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http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1001/gen_101001_1228275340.html
10月1日(金)10時0分
検察首脳が恐れる「裏金」暴露
●批判かわしの“ウルトラC”も
大阪地検特捜部の主任検事・前田恒彦容疑者(43)による証拠改ざん事件で、国民の信頼を完全に失った「特高検察」。猛烈な世論のバッシングに慌てる検察幹部は、前田の直属の上司だった大坪弘道前特捜部長、佐賀元明前副部長を連日呼び出しては、事情聴取を重ねている。
「前田を逮捕してトカゲの尻尾切りをしようと画策したが、それだけでは騒動が収まらなかった。そこで、当時の上司らも犯人隠避の容疑で逮捕するのでは、とみられているのです。マスコミ各社の司法記者は色めき立っていますよ」(関係者)
今回の検察の暴走には当然、さらなる上層部の責任問題が浮上している。司法関係者らの間では大林宏検事総長のクビはもちろん、大阪地検トップの小林敬検事正らも責任追及は免れないとの声が上がっている。
その最悪事態を回避するために、現場の責任ある立場の検事を一網打尽にして世間の批判をかわし、お茶を濁そうとしているのだ。とことん腐った連中だが、そんな検察幹部たちも絶句する、とんでもない“爆弾”が浮上してきた。
「大坪前特捜部長の逮捕が、虎の尾を踏む結果になりかねないのです。というのも彼は、01年に検察の裏金問題を内部告発して大阪地検特捜部に逮捕された元大阪高検公安部長・三井環氏を担当した検事なのです。三井氏の逮捕・起訴は、検察による口封じともいわれているが、もし大坪前特捜部長を逮捕したら、腹いせに検察の不正を洗いざらい暴露されてしまう可能性がある。そうなれば、いよいよ“検察崩壊”です。それで幹部たちは頭を抱えているのです」(司法関係者)
ニッチもサッチもいかない検察には“ウルトラC”も取りざたされている。
「ズバリ、火種になった大阪地検特捜部の解体です。検察にとって、逮捕も起訴もできる『最強の捜査機関』といわれる特捜部をひとつ潰すのは最大の屈辱。だが、それくらいやれば世論も許してくれると考えているようです」(霞が関事情通)
保身第一——。つくづく国民心理から乖離(かいり)した連中だ。
●「故意」を「過失」とウソ報告か
大阪地検特捜部検事による証拠改ざん事件で、主任検事・前田恒彦容疑者からデータの改ざんを知らされた同僚検事らが、書き換えられたフロッピーディスク(FD)を調査し、「故意であることを伝えましょう」と大坪弘道前特捜部長へ進言したのに対し、前部長は「公表される」と止め、過失だったとのウソの報告をした疑いがあることが分かった。大坪前部長は、前田容疑者から聞き取りをしたものの、FDの調査はしていなかった。
大坪前部長が改ざんを認識しながら上司の検事正らに伝えず、故意に隠蔽した可能性もあるとみて、犯人隠避容疑での立件も視野に、慎重に捜査を進めている。
(日刊ゲンダイ2010年9月28日掲載)
(c) 2010 Nikkan Gendai
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