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2010年10月05日(火) 06時38分09秒
マスコミの「国民の声」は、北朝鮮のプロパガンダ「人民の声」と同義語である。
小沢一郎が検察審査会によって強制起訴された。
昨年の西松事件から続く、既得権益層から小沢一郎に対し、その政治生命を奪うことを目的とした、しつようなまでの検察の刃は、ついに、マスコミの好む『国民の声』とやらによって、強制起訴にいたったことになる。
しかし、繰り替えすまでもなく、一連の不動産の虚偽記載とされるものについては、記載上のミスも問えるかという軽微なものであり、小沢一郎の元秘書が現職の国会議員になった石川氏も含めて三名逮捕されても
なお、彼らがまっこうからその罪を全面否認し、もちろん、小沢一郎本人に対しても、検察があれほど取り調べを行っても、結局、起訴できなかった事案である。
検察審査会なるものは、本当かどうか分からないが、一般の有権者から「くじ」で選ばれているらしい。しかし、こういう選び方も、密室でされているので、どのような基準で選ばれているか分からない。日経新聞が伝えるところによると、今回の強制起訴を判断した、「国民」とやらは、男性5人、女性6人の合計11人で、平均年齢は30.9歳だそうだ。
これで本当にいいのか、と思うのは、小沢一郎という我が国でも、卓越した手腕を持つ政治家を、この国難の時期に、事実上、その政治生命を奪っておいて、検察審査会の11名については、匿名性を保ったままで、いったい誰が、どういう判断にもとづいて、この起訴を行ったかも分からない。
何度も取り調べを重ねてきた検察すら起訴できなかった案件を、証拠にもとづかなくても、この11名の主観で、誰であっても起訴できてしまうのである。これほどまでに、強大な権限を行使しておいて、我が国の政治に重大な影響を与えておいて、この11名が、国民に対する説明責任もはたさないまま、「匿名」のままでいることが、まず許しがたい。
そして、この11名が、ブラックボックスになっているからこそ、新たな既得権益層による体制維持のための、手段として利用できるのだ。
なんら民主主義のプロセスによって裁かれることもできない検察や、検察審査会の11名の連中が、我が国の政治をめちゃくちゃにしている。「国民からくじで選ばれた」と表向きにでも理屈か立てばなんでもできるわけである。
しかし、政権交代が起きてから、いかにもむちゃくちゃなこの国のウミがいっきに噴出した。
マスコミも壊れ、検察も壊れ、自民党も壊れ、菅・仙谷民主党の政権運営はむちゃくちゃで、官僚やアメリカはその本性をむき出しにしはじめた。
毎日毎日、流れてくるニュースが、この国がいかに壊れているかということを伝えている。
尖閣諸島沖の衝突事件をめぐるお粗末な日中外交。前特捜部長の逮捕にまでおよんだ検察の証拠改ざん事件。いや、当のマスコミのニュース自体が、公平中立性なんてものはなく、主観にもとづいて、既得権益側が意図する一定方向に、全局全紙が世論を誘導する。まるで戦争中の大本営発表そのものである。北朝鮮のプロパガンダ放送と、いい勝負である。
そして、そのマスコミが好むのが「国民の声」という常套句である。
マスコミによると、検察審査会の強制起訴も「国民の声」らしい。
しかし、私は、この「国民の声」という偽善たっぷりの、マスコミ側によって都合よくつくられた常套句に、太平洋戦争中の「非国民」という言葉と同じ胡散臭さを感じる。ここでいう「国民」とは既得権益層にとって同義語であろう。
つまり、主体なんてものは本当は彼ら(国民)に求めておらず、都合よく、既得権益層の言いなりになってくれればいい。
また、既得権益層の行動を正当化するための錦の御旗であればいい。
そういう意味での「国民」という表現である。
もっといえば、マスコミの言う「国民の声」とは、北朝鮮のプロパガンダに出てくる「人民の声」とも同義語である。
しかし、まあ、なんというか。。
いつまで国民は騙されつづけるのだろう。
証拠改ざんが問題になっている郵便不正DM事件も、もうさすがに国民も気づいていると思うが、あんなもの検察の間で、「密室での取調べ」、「自白偏重主義」、「起訴有罪率99%」という時点で、過去の国策捜査の被害にあった人たちの書籍にも書いているとおりで、それらしきことは日常茶飯事なわけである。
そもそもあの事件自体、村木厚子さんという個人の悲劇に、話がいってしまっているが、もともとは衆議院選挙を前にして、民主党の石井副代表を狙いうちした国策捜査であったわけだ。
国民は、なぜ与党であったはずの自民党の政治家はコイズミ政権以来まず逮捕されず、いつも民主党ばかりが検察に狙い撃ちにされてきたか。
そこを冷静に考えれば、いかに検察がうさんくさいか、ということが分かるものの。
既得権益打破を掲げた政治家はみんなつぶされるのである。
小沢一郎にしても、鳩山由紀夫にしても、鈴木宗男にしても、彼らが意図的に検察から狙われたのは、その実態は、「政治犯」ということである。
しかし、大多数の国民は、あいかわらずマスコミの言うことを信じてしまうから、自分たちの国が、実は民主主義なんてなくて、一部の既得権益層に牛耳られている国家だということを知らない。
「冷戦省」と呼ばれ、世界各国で戦争工作や、政府転覆をしているCIAだって、まるでスパイ映画の中の話ぐらいに思っているのが日本人だ。
当の岸信介首相をはじめ、日本の政治家自体がCIAのエージェントであったことを知らない。
CIA文書の存在を、マスコミが意図的に日本では報道しないこともある。
そして、肩書きに弱い日本人は、小沢問題のたびに、テレビに出てくる立花隆という薄汚い老人の言うことを、またまともに信じるのだろう。
「知の巨人」という肩書きに騙されて。
とにかく、肩書きに弱いのが日本人の悪いところである。
だが、この立花隆がいったい何を言っているか、よーく耳を傾けてみれば、彼の正体が分かる。
ほんとに大したことなんて言っていない。
単にテレビ局に求められるシナリオに沿って、もっともらしくコメントしているだけだ。
そもそも彼は小沢一郎本人にも取材をしているわけではない。
いや、そもそも取材活動なるものを行わず、定期的にマスコミに登場して、その肩書きを活用して、世論誘導に手を貸しているだけの老人ではないか。
あー、それにしても、こんなバカなことばっかりやっていて、日本の将来は大丈夫なのか。
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