。
最高裁はこの村木さんの無罪判決の前に、大急ぎで、鈴木氏の上告を棄却してしまう必要があったのではないか?
(9月14日)
代表選の投票日と同じ日、つまり小沢氏落選の日、小沢氏に対する『起訴相当』の議決がされた。
補助弁護士が選任されたのが、9月7日だそうだから、これも異常な速さである。約7日というそんな短期間で、1000ページを越すという膨大な資料を有能な弁護士は読めるのだろうか?
そして何日かけて、検察審のメンバーに説明したのだろうか?ヤクザの組長と組員の話しかしなかったのではないだろうか?
そして、その2日後の9月16日、最高裁は、鈴木宗男氏の異議申立てを、わずか5日間という、またも異常な速さで棄却する。
小沢氏に対する議決といい、鈴木氏に対する却下といい、なぜそんなに急いだのであろうか。
ところが、その5日後に、主任検事が逮捕されるという司法官僚の信頼を根底から揺るがす事件が起きる。
検察審査会と最高裁は、主任検事の逮捕を事前に知っていて、異常に処理を急いだのではないだろうか?
朝日新聞がスクープし、その日のうちに最高検が主任検事を逮捕したということになっているが、検察審査会と最高裁は、その逮捕を事前に知っていたのでは?
(10月4日)
小沢氏の起訴相当を発表。
今度は異常に遅かった。なぜ議決があってから、20日も発表を待つ必要があるのだろう。
検察審査会が発表のタイミングを図っていたとしか思えない。
それにしても絶妙なタイミングだった。
これから国会の論戦が始まり、主任検事の逮捕、尖閣諸島での失政等に議論が集中するはずだった。
それが再び小沢氏の『政治と金』攻撃一色になってしまった。
しかし、こうして時系列に分析してみると、とても偶然とは思えないタイミングの良さである。
確かに1回や2回ならありうることだが、偶然がこんなになんども重なるはずがない。
意図的としか思えない。
検察審査会も、裁判所にあるから、最高裁の支配下にある可能性が高い。
最高裁がいちばんてっぺんですべてをコントロールしているように見えてならない。
そして、すべてが官僚主導政権維持、アメリカ傀儡政権維持の方向へ仕組んでいるようにしか見えない。
憲法に、国民審査権という規定はあるが、実質的に機能していない。
三権分立と言いながら、司法権は国民主権の埒外にある。
巨悪が潜むには絶好の場所であろう。
しかしここに巨悪が潜んでいたとしたら、我々はどうしたらいいのだろうか?
ここまで書いたところで、小沢氏の会見をニコ生で見た。
小沢氏は裁判で身の潔白を証明するといわれた。
裁判の結果など、実際にはどの裁判官に担当させるかを決定した時点でほぼ決まる。
果たして小沢裁判を担当する裁判官が本当に信用できるのだろうか?
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