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2010年10月6日 掲載
エステ業界初の上場だった「ラ・パルレ」も倒産
どんどん広がる振興銀倒産の負の連鎖
●「次はどこだ」と市場が注目する15社
日本振興銀行の破綻が、荒波となって押し寄せてきた。ひとつ、またひとつと倒産が出てきそうな気配なのだ。
5日、エステ大手のラ・パルレ(ヘラクレス上場)が民事再生法の適用を申請。エステ業界初の上場企業で、CMに押切もえを起用したこともある。知名度は高かったものの、ここ数年は業績低迷にあえいでいた。最盛期の07年には140億円以上を売り上げていたが、会員数の減少に歯止めがかからず、09年は売上高30億円まで落ち込んでいる。倒産も囁かれていた。
しかし、倒産の引き金を引いたのは振興銀の経営破綻にほかならない。ラ・パルレは、振興銀の融資先企業で構成される「中小企業振興ネットワーク」に参加していた。融資のほとんどを振興銀に頼っていたのである。
「振興銀からの融資がストップしたことで、ラ・パルレは資金難に陥った。この状況は、振興銀ネットワークに参加していた他の企業も同じはずです」(東京商工リサーチ情報部の増田和史氏)
参加企業の今後が心配になってくる。
「事業者向けの金融業を手掛ける上場企業のNISグループ。ここも深刻でしょう。振興銀への債権が約67億円もありますし、振興銀の株式を簿価で約18億円抱えています。おそらく債務超過に陥るとみられているのです」(金融関係者)
NIS以外にも、ネットワークに参加する上場企業は結構ある。ゴルフクラブのマルマン、中古車買い取りのカーチスHD、外食のジー・テイスト、不動産のシノケングループ、コンテンツ事業のインデックスHD、経営支援サービスのC&I・HD(旧ベンチャー・リンク)など14社だ。
「ラ・パルレは支援企業が見つからず、結局、倒産です。業績不振が続き、大手金融機関からの融資がかなわなかった会社が振興銀ネットワークに多い。この先、簡単にスポンサーが見つかるとは思えません。最悪の事態が続出する可能性があります」(前出の金融関係者)
振興銀の連鎖倒産は、これから本番を迎えようとしている。
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