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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101002-00000546-san-pol
[民主・枝野氏 「中国に信頼関係期待する方がおかしい」]
民主党の枝野幸男幹事長代理は2日、さいたま市内で講演し、沖縄県尖閣諸島沖の漁船衝突事件後に中国が「報復措置」を繰り返していることについて「中国とは法治主義が通らないという前提で付き合わないといけない。そういう国と経済的パートナーシップを組む企業はお人よしだ。カントリーリスクを含め、自己責任でやってもらわなければ困る」と述べた。
さらに「中国と日本は明らかに政治体制が違う。米国、韓国との関係同様に信頼関係をもって協力して物事を進めることを期待する方がおかしい」と強調。「悪しき隣人でも隣人だ。それなりにつきあいをしていかないといけない」とも語った。
(引用終わり)
枝野といえば、先の衆院選で大きな支持を獲得した政権政党の前幹事長である。
中国政府との交渉で相手を責める上での発言に過激な言葉も時には必要であっても、中国、国家、国民の総体を「悪しき隣人」と決め付けては、後は日本と中国国民間の諍いを誘発させるようなものである。
民主主義はいまや世界の共通概念である。
ところが、民主主義が世界の共通概念と言っても、全ての国が同じレベルで取り入れているとは限らないし、民主主義に明確で具体的な基準がある訳でもない。
また民主主義が完全無欠のものでないことも周知の事実である。
であれば、枝野が言った「悪しき隣人」と言う規定は、枝野の思い上がりに過ぎないことになる。
しかしながら、民主主義を盾に大上段に振りかぶった枝野の言葉の責任は,
もはや逃げ場のないものである。
さらに枝野は埼玉市で開かれた市民を相手の講演会で上記の言葉を発した。
中国政府を正面きって誹謗するならともかく、民衆を相手に政治家が斯くのごとき言葉を発する意味は、民衆のマインドコントロールを狙ったものである。
かつての軍国主義が鬼畜米英を叫んで国民を煽ったのと同じことである。
ナチスの台等も最初はそういう手法から入っていった。
政治家として、国民に民族的プライドを説くことは右翼的であってもそれは許される範囲と思う。
しかしながら相手国を悪と決めつけ、反中国論を起こそうなどとは、驚き呆れるとともに、危険な思想を感じる。
さらには、現実にある日中の経済的なもたれあいを否定して、特に日本に何が残る。
現実問題をこれほどアッケラカンに無視できる政治家がいるなど信じ難いことである
その枝野は、今でも民主党の幹事長代理であり、その立場からの発言である。
かつ、個人的な講演での発言は、枝野個人がそのような明確な意思を持っていることを示している。
民主党は党として、幹事長代理の発言に責任を取らねばならない。
まさに、ネオコン、極右政治家である。
否、政治家でさえもない。
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