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補正予算案 規模説明し協力を要請
10月4日 15時24分
今年度の補正予算案をめぐって、民主党の政策調査会長を務める玄葉国家戦略担当大臣は、野党5党の政策責任者と会談し、補正予算案に盛り込む経済対策の規模を4兆8000億円程度とする方向で検討していることなどを説明し、成立に向けた協力を求めました。
玄葉大臣と、自民党、公明党、みんなの党、たちあがれ日本、新党改革の野党5党の政策責任者との会談は4日午後、国会内で行われました。この中で玄葉大臣は、今年度の補正予算案について、政府・民主党内での検討状況を示し、予算案に盛り込む経済対策の規模は、税収の増加で地方交付税が増える分を含めて4兆8000億円程度とする方向で検討していることなどを説明しました。そのうえで玄葉大臣は「経済対策は、国民生活を守るための喫緊の課題で、各党からの提案と基本的な方向性に大きな違いはなく、規模もそん色のないものとなっている」と述べ、補正予算案の成立に向けた協力を求めました。これに対し、野党5党からは「民主党が、去年の衆議院選挙から掲げているばらまき政策は撤回して財源を確保すべきだ」とか、「経済対策と並行して、消費税を含めた税制の抜本改革の議論を与野党で行うべきだ」といった意見が出されましたが、具体的な議論は、今後の国会審議の中で行いたいという考えを伝えました。玄葉大臣は、4日夕方、共産党とも会談することにしており、政府・民主党は、野党側の意見をできるだけ取り入れて、今週中にも経済対策の内容を決定したうえで補正予算案の編成作業に入り、臨時国会に提出する方針です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101004/k10014371781000.html
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