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ビデオ提出は捜査当局が判断 仙谷氏、民主は慎重論 (共同通信) − あなたが決めたら?
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/623.html
投稿者 一隅より 日時 2010 年 10 月 02 日 11:37:11: PnbUj1IYwR18o
 

ビデオ提出は捜査当局が判断 仙谷氏、民主は慎重論 (共同通信 2010/10/01 18:26)
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010100101000761.html
(引用)
 仙谷由人官房長官は1日の記者会見で、中国漁船衝突事件の状況を撮影したビデオ映像を国会に提出するかどうかについて「刑事事件の証拠だから、捜査当局が責任を持って判断することになる」と述べ、検察に最終判断を委ねる考えを表明した。同時に「私が相談にあずかって(政府内の)合意形成はするが、捜査当局がその判断に従うかは別の話だ」と強調した。
 一方、民主党の羽田雄一郎参院国対委員長は会見で、ビデオが国会に提出された場合の対応に関し「公開して国益を損なうことになってはいけない」として、公開に慎重な姿勢を示した。 − 後略 −
(引用おわり)

二転、三転、四転までして、どうなってるんだか。
問題点を自分なりにまとめてみました。

(1) 逮捕
公務執行妨害(または「国内法」によれば領海侵犯もあったのに。ただしこの問題は措く。)の事実があって、必要と判断したのならば、逮捕したことそのものには何の問題もない。
逮捕後そのまま釈放しても、送検・勾留して不起訴にしても、起訴して無罪になっても、問題はない。逮捕、勾留、起訴、有罪のものさしはそれぞれ違うからである。刑事訴訟法199条(海上保安庁のことですが、とりあえずこれで。)。

(2) 勾留
同じく、理由があり必要があると判断したのだから、問題なし。刑事訴訟法207条1項、60条1項。

(3) 勾留延長
同じ。208条。

(4) 処分保留で釈放 
このこと自体は問題なし。現在はこの状態。
ただし、これは、「処分はあとで決めて連絡するから、それまでお家で待っててね。呼ばれたら裁判所に来てね」、という意味。
起訴か、不起訴か、(それともそれ以外の超法規的措置か)、決定しなければならない。207条、87条1項。(仙石のよくいう248条、ではない。)

ここからが問題です。

(5) 起訴
自宅待機の船長さんを、被告人として裁判所に呼び出す。出てこない。当然、「なぜ釈放したのか」、問題となる。

(6) あるいは不起訴と決定。(本来の「処分」ではないが、なぜか不起訴処分といわれる。
不起訴そのものは問題ない。逮捕、勾留とはものさしが違うから。こちらが、248条。
(逮捕、勾留が「政治的に」妥当だったかの問題は残るが、それは措く。
その場合の法律的な問題については → 『元検事中村勉弁護士の刑事事件コラム− 釈放理由としての「日中関係を勘案」 (2010年9月25日) http://www.t-nakamura-law.com/blog/justice-system/post158/ 』 )

ただし、不起訴は最終決定なので、これで一切の刑事手続きがおわる。ビデオはもはや刑事事件の証拠資料ではない。

そうすると、仙石のいうように、「刑事事件の証拠だから、捜査当局が責任を持って判断」するなどというのは、ビデオを公開しない理由にはならなくなると思うのですが。

仙石は、「捜査当局がその判断に従うかは別の話だ」と、今からもう言い訳の準備。「国益」(羽田参院国対委員長)を理由にするほうが、まだしも政治家らしい。

見せない、見せないというとますます見たくなります。何が映っているのだろう。

(一方には、公開すべきものはすべて公開して「真っ白」なのに、説明責任、説明責任といわれ続けている人もいるのに。)
 

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コメント
 
01. 2010年10月02日 12:49:07: z5uQPVPWWg
「政治主導」の看板を降ろします、と正直に宣言したら?

02. 2010年10月02日 12:54:18: aIjrukObbg
それはそれ、

これはこれ、

売国奴め、

ビデオと絡めるべきではな。

公開すべし。

出来ないなら『衆院解散』すべし。


03. 2010年10月02日 12:57:40: hUihyM8GR2
いつか来た道、、、永田メールの二の舞ですね、、、

04. 2010年10月02日 13:02:18: jqZIE89E8k
「海上保安官が中国漁船乗組員にぐるぐる巻きにされ海に放り込まれた」という情報が出て来ています。

地蔵のブログ---素晴らしき日本 より
http://blogs.yahoo.co.jp/ka9900dc/33425383.html

(一部抜粋)
元衆議院議員の西村眞悟氏が、講演会で先般の尖閣諸島中国漁船体当たり事件について、このような話をしたらしい。
「海保が臨検の為にチャイナ漁船に乗り移ると、
あろうことか、屈強な船員が海保保安官をロープでぐるぐる巻きにして、海に投げ込んだ。
それに対して、船長・船員を逮捕・拘束した」と言うのだ。

チャイナの漁船は、かなり以前から200隻以上来ていて、領海侵犯・違法操業と続けていた。しかし、海上保安庁は黙認していた。今回、海保が『領海だから出て行きなさい』とマイクで言うと、チャイナの漁船は日本語で『ここはチャイナの領海だ』と言い返してきた。出て行かないので、海保が臨検の為にチャイナ漁船に乗り移ると、あろうことか、
屈強な船員が海保保安官をロープでぐるぐる巻きにして、海に投げ込んだ。
それに対して、船長・船員を逮捕・拘束したということです。
これは、領海侵犯や違法操業という問題ではありません。れっきとした殺人未遂事件です。


05. 2010年10月02日 15:41:27: pd5EkF5z5E
都合の悪いことはすべて検察に押しつけで、無責任きわまりない。
これだけ批判されてもビデオを公開しない理由は、何か都合が悪いことがあるからだとしか思えない。

真相は、海上保安庁の船が中国漁船の進路を故意に妨害して衝突事故が起きたということではないのか。
そうだとすると、公務執行妨害での逮捕は全く不当であり、中国側があれだけ自信たっぷりに抗議した理由も理解できる。

前原外相にとっては、まさに「永田メール事件」の二の舞だ。


06. taked4700 2010年10月02日 16:08:55: 9XFNe/BiX575U : A95BwvurYs
>「海保が臨検の為にチャイナ漁船に乗り移ると、あろうことか、屈強な船員が海保保安官をロープでぐるぐる巻きにして、海に投げ込んだ。それに対して、船長・船員を逮捕・拘束した」と言うのだ。


 あまりにもひどいでまですね。これは、つまり、たとえて言うなら、「警官が現場に踏み込んだら、犯人が警官を一人捕まえてぐるぐる巻きにして井戸へ放り込んだ。それを捕まえたけれど、中国が強硬に出てきたので、釈放した」と言っているようなもの。現実にどこかでそれに近いことは行われている可能性はあるが、少なくとも、マスコミに載ったもので、そんなにひどい腰抜け外交が行われはしない。

 真実は、次の引用にあるように、岡田克也と前原誠司のドジに原因がある。

以下最後まで引用記事:

尖閣諸島、中国漁船船長逮捕劇の主導者は誰か?
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/933.html
SEN 933 2010/9/25 21:55:57
投稿者: taked4700


尖閣諸島、中国漁船船長逮捕劇の主導者は誰か?
 
 9月7日、尖閣諸島沖で中国漁船の船長の逮捕は、この記事の終わりに引用した報道などによると海上保安庁の上層部だけではなく、外務省、法務省の幹部も協議に加­わり、仙谷官房長官も了承したうえでのものだったようだ。
 9月14日、代表選後の外務省記者会見で当時の岡田克也外相は海保が撮影したビデオがあり、漁船が意図的に巡視船にぶつかってきたのは明らかだとと述べている。­しかし、その時、同時に、漁船のぶつかった傷が巡視船の船腹や船尾側についていること自体が中国漁船のほうからぶつかってきたことの証しであり、ビデオを見るま­でもないとも述べている。
 9月19日に勾留延期がされている。そして、この日以来、中国側の強硬姿勢が際立ってきた。勾留延期は船長が容疑を認めていないと言う証しであり、そのことを中­国側は改めて確認したからこそ、強硬姿勢を取り出したのだろう。
 本来、ビデオが十分に中国漁船側の故意の衝突を証明できるものなら、当然、海保側でそれを材料に船長の取り調べに当たるだろうから、船長が容疑をすぐに認めてい­たのではと思える。
 そもそも、9月8日、衝突があった時、漁船側の故意が明白なら海保の現場の判断だけで逮捕がされていたはずだ。それがされず、外務省や法務省、海保の幹部など関­係者が協議しなければならなかったのは、逮捕できるだけの根拠に乏しかったからではないのだろうか?
 現実に海保の巡視船には傷がついている。しかも二隻だ。だから、現実には海保の巡視船が中国漁船を取り囲み進路をふさぐ形で停船させようとして、中国漁船がそこ­へぶつかったのではないだろうか?実際、中国漁船の左前方にあった巡視船に左舷をぶつける形で衝突しているとのことで、右側に逃げる漁船を巡視船が追いかけて並­走しているときにぶつかってしまったと言うことだろう。海保側が漁船の進路をふさぐように動いたことが伺える。
 海保の監督官庁は国土交通相であり逮捕時の大臣は前原誠司だ。そして、彼はその後外相に就任している。前原の外相就任を望んだのは岡田克也だと言う。
 つまり、巡視船に中国側との接触をさせたのは前原誠司で、逮捕に踏み切らせたのは岡田克也ではないだろうか?党員・サポーター票での優位がほぼ確実になった9月­8日、人事面での切り札にするつもりでこの事件を起こしたのだ。
 中国漁船の船長を一人残し、最終的には容疑を認めさせ裁判を開かずに罰金刑で終わりにさせるつもりだったのだろう。ただ、代表選が終わり人事がある程度固まるま­で引き延ばす必要があった。そのため、取り調べを多分かなり間延びしたものにしたのではないだろうか?余裕のある取り調べを受け、中国漁船の船長は実際に何が起­こったかを自分自身でよく確認でき、却って罰金刑に服したらいけないと言う判断をさせることになってしまったのではないか?漁船員を全員帰国させ、漁船も返した­のは、事実を確認できるものを消し去り、船長一人を孤立させ、マインドコントロールで罰金刑を受けさせるためであったはずだ。
 ところが、船長のマインドコントロールがあまり聞かず、略式起訴の罰金刑では済ますことが出来なくなった。普通の裁判になれば証拠も開示する必要があり、ビデオ­も公開することになる。しかし、そこに映っている映像は海保側が意図的に漁船を取り囲んでいる映像であり、海保側が意図的に事件を起こしたことがあらわになって­しまう。
 そこで、元々逮捕には消極的だった仙谷官房長官が動いて釈放を非公式に検察側に求めたのではないだろうか?
 以上述べたが、これはあくまで推測だ。ただ、現状で明らかになっていることを矛盾なく説明することはできているはずだ。


http://escala.jp/news/news_category_list.php?record_id=61890&category...りコピー:
[2010年9月8日0時44分]
中国漁船の船長逮捕へ=停船せず、公務執行妨害容疑―尖閣沖衝突事件・海保
 尖閣諸島の久場島沖の日本領海で7日、中国のトロール漁船「※(※=門がまえに虫)晋漁5179」(166トン、全長約33メートル)が第11管区海上保安本部­の巡視船2隻に衝突した事件で、海上保安庁は同日夜、公務執行妨害容疑で漁船の中国人船長(41)の逮捕状を請求した。
 関係者によると、船長は7日午前10時55分ごろ、海上保安庁法に基づく立ち入り検査をしようとした同本部の巡視船「みずき」(197トン、46メートル)の停­船命令に従わず、漁船を衝突させ、海上保安官の公務を妨害した疑いがあるという。
 漁船には、いずれも中国籍の計15人が乗っていたが、船長以外の立件は見送る見通し。船長については逮捕状が発布された後、洋上で執行し、石垣海上保安部(沖縄­県石垣市)に同行するとみられる。
 事件をめぐっては、同庁次長や外務省、法務省など関係省庁の局長級が対応を協議。同日午後9時ごろからは仙谷由人官房長官らも加わり、船長を逮捕する方針を確認­した。 
 パトロール中の巡視船「よなくに」(1349トン、約89メートル)が同日午前9時すぎ、久場島付近で漁船を発見。違法操業の疑いがあり、領海外に退去するよう­警告したところ、漁船は同10時15分ごろ、よなくにに接触して逃走を開始した。
 約40分後、漁船を追跡していたみずきの右舷側に左舷側を衝突。みずきは左側に押され、船体が横約3メートル、高さ約1メートルへこんだ。漁船は逃走を続けたが­、午後0時55分ごろ、排他的経済水域(EEZ)内で停止。同本部の海上保安官が乗り込み、立ち入り検査した。けが人はなかった。海上保安庁によると、日本の領­海やEEZ内での外国漁船の摘発は、2005〜09年の5年間で26隻。船籍別では韓国が最も多く14隻、台湾が6隻、中国が3隻で続いている。(了)※晋漁(­ミンシンリョウ)
[時事通信社]


*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<182>>


07. 2010年10月02日 17:27:07: gh3xXdhSX6
ほんとに何も決められないスッカラカン、結果責任を問われる可能性のありそうなものは、すべて責任逃れのために役人に押し付け。

検察といっても、所詮は行政の一機関。「これは検察が決めたこと」で、責任が無くなるとでも勘違いしているらしい。

これが、カラカン「政治主導」の正体だ。205人のバカ議員共、不明を恥じよ!


08. 2010年10月02日 18:33:27: EGJfIiyC3M
責任を官僚に押し付けて官僚の言いなりにはなってません。
官僚が言いなりなのです。不祥事起こした検察限定です。
これが政治主導?

09. 2010年10月02日 20:09:48: BDDFeQHT6I

国際紛争の火種になるようなめんどうな決定は検察に押し付ける」これこそが、菅内閣の政治主導なのだ。
これで政治が検察に借りを作っても借りを返すのは先の事なので自分達には関係ないと言う論理なのだろう、こうやってめんどうな決定を役人に押し付ける事によって、役人に頭が上がらなくなり段々役人が何もかも決定する自民党政治が実現した事を忘れてはなるまい。
その自民党でも今回の様にあからさまに責任回避をする程ひどくなかった。

10. 2010年10月02日 20:56:22: gydDAt2CFw
>>09さん同感です
責任のがれのために権威・権限を振り回す仙谷  そんな政治家は政治家の屑だ

政治家なんて名乗るな 被告の責任を逃れさせる弁護士の本性がもろ見えだな

ただしこの場合の被告は菅内閣であり、それを画策する仙谷お前だ

政治家なんて不似合いだ 即やめてしまえ 首だ 

検察は犯人を捜査・起訴する為あるので、こんな衝突ビデオの公開のような政治的判断を検察に求める(押し付ける)は酷だろう。ただの仙谷・菅内閣の責任のがれだけだ。

検察もこんな内閣に素直に応じる必要はないだろう。おかしな取り扱いをすれば検察批判が高まるだけだろう。



11. 2010年10月03日 01:03:51: L8fcPdQPyQ
この前の報道では関係閣僚が集まり、仙極氏にビデオの対応を一任することで一致となっていたが。
その仙極氏が検察に押し付けるとはどういう政治主導なのだ。
そもそもシーシェパードのときは捜査資料であるのも拘わらず簡単に公開したではないか。
何か不都合な物が映っているとしか考えられないのだが。

検察もむかつかないのかね。特捜潰される前に仙極氏の事務所経費問題の捜査しろ!
内ゲバだ!


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