http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/902.html
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(回答先: 宮顕は共産党トップとして君臨し続け一度も国会で説明もなし『日共の「小沢訴追政変」対応考』れんだいこのカンテラ時評818 投稿者 韃靼人 日時 2010 年 10 月 06 日 07:17:13)
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/rinchizikenco.htm
別章【小畑中央委員査問リンチ致死事件考】
(最新見直し2009.5.14日)
(れんだいこのショートメッセージ)
ここで、宮顕論で避けて通れない「小畑中央委員査問リンチ致死事件」について考察しておくことにする。本サイトを読めば、宮顕が何者なのかが判明するであろう。こういうトンデモ人物を共産党の最高指導者として長期間戴いた日共の責任問題が発生するであろう。しかし現実はそういう風には問われていない。れんだいこに云わせれば、日共及び日本左派運動が、それだけ狂っていると看做す。
日共は今日でも、あたかも冤罪事件であるかのように吹聴し続けており、世評の通説もこれに従っている。しかし、れんだいこは、今日のテイタラクの日共を作った元凶としての宮顕批判の関門として位置づけ、日共のウソ詭弁につき告発し続けている。この事件を正しく認識することが、今日の日共の歪みを鏡写しすると思うからである。
新左翼はさる日、日共批判を起点として誕生したが、残念ながられんだいこレベルの日共批判に立ちきれていない。本事件ではむしろ宮顕及び日共の弁明の尻馬に乗っている。新左翼の日共批判の尻軽を見るのは、れんだいこだけだろうか。
「小畑中央委員リンチ致死事件」(以下、「リンチ事件」と云う)の解明は、宮顕の正体を暴く格好テキストとして意義がある。だがしかし、この事件は巧妙な上に巧妙にも極力隠蔽し続けられ、万一この事件に関心を寄せる猟奇家が現れた場合にも念入りな史実改竄と詐術により正確な読み取りが不可能にされてきていた。逆にいえば、それほど重要な史実であるということでもある。今これをれんだいこが読み取ろうとしている。諸賢の批評を請う。
2009.5.12日、大金先輩との遣り取りで、れんだいこの本事件解析の論証が今尚弱いことを指摘された。新たな資料が開示されない以上、これ以上の解析は無理だとも思うが、読み直してみることにする。読み直してみた結果、これ以上どう説得すれば聞く耳を持ってくれるのだろうかとも思う。
2003.10.7日、2009.5.14日再編集 れんだいこ拝
戦前日共史(九)「小畑中央委員査問リンチ致死事件」概要 宮顕生存中にリンチ事件の解明をせよ!するのが党の政治責任
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/marxismco/nihon/miyakenco/rinchizikenco/gaiyo.htm より一部抜粋
【れんだいこの事件解析総まとめ】
最後に、この事件の総ざらえをしておく。
宮顕系の流れにある日共党中央は、事件を次のように見立てている。
1 査問致死はスパイ摘発闘争の過程で起こった。それは、当時の情勢ではやむをえないものであり、正義の闘争であった。
2 小畑は大泉同様にスパイであることを認めた。
3 小畑の急死の死因は持病併発による突発性心筋梗塞のようなものであり、宮顕には責任はない。
4 死体を床下に埋めたことに関して、宮顕は聞知も関与もしていない。
5 事件関係者はその後逮捕されたが、宮顕一人が予審調書一つ取らせず完全黙秘を通した。
6 公判で、宮顕一人が縷々正義の弁明をしており、獄中闘争の鏡である。
7 戦後に於ける釈放-復権は当然であり、この経緯に何らいかがわしさはない。
日共党中央は、概略以上のように述べ、党中央盲従派は何の疑問も沸かさず唯々諾々してきている。
が、れんだいこ検証に拠れば全てが違う。次のようになる。
1 査問致死はスパイ摘発闘争の過程で起こったが、それは、当時の情勢ではやむをえないものであるというより極めて危険な闘争であった。当時の宮顕派のスパイ摘発闘争の胡散臭さを見て取らねばならず、そういう名目で、最後に残っていた党内有能分子を摘発していた形跡がある。即ち、宮顕派こそスパイグループであり、そのスパイグループにより、党内有能分子摘発闘争が組織されていたというのが実際である。ここを理解しないと、この問題は解けない。
2 小畑は大泉同様にスパイであることを認めた、というのは大ウソである。大泉は別系統のスパイであり、そのことが明らかになったが、小畑のスパイ性は最後まで確認できなかった。当然、当人が否定し続けたからである。そして最後のその時を迎えることになる。
3 小畑の急死の死因は持病併発による突発性心筋梗塞のようなものであり、宮顕には責任はない、というのも大ウソである。現場にいた当事者の全てが宮顕の主導的関与を認めている。それによると、宮顕の柔道の締め技により、小畑が断末魔の声を上げながら果てたことが証言されている。
4 死体を床下に埋めたことに関して、宮顕は聞知も関与もしていない、というのも大ウソである。当時の組織系統に於いては、党中央の指示に従う以外には床下遺棄なぞできるはずがない。小畑死亡直後の死体のあるその場での党中央委員会で指導権を握った宮顕の指示なしにできるわけがない。事件発覚後、知らぬ存ぜぬと言い張ることは、指導者としてあるまじき居直りである。
5 事件関係者はその後逮捕されたが、宮顕一人が予審調書一つ取らせず完全黙秘を通したというのも大ウソである。恐らくは、詳細な報告をしているはずであり、調書が採られていないとすれば、当局のスパイであったから不要であったからであろう。このどちらかになる。
6 公判で、宮顕一人が縷々正義の弁明をしており、獄中闘争の鏡である、というのも大ウソである。合同公判の際に俄か病となり、事件のカギを握っていた秋笹が死亡して後に、単独公判の場で滔々と「正義」の弁明をしている。その様子はヤラセ公判となっている。
7 戦後に於ける釈放-復権は当然であり、この経緯に何らいかがわしさはない、というのも大ウソである。危篤状態でもないのに危篤との診断で、他の被告の一斉釈放より一日早く釈放されている。しかも、政治犯と刑事犯の複合犯であることから、事前確認で釈放不可とされていたにも拘らずである。胡散臭くない訳が無い。
これが実際である。こういう履歴を持つ宮顕がその後党中央を牛耳り、長年最高指導者として君臨してきた。一時、参議員にもなり、国政に関与してきた。解党的総括なしには済まされまい。
2007.4.19日 れんだいこ拝
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