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蓮舫行政刷新担当相(41)が1日、報道各社のインタビューに応え、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件について、「内閣の一員として、今回の対応策はベストだった」と語った。菅直人内閣は、中国の理不尽な恫喝にビビり、検察に政治判断を丸投げ。中国人船長を釈放する前代未聞の醜態を演じた。それが「ベスト」とは…。
「彼女が人気を集めたのは、国民目線で行政の無駄をバッサバッサと切ったから。今回の発言は『内閣を守る』という身内意識だけが優先している。政治家はもっと大きな視野を持たないとダメだ」
こう語るのは、政治評論家の浅川博忠氏。たしかに、2日の産経新聞に掲載された蓮舫氏の発言は違和感だらけだ。冒頭のベスト発言に続き、「外交問題はどのような結果を出しても、いろいろな意見がある。司法判断も含め、今回のやり方しかなかった」とも語っているが、政治は結果がすべてといっていい。
民主党内からも、「今回の結末は日清戦争後の三国干渉に匹敵する国難だ」(長島昭久前防衛政務官ら43人)、「外交問題を(船長釈放の)理由とする判断は検察の権限を大きく逸脱した極めて遺憾な判断」(松原仁衆院議員ら73人)など、抗議の建白書や緊急声明が出されている。
産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の緊急合同世論調査でも、日本政府の対応を70・5%が「不適切」と回答。菅内閣の支持率は48・5%で、前回調査より15・7ポイントも急落した。
そもそも菅首相は、船長釈放を「検察当局が総合的に考慮し、国内法に基づいて判断した結果」と語っているが、新聞各紙は、菅首相が「早く釈放できないのか」と官邸スタッフに迫り、仙谷由人官房長官(64)が釈放決定当日に柳田稔法相(54)と2回も協議したと報じている。
そんな内閣の対応を「ベスト」とした蓮舫氏の意図は何か。
前出の浅川氏は「蓮舫氏には『菅首相のおかげで閣僚になれた』という思いや、父親が台湾出身という背景もあるかもしれない。ただ、事を荒立てず、中国と妥協するという姿勢では国民に受け入れられない。このままでは蓮舫氏の国民的人気も下がるだろう」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101002/plt1010021419002-n1.htm
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