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3日「たかじんのそこまで言って委員会」という番組で「司法制度の崩壊と」いうテーマでデスカッションをやっていた。土本武司元最高検察官と 郷原信郎元検事が出演
検察特捜部の闇についって解りやすく語っていた。
地検検事が逮捕され、不正捜査を容認していた上司たちもまた逮捕されるというような前代未聞の事件で確かに国民の司法に対する信頼は根底から崩れた。
郵便不正事件に絡む証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)が、証拠品のフロッピーディスク(FD)のデータを書き換 えた理由について「検察に不利な証拠を消したかった」と供述している。
前田恒彦容疑者は大阪地検特捜部の“エース”として、上層部の信頼を集めていたという。また東京地検特捜部でも信頼が厚く、小沢一郎元幹事長の資金管理団体陸山会の政治資金規正法違反事件では“指名”で東京への応援を要請されたらしい。
前田容疑者は平成18〜20年、東京地検特捜部にも在籍。元福島県知事佐藤栄佐久氏汚職事件(18年)や元防衛事務次官による防衛汚職事件(19年)を手がけた。20年4月に大阪地検特捜部に異動後、音楽プロデューサー、小室哲哉氏の詐欺事件などを担当した。小室哲也の事件も本当のところは解らないままだ。元福島県知事佐藤栄佐久氏は国策による不当逮捕だとして現在も上告中だ。佐藤氏は当時小泉政権に批判的で東京一極集中を強める小泉純一郎政権に対して、「地方の痛み」を強調し続け、知事在任末期における郵政民営化反対で、一貫した政治姿勢が際立っていた。
こうなると田中角栄元総理大臣のロッキード事件も、鈴木宗男元代議士の汚職も、植草一秀教授の痴漢行為逮捕も全てでっち上げであると考えざるを得ない。
政治的な目的を達成するため、無実の人間を犯罪者に仕立て上げる警察当局や検察当局の犯罪行為は、これまでも広範に実行されてきたにちがいない。
検事は任官の際に「君たちは一人ひとりが国家である」という訓示を受けるという。つまり「巨悪を眠らせない」超国家権力を持つのだという,
エリート意識を植え付けられるので知事であろうが大臣であろうが気に食わない奴はしょっ引いて叩き潰せるのだと錯覚する。神になったのような全能感を抱くのだろう。そしてこの危険極まりない組織を監視する機関は無い。
日本の警察や検察では立件されると99,9%が有罪になるというのも頷ける。証拠などは幾らでも当局のえがいたストーリー通りにねつ造すればいいのだから、一度彼らに狙われたら100%助からないということになる。このような極めて危険な犯罪集団をこれまで国民は信頼してきたのだ。今度の事件発覚はは女性検事による内部告発があったためとされているが、それも矢張りネット社会進化の賜である。もう権力とマスゴミの合作による情報操作や、洗脳は機能しなくなっている。
崩壊しているのは司法だけではない。肝心かなめの立法府が失業対策・景気対策・福祉・年金・少子高齢化対策など内政そして、領土保全・国防・安全保障など外交問題に対する専門家がいない腰ぬけアマチユア政権。
国民の財産。年金や郵貯を特別会計に流し込み隠匿してアメリカに貢ぐ財務省をはじめとする行政組織。厚労省のHIVやB型C型肝炎等の薬害問題、消えた年金問題などとにかく税金をつまみ食いして創った無数の外郭団体と天下り。巷にどれほど不況の嵐が吹き荒れようとも、高給を取り、どのような失態も責任を問われることの無い官僚組織を改革する立法府が無い。それでも誰も起こらない。
もうこの国は三権分立ではなく、三権分裂だ。そしてどれもが勝手にドロドロになって崩壊ではなく融解している。
このような日本の危機に遭遇してもB層と言われる愚民たちは、毎日TVのクズ番組を見てへらへら笑っている。
野球チームのどこそこが勝ったと言えばスーパーやデパートがバーゲンセールを行い「安い、安い」と群がる愚民。タコは自分の手足を食うと言われているが、それは再生できるからいいのであって、いま我々が戦後65年がかりで築いてきた国富が三権によって吸いつくされるなら、もう2度と再生はできない。やがて中国の奴隷になるだけだ。
まさに国難だと言うに!!しかしB層を非難するのも酷か?
明治維新の際、薩長と徳川の戦いや、英米に日本が植民地化されるなどの情報は全国の庶民には届かず。また届いていても自分とはかかわりの無い遠い話で、何が起こっているのか全く知らなかったようだから。
なんだか、こうやってぼやいているのも虚しいなあ。
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