★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96 > 773.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
小沢氏の強制起訴は誰の意向か(反戦な家づくり)
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/773.html
投稿者 判官びいき 日時 2010 年 10 月 04 日 22:56:40: wiJQFJOyM8OJo
 

http://sensouhantai.blog25.fc2.com/
今回の小沢氏強制起訴については、様々な憶測が飛びかいはじめている。審査会事務局に「厳選」された平均年齢30歳の審査員が、マスゴミを鵜呑みにして決議してしまった結果か。もうしそうだとすれば、審査会事務局の選抜基準にこそ、その意図が込められている。その限りにおいて考えると、「オカミに逆らわない」「大勢にしたがう」という選択された特性がもたらした、ある意味で事故のようなモノといえるかもしれない。

他方で、これはアメリカの差し金だという意見もある。たしかに、昨年春以来の小沢タタキは、対米従属を見直そうという小沢一郎を引きずり下ろすためのものであることは間違いない。アメリカの意向、あるいは指示が入っていないと考える方が無理だ。

今回の議決も、審査員の「選択」から、吉田という補助弁護士まで、影響を与えようと思えばいくらでも機会はある。その意味で、アメリカの指図であった可能性も充分に考えられる。ただし、アメリカも一枚岩ではないわけで、それが旧来の利権を守りたい勢力によるモノなのか、これからアメリカを(方向はともかく)チェンジさせようとしている勢力なのか、という問題は残る。

また、国内の旧利権にしがみつく勢力による圧力だという見方もできる。この場合、もちろんアメリカの利権勢力との合同である可能性が高い。もうひとつ残るのは、仙谷や枝野のような、政権をとってはじめて利権を手にした連中が、自分たちのためだけに小沢を追い落としたということ。これは、完全に代表選とリンクする話で、サポータ票が非常に不透明に扱われたということとも、一体の話だ。

ただ、新参者の仙谷たちに、そこまでの深い影響力を行使する力があったのかどうかは良く分からない。むしろ、他の力が働いていたところに、仙谷たちも便乗したと見るほうが自然なのではないか。こんな時に、何の情報源もない私が見るのは、各新聞の見出しの一覧だ。粗大ゴミならぬ五大ゴミともいわれる新聞のネット見出しを、ざっと眺めてみる。

すると、各社の傾向と、全体にどういう方向に持って行こうとしているのか、マスゴミ界の意向が見えてくる。で、今回の強制起訴について見てみると、これがやや拍子抜けの感がある。もちろん、マスゴミが小沢氏に対して完全に公正な報道なんてしないけれども、かつての勢いはどこ行ったの?というくらいおとなしい。

まず、読売アメリカン
* 民主「陳情対応本部」を新設…本部長に枝野氏 (10月4日 19:37)
* 「陸山会」起訴の石川議員「ノーコメント」 (10月4日 19:21)
* 小沢氏起訴議決、菅首相「コメントは控える」 (10月4日 19:04)
* 裁判で無実を確信…小沢氏が談話 (10月4日 18:29)
* マニフェスト修正応じられぬ、と藤井元財務相 (10月4日 18:26)
* 起訴議決「分からない」と小沢氏…平野氏に (10月4日 17:51)
* 小沢氏離党必要ない、と側近の松木氏 (10月4日 17:39)
* 検察審批判発言も、小沢氏支持議員の一部から (10月4日 17:32)
* 起訴議決「なぜこの時期なのか」民主・三井氏 (10月4日 17:13)
* 「党の対応、慌てることない」民主・輿石氏 (10月4日 16:50)
* 小沢氏「自ら身を引くべき」…民主・牧野氏 (10月4日 16:31)
  *小沢氏強制起訴へ、検察審2度目の「起訴議決」(10月4日 15:46)

と、最初は反小沢のコメントからはじめたモノの、すぐに腰砕けである。それどころか、小沢氏が徹底して排除した陳情利権を、枝野がちゃっかり手に入れたことを報じていたりする。

次に、アメ経 ならぬ日経
*首相「コメント控える」 小沢氏強制起訴で (18:56)
*民主鉢呂氏、小沢氏強制起訴「自らがどういう形をとるのかだ」 (18:49)
*自民逢沢氏、小沢氏の辞職勧告案提出へ「野党で議論尽くす」(18:40)[有料会員限定]
*小沢氏、強制起訴は「誠に残念、無実を確信」 (18:26)
*小沢氏が声明「無実が必ず明らかになると確信」 (18:21) [有料会員限定]
*自民・谷垣総裁、小沢氏は「議員辞職すべきだ」 (17:16)
*官房長官、小沢氏の強制起訴「政権への影響わからない」 (16:59)
*五十嵐財務副大臣、小沢氏強制起訴「大変驚いている」 (16:43)
*岡田氏、小沢氏の国会招致「慎重さ必要」 (16:35)
*小沢氏強制起訴 官房長官、政権への影響「分からない」 (16:31)
*岡田氏、小沢氏への民主党対応「本人が考え示してから言うべき」 (16:27)
*岡田・民主幹事長、小沢氏の強制起訴「大変残念」 (16:17)
*「小沢氏は自ら身を引くべき」民主国対委員長代理 (16:13)
*陸山会事件「再捜査は不十分」指摘、検察審 (16:06) [有料会員限定]

これまた、歯切れが悪い。
まあ、余りに無理筋の強制起訴なのは、ちょっと事情を知っている記者ならばわかっていることだから、歯切れが悪くなるのかもしれないが、それにしても、代表選以前の小沢=犯罪人といわんばかりの勢いはない。

お次は、お口が開きっぱなしの朝日
# 菅首相「まだ十分把握していない。コメント控えたい」(10/4)
# 民主・岡田幹事長「小沢氏の考えが示されるのが第一」(10/4)
# 谷垣・自民党総裁「小沢氏は辞職するべきだ」(10/4)
# 「裁判で無実明らかになると確信」 小沢氏がコメント(10/4)
# 小沢氏起訴議決、仙谷氏「コメント差し控えたい」(10/4)
口が開きっぱなしのくせに、えらく口数が少ない。

さて、先立つものに追いまくられて球団でも○○○○でも売ってしまおうかという毎日

*陸山会事件:小沢元代表「裁判で無実明らかに」(最終更新 10月4日 19時27分)
*陸山会事件:小沢氏を強制起訴へ 検察審査会が議決

あれ? 代表選の間は、小沢憎しの報道をあんなにがんばっていたのに、これだけ??
最後に控えましたるは、ジャパニーズ右翼の希望の星 産経 こちらは、さすがに詳しく、時系列ではなく項目分けされている。

* 小沢氏強制起訴へ 検審「起訴すべき」(10月4日)
小沢氏自身は…
* 口を真一文字に結び 「陸山会」事務所を後に(10月4日)
* 「分かんないんだよな」(10月4日)
検察審査会の議決要旨
* (上)「十分な再捜査が行われたとは言い難い」(10月4]日)
* (下)「検察官の判断は首肯し難い」(10月4日)
* 側近の松木謙公氏「大変残念」「小沢氏は大切な方…」(10月4日)
* 「小沢氏は離党すべきだ」と民主党国対委員長代理(10月4日)
* 仙谷官房長官「有罪確定まで推定無罪」(10月4日)
* 民主党の岡田幹事長「大変残念だ」(10月4日)
* 馬淵国交相「進退は自ら決めるべき」(10月4日)
* 石井副代表「代表でなくてよかった」(10月4日)
「秘書に任せていた」は全面的に退けられ…
* 小沢氏、再び不起訴 特捜部 平成19年分虚偽記載容疑(9月30日)

野党の反応は
* 谷垣総裁、小沢氏は議員辞職すべき(10月4日)
* 「小沢氏はけじめを」 たちあがれ、平沼代表(10月4日)
* 厳粛に受け止めるべき 新党改革・舛添代表(10月4日)
* 「まずは国会で説明を」 みんな・渡辺代表(10月4日)

アメリカも注目
* 米、政権への影響を注視(10月4日)
この最後の記事など、アメリカも注目といいながら、アメリカの誰に何を聞いたのかも書いていない。完全な記者の憶測をひと言書いているに過ぎない。こんな中身のない記事を書くというところに、産経のなにか後ろめたさがあるのではないか。ちなみに、産経の良いところは、議決分の要旨を載せたり、一問一答を全部書いたりする。

小沢一郎は汚職をしたと信じているような、洗脳され切ったマスゴミ信者はともかく、ある程度冷静にものを見る人であれば、これだけ詳しくなんやかんやと報道されれば、むしろ中立的に見ることができるのではないか。とにかく、今回の強制起訴という議決にたいするマスゴミの態度は、これまでとは明らかに違う。少なくとも、政官財外電の悪徳ペンタゴンが、一枚岩で進めてきたモノではなさそうだ。

おそらくは、外:アメリカの一部利権屋(知日派)、官:小沢を永遠に葬りたいほとんどの高級官僚、政:仙谷や枝野という新興権力亡者が悪徳ペンタゴンの中の他の勢力の止めるのも聞かず、突っ走ったということだろう。議決が9月14日、すなわち民主党代表選の日であったこと、そしてその発表までに3週間もかかったことが、それを裏付けているように思われる。

万が一、代表選で小沢氏が勝利した場合や、サポータ操作がうまくいかなかったときは、即時に議決をリークするつもりだったのだろう。ところが、代表選は菅の勝利に終わり、しかも、小沢タタキの嵐はなぜか去ってしまった。悪徳ペンタゴンも、内紛の時を迎えたのである。しかして、議決はしたけれども、世に出すタイミングが見当たらず、ついに3週間もたってしまった。こんなストーリーが透けて見える。

強制起訴されることは、決して望ましいことではないが、この際、あらゆるウミを裁判で白日に曝すことで、検察も含めた悪徳ペンタゴンの汚い姿を詳細に描き出す機会とされることが良いのではないだろうか。そして、悪ペンの内紛を激化させ、自爆を誘う絶好の機会ととらえるべきだろう。当の本人の小沢氏にはお気の毒だけれども、これもまた政治活動として、裁判闘争を闘っていただきたい。
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2010年10月04日 23:27:12: FJAZ7VgfxI
検察審査会の議決と言うが、本当に審議を行って結論を
出したと証明できるのか。

日本の司法システムは、あらゆるプロセスが不透明で、
非論理的な胡散臭さを炸裂させており、その姿を国際社
会にさらけ出している。

普通ここまであからさまだと、どんなバカでもとことん
おちょくられていることに気づくはずだ。

日本の国民は怒るべきではないのか。
それとも、日本は、内部崩壊プロセスが不可逆的な状況
まで進み手遅れの状態なのか。

ゆで蛙、気づいた時には四面楚歌。


02. 2010年10月04日 23:29:00: kbjD6Oqr1Y

代表選に小沢が勝った場合の核爆弾を仕掛けた。
9月14日に開催され、召集が9月7日とされる。

9月の10日前は、小沢有利の報道も多かった。
是が非でも、小沢政権阻止を謀る。

仙谷と財務省だろう。


03. 2010年10月04日 23:41:53: fiXgSSNTsY
今回の尖閣問題の菅、仙石のオロオロぶりを見る限り、小沢氏への仕掛けはこの二人ではないように思う。むしろ誰かが「民主党の分断」を仕掛けていると見る方が自然だろう。
その誰かの狙いは、「尖閣には小沢が絡んでいる」「小沢の検審は仙石が絡んでいる」と思わせることにある。そして、民主党そのものの弱体化を図ることにある。
敵を見誤ってはいけない。

04. 2010年10月05日 02:28:43: HCACM0UPkg

前原の歪んだ口でニヤっと笑ったマヌケ面が想像できる ><;

05. 2010年10月05日 03:01:40: B1ZhhZMSbM
郵便不正事件のことああるから、記者ものりのりになれないのだと思う。
こんなんで本当にええのか、という感覚はまともな人は感じるだろう

本当の権力はいつも匿名であり、非難されない存在であり続ける
匿名で告発できるのだからやりたいほうだい。やんなっちゃう


06. 2010年10月05日 05:05:14: HejJwkupBk
特捜解体の次は、マスコミ再構築ですもの、やることは、山ほどある。見誤ることなく、日本再生の為に、各々行動しましょう。そして、必要な時は、小沢さんを旗印に、即座に結集できるよう、心づもりして、日々を生きましょう。日本を守るのは、私達一人一人です。

07. 2010年10月05日 05:20:39: tEEfWPt7Jc
検察も、検察審査会も胡散臭い。

08. 2010年10月05日 10:48:04: Xar5BupuQE
まぁ代表選前から菅陣営は威勢が良かった!
岡田「起訴されるかも知れない人」な〜んて、東大法学部での人間が
推定無罪を知らないわけでもあるまいし、といぶかってたら
案の定!きっと起訴議決がされるのを知っていたのであろう。

どっちにしても爆弾として隠していたという書かれている通りでと思う。

尖閣で迷走しようが、
フジタ社員が人質に取られようがのんきなもん!
だって小沢強制起訴を皆知ってたんだもん!
菅政権がすぐに倒れたって小沢政権にならないんだから安心してた。
裁判に一年はかかるから小沢氏は首相にはなれない(怒)

本当にあからさまな政治介入には鉄拳を!


09. 2010年10月05日 18:41:23: E38lW6Nd8T

帝国主義の植民地化の時代、宗主国は植民地の富を剥奪し、
司法を牛耳った。
具体的には、植民地側に関税自主権を与えない、
領事裁判権によって、宗主国側の人間を植民地側の裁判で
裁かせない、などがあった。

その結果、宗主国は植民地からの資源や製品を安く買い、
宗主国の製品を植民地に高く売った。
その上、植民地住民に理不尽な課税をして、植民地から
奪いつくした。

幕末の日本も、関税自主権を奪われ、領事裁判権を強いられ、
不平等条約の撤廃までに、40年以上もかかった。
植民地時代のアメリカも、宗主国のイギリスに対して戦い、
インドも他のアジアも、アフリカも中南米もその件で戦った。

今日の日本は、表面は「独立国」だが、多額の米国債を買わされ、
郵貯の300兆円も風前の灯で、富を奪い尽くされている。
そして、民族自決の英雄である小沢氏を、米国の傀儡司法の手で
葬り去ろうとしている。

傀儡マスゴミによる、悪質な印象報道に洗脳されたB層国民大衆は、
本当は国民の救世主である小沢氏を、「悪玉」呼ばわりし、
近い将来襲い来る、自分たちの貧窮と不幸の扉を、自ら開くことに
加担し、手を汚している。
小沢氏の掲げた「国民の生活が第一」という政策を、国民自らが、
十字架に架けようとしている。

売国官僚、売国司法、売国マスゴミ、売国政治屋どもが、
「国民の声」を仮装して、国民不幸への策謀を堂々と進めている。
日本国独立自尊の英雄を葬り去ろうとしている勢力の裏には、
日本国の富を搾取し、この国民を戦争に駆り立てようと画策する
外国(宗主国)勢力がいる。

(「検察審査会」を演出し、手足として使っているのは誰だ?)

国が豊かな間は、国民は戦争を望まない。貧しくなった時こそ、
メシを食うために、軍隊に入らざるを得ない状況が生まれる。
戦争こそ大型公共事業であり、軍需産業にとっての特需となる。

この国は、「いつか来た道」を間違いなく歩まされている。



  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 コメントの2重投稿は禁止です。  URL紹介はタイトル必須
ペンネームの新規作成はこちら←  最新投稿・コメント全文ページ
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧