米国の属国の証です。

郷原氏が他の罪に触れずことさら乱用罪を強調するのは事件の「本質」を言いたいがためであろう。郵政不正事件のフレームワークの中で前田犯罪を考えたときそれは一面的（本質としてもいいが）には正しい。しかいそれはあくまでも一面であり刑事実務の総体ではない。

郷原氏の論は正しいと思うがその前に、FD改竄と「爆弾を仕掛けた」という告白により、証拠隠滅罪（２年以下20万円以下）、虚偽公文書作成・同行使（計６年以下４０万円以下）が反論の余地なく該当する罪である。（押収物なので勘違いし別コメントで私文書としたが公文書がどうやら正しい。）郷原氏の論により消えた訳ではない。また「事務処理」や「作った」という解釈がどうなるかだが、電磁的記録不正作出及び供用罪（５年以下の懲役又は50万円以下）もあるかもしれない。
刑事実務上は職権乱用罪の検討も含め紛れもない重罪だろう。

読者に実態を正確に伝えるべきだ。「○○罪のほか、郷原氏は職権乱用罪も・・」と言うべきところだろう。

ネットウヨならいざ知らず、官権・マスゴミ・売国勢力のあまりの傍若無人さを目の当たりにするせいか、国民政治を求める人々の中にも、指導的人物が何か言ったり何かしたら、自分の頭で検証せず目先のことに一喜一憂し、無批判にすぐ飛びついたり熱狂する傾向が最近目につくことが多いように思うのは私だけか？超悪知恵を持つ善人面した悪者が巧妙に騙したときも、たちまち飛びつくようではなはだ心許ない。そんな風潮で海千山千の極悪党勢力に本気で立ち向かえるのかと一抹の不安を最近感じる。

＞「○○罪のほか、郷原氏は職権乱用罪も・・」と言うべきところだろう。

　ではなくて、職権乱用を実行するために、○○罪を犯したと言うことですから、問われるべきは「職権乱用罪」であるべきということではないでしょうか。

いずれにしてそういう可能性がある限り、当事者の検察組織が手がける事自体間違いである。検察の犯罪を糺弾している元検事や内部告発者、あるいは警察などから公正に振る舞う捜査陣の選抜も検討し、それらのメンバーを中心にした強力な捜査能力と権限を持たせた第三者機関を設置して解明すべき問題である。

大林をはじめ検察首脳から現場レベルまで捜査対象である。組織論としての責任を問う声は与野党超えて政治家や、司法関係者にまで広がっている。（菅政権の政治屋やマスゴミの大林降ろしはこれまでの前科から当然別の意図を疑うべきで、それと犯罪検察から捜査権を剥奪する正論を混同してはいけない）１０月１日には元特捜部長にまで逮捕に至った事態を受けて、とうとう日弁連まで次のような声明を発表した。

「このように検察組織全体の在り方を問う事態に発展している以上、その真相解明は、最高検察庁の内部組織のみに委ねられるべきでないことは明らかである。当連合会は、国民の刑事司法に対する信頼を著しく失墜させたこの一連の事件の真相解明が、独立した第三者の参加による客観的で公正な組織により行われることを強く求めるものである。」

当然である。異常な郵政不正事件が村木氏が冤罪だったことが明るみに出た時点で前田犯罪は当初から検察の捜査権を剥奪し、市民や一部メディア、良識的な司法関係者の強烈な圧力で第三者機関にやらせるべきであり、日弁連の声明は遅すぎたくらいだ。

被告検察当事者である大林に問題の本質的解決など出来はしない。いみじくも佐賀元副部長が「私と大坪前部長を逮捕してトカゲの尻尾切りをするつもりだろう。」と唾棄したのや、東京地検特捜部ＯＢの「もし、大坪前部長が改ざんを知っていたのなら、大阪高検など上層部に伝わっていてもおかしくない。世間は２人の逮捕も、検察組織を守るためのトカゲのしっぽ切りとしか見ないだろう」と見るように大林などに任せておけば「トカゲの尻尾切り」で終わりである。

前東京高検検事長の大林は検察庁の指揮監督制度から、東京地検（＝特捜部）の指揮をとってきた人物であり、検察庁で樋渡に続くナンバー２である。小沢問題を散々不当な国策事件に仕立て上げてきた最高責任者の一人である。また法務省刑事局長時代、悪名高き共謀罪の成立を推し進めた中心人物でもある。そういう人物が手のひらを返したように正義の味方をやると考えられるか？

これを機に可視化や判検交流の廃止などいろいろあるが、第三者機関や国会により抜本的改革をして、総長以下検察官は国会同意人事や公選制を真剣に検討する必要があるだろう。そういう流れに持っていくためにも第三者機関による徹底した事件の解明と責任を追及する必要がある。

自分のクビや権力に居座れる組織を自ら断罪するお人好しはいない。

そうですね、専門家がどう考える判らないし、問われる順序自体は私は実務の専門家でないのでなんとも言えません。苦笑。個人的には言われてみれば職権乱用罪が該当する可能性もある気はします。ただ政治家や高級官僚などの逮捕決定にあたっては、地検→高検→最高検という各段階での逮捕協議があって資料（証拠や調書など）を前に検討するらしく、その場に改竄ＦＤも提出され決定されたのかどうかで、前田犯罪（ＦＤ）が逮捕決定の一要素になったかが議論になる気もしないではありません。０２の趣旨は職権乱用罪の有無に係わらず証拠隠滅罪などは厳然としてあるから、正確に理解するにはそれも合わせて併記すべきだろうということです。重罪ということ。

「特別公務員職権濫用罪」（ページの真ん中あたりです）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%8B%99%E5%93%A1%E8%81%B7%E6%A8%A9%E6%BF%AB%E7%94%A8%E7%BD%AA

懲役１０年で、よろしいのではないでしょうか。
また、
「職権濫用の罪は、犯罪の性質上、検察官が起訴を不当に怠る場合が生じる可能性が高いため、検察官の起訴独占主義の例外として、裁判所の決定により審判に付する手続である準起訴手続が適用される」
というのも興味深いですね。日本では起訴できるのは検察だけだと思ってましたが、「職権濫用」なら、裁判所が「準起訴」するということですかね。あやしいと思われる人はどんどん準起訴し、法廷で事実を明らかにすればよいと思います。

一方、検察は「職権濫用」であると判断されたくないですよね。郷原氏が「職権濫用」を前面に出すのは、それが検察にとって一番イヤだからではないでしょうか（あくまで私の推測です）。

裁判所、がんばれ！

「重罪」というのは重い罪ではなく複数の罪という意味で書きましたが、実際量刑を決めるにあって罪の認定はどう扱われるかは私は専門家でないので判りませんが、併合罪や観念的競合というものが刑法にあるようで、複数の罪のとき重い罪を取ったり重い罪×１．５倍とか刑法規定によりいろいろあるようです。私が書いた重罪というのは実際の量刑を決める罪の認定ということでなく、容疑上該当するだろう罪と考えてください。

逮捕・監禁罪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%83%BB%E7%9B%A3%E7%A6%81%E7%BD%AA

職権で金銭の授受の犯罪ならこの罪名でいいけれど、今回の件は証拠を捏造し無実の人の人権を奪って監禁したのだから逮捕・監禁罪で同期間以上の収監をしないと罪の償いにならないと思う。

http://enq-maker.com/5Ucqrm1

も、犯罪要件を充たして行ったのかが問われなければ意味がない。

前田・大坪・佐賀検察官は、趣味でこの事件をやったわけではないだろう。

誰彼からの強い要望に沿って事件化していったのではないか。

たまたま出現したセコイ事件を肉付けして、大事件に持っていった経緯をほぐさなけ

れば騒ぐ意味はない。

法定で指摘された、元総理の秘書などの関与はあったのか、なかったのか。

それとの兼ね合いで考えると、嫌々ながら仕事をしていた検察官などの態度も理解

できる。

それほどこの事件の始まりは、おかしな事ばかりである。

はじまりが解明されて、始めてこの事件の本質が現れてくるとおもふ。

　大久保秘書でもデッチ上げた“ダミーの政治団体”が今年１月の公判で崩れた。
　石川議員でも“虚偽記載ありき”だとのデッチ上げだ。　検察の苦しい苦しいデッチ上げだな。

　検察も司法も、とんでもない甘い汁を吸ってたんだろう。
　

０２です。１３さんの意見に異論はありません。
０４、０６、０９などあちこち書き散らかし板を汚してしまいましたが、０６に０２の意図を書いてあります。

０２は前田犯罪（ＦＤ改竄）のみに言及したもので、ＦＤ改竄→不当逮捕の感想は０６のとおりです。その感想の範囲で言えば逮捕協議内容が未公表の今、何を持ってＦＤ改竄が不当逮捕に結びつくか実務者でない私の頭では判りません。（１３さんは不当逮捕の視点ではなく、改竄が内部で発覚した以降の拘留が不当で職権乱用に当たるとしているよう見受けますが、その関係だと私には論証する力はありません）
いずれにしても、前田犯罪が不当逮捕に繋がったものと判れば改竄→不当逮捕の重大犯罪だから職権乱用罪が第一にクローズアップされ、容疑上その他として証拠隠滅や虚偽公文書作成・同行使などの列挙でしょう。

ちなみにＦＤ改竄を職権乱用罪と見なすのは、不当逮捕＝検察庁全体責任を問うためと思いますが、仮に前田犯罪がなくても、地検から最高検に至る逮捕協議で各種捏造調書を資料にし逮捕決定に踏み切ったはずで、この一点だけでも職権乱用罪、逮捕・監禁罪として検察全体の責任を十分問えるのではと考えますが。

検察の上層部と前田、大坪、佐賀？は既に話が付いているのじゃないの？懲役１年位でネ。特別公務員職権濫用罪で起訴されると長期刑は免れません。これでは前田らは徹底抗戦ということになります。当然検察の悪事は前田らによってバラされることになります。”冤罪なんか俺らだけじゃないんだ”とね。検察はこれが怖いのよ。だから特別公務員職権濫用罪では起訴出来ないのさ。検察は返り血を浴びるからね。幹部は一掃されちゃうよ。

郷原氏の言う職権乱用の理由を良く理解していませんでした。調べた結果郷原氏の説は前田犯罪が不当逮捕に結びついたという点にあります。これは自体は私の前提と同じです。ただし郷原氏はＦＤ改竄はまったく理由にはしていませんでした。私はＦＤ改竄に囚われていて基本的な認識が間違っていました。
氏が職権乱用罪を説く理由は次の通りです。

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前提１：問題のＦＤデータは上村元係長が作った６月１日作成の証明書。
前提２：検察のストーリーは、村木元局長（以下Ｍとする）が６月上旬に上村元係長（以下Ｕとする）に証明書を作るよう指示したというもので、このストーリーに合うように事件を進めていた。

検察のストーリーにするには証明書作成日時は６月上旬以降（郷原氏はこの上旬以降にしようとした日付は改竄された日付である６月８日ではないかと考えている）でなければならないが、前田はＦＤのオリジナル作成日付が６月１日であることをすでに知っていた。この日付では５月３１日以前にＭは証明書の作成を指示してなければならず、検察ストーリーが破綻してることも前田は知っていた。それにも係わらずストーリー（＝６月上旬に指示したという容疑）をそのまま押してＭを６月１４日に逮捕した。
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郷原氏はこれが職権乱用罪に当たるということでした。
ということで改竄ＦＤ→逮捕協議の資料に？、という私の視点は見当違いでした。
０４、０６、１７の職権乱用罪と逮捕協議の関係に係わる部分はすべて撤回します。郷原氏の説をちゃんと理解しておらず、つまらない混乱をさせ済みませんでした。

１８さん、自身は「特別・・」はちゃんと理解しており最初のコメント（０２）で正式名称を書いたので、以降は関連コメントだったのでつい横着しはしょってしまいました。すみませんでした。苦笑　途中コメントから見る人もいるからその都度正確に書いたほうがいいですね。以後気をつけます。

この事件は裏から見るとよく見えます。

　不能犯罪だったのですか？
　善良な市民として生活していたら
　　理由もなく突然殺人未遂の嫌疑をかけられたのですか？
　あなたは犯罪傾向の全くない方なのですか？
　あなたに全く落ち度のない事件だったのですか？

大多数の人間が全く縁のない
　殺人未遂
と言う大事件ですから
　それなりの説明なければ理解出来ない世界です。

そしてその事件の概要を示さなければ
あなたの主張の正当性を判断できません。
事件は個別に判断されるべきもので
村木事件はあなたの件には全く無関係です。

さらっと内容でもって書いて貰わないと買う気にはなれませんが。
裁判がドッタラコッタラより
　あなたが逮捕された経緯の方が興味深々ですよ。