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民主党の小沢一郎元代表が4日、検察審査会の2度目の議決を受け強制起訴されることにより、小沢氏の動向が最大の焦点となる。同氏は89年に47歳で自民党幹事長に就任以来、20年以上政界のキーマンであり続けたが、師と仰いだ田中角栄元首相、金丸信元副総理に続き刑事被告人になることで影響力が低下するのは必至だ。民主党内からは自発的な離党を求める声が出ている一方、野党は小沢氏の国会への証人喚問などを求め攻勢を強める構えだ。
2度目の議決が出た直後の4日午後、小沢氏は東京・赤坂の個人事務所に入った。平野博文前官房長官、中塚一宏、岡島一正両衆院議員ら小沢氏に近い議員が次々と集まり対応を協議。平野氏が「なんでこんなことになるのでしょうか」と問いかけると、小沢氏は「そうなんだよな、わかんないよな」と答えたという。
過去に政治資金規正法違反で起訴された国会議員は、ほとんどが離党や除名処分になっているが、小沢グループ内では「離党や議員辞職の必要はない」の声が圧倒的だ。「一新会」会長の鈴木克昌副総務相は「有罪になったわけではない。冷静に見てほしい」と強調。代表選で小沢氏を支持した原口一博前総務相も「公判でクロシロもはっきりしていないのに離党する理由は何か。シロであれば、離党を勧告した人は責任を取れるのか」とけん制した。
小沢氏側が強気なのは、裁判で無罪になるとの見通しを強く持っているためだ。側近の松木謙公農水政務官は「表に出ることは難しくなると思うが、早く無罪を確定してほしい」と語り、早期の復権に期待する。小沢氏側近の平野貞夫元参院議員は「小沢氏の無罪は確実で、(無罪になれば)政治的な力はパワーアップする」と強調した。
一方、「脱小沢」路線を進めてきた執行部側は慎重な対応に終始した。小沢氏の自主的な離党への期待があり、小沢氏側を刺激したくないためだ。枝野幸男幹事長代理はコメントを拒否。別の党幹部は「執行部にコメントしないように言われている」と語った。牧野聖修国対委員長代理は小沢氏への離党勧告と除名に言及したが、鉢呂吉雄国対委員長は「個人的な発言をするべきではなく軽率だ」と牧野氏を厳重注意したことを明らかにした。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20101005k0000m010095000c.html
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