http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/659.html
Tweet |
前田容疑者は「最終更新日時」を6月1日から6月8日に書き換え、村木局長の関与があった証拠にしようとしていた、というのが報道での見立てである。では「作成日時」は弄らなかったのだろうか? 当初の最終更新日時が6月1日なのだから、当然作成日時は6月1日以前のはずである。「作成日時」とはそのそのファイルを最初に登録した日であるから、これを直しておかないと辻褄が合わなくなる。どういうことか。
仮に「作成日時」が6月1日のままであったとしよう。これが何を意味するかといえば、上村被告は村木局長の関与の前から「偽証明書」作成の準備をしていた、ということになるのだ。確かに「最終更新日時」が6月8日で、局長の関与後に文書の仕上げをし同日にプリントアウトしたことの説明はつく。しかし初めて保存したのが6月1日(作成日時)なら、その時点で「偽証明書作り」は始まっていたということになる。こんなデータでは、前田主任検事側も上村被告側も「使えない」。前田容疑者が上村被告側に使わせるためには、「最終更新日時」とともに「作成日時」も変更しておかねばならないのだ。
犯人はなぜこんな「中途半端」な作業を行ったのか? 捜査報告書に6月1日と書いてあるのを知っていたためか? それならばこんな「作業」は無意味だ。前田主任検事にしても、上記の矛盾にはすぐに気づくはずだ。特捜部で証拠書類の山には慣れているだろうから。気になるのは、前田容疑者が自分で「フロッピーを改ざんした」と言っているという報道だけで、実際に「改ざん中の容疑者を見た」という人が一人もいないことだ。改ざんに使った「私用のコンピュータ」も話題にならない。
前田容疑者は「フロッピーに時限爆弾を仕掛けた」と言ったそうだが、時限爆弾とはセットした時間が来れば人の有無に関わらず爆発してしまうものだ。ではセットした時間とは何時なのか? 上村容疑者側に使用させて村木局長を追い詰める目的なら「地雷を仕掛けた」あるいは「罠(トラップ)を仕掛けた」の表現ほうが適切だと思うのだが、考えすぎか。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK96掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。