http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/483.html
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http://31634308.at.webry.info/201009/article_34.html
まだ国会の予算審議の本番も始まっていないのに、また沖縄問題もぜんぜん目処がたっていないのに、菅内閣は中国問題で早々と躓いてしまった。菅氏は鳩山氏から小沢氏を入れた挙党体制の合いの手を入れてもらったのに拒否して、まるで学生セクト集団のような内閣を作ってしまった。
それも誰ひとり参議院選挙の責任を取らずちゃっかりと居座ってしまっている。これこそセクトの身内かわいさ集団である。企業でもこういう派閥を作るような会社は直ぐに潰れる。名経営者はかえって自分に苦言を呈する社員を大事にする。この陰のセクトリーダが仙石官房長官であると度々報道されている。今回の尖閣諸島沖の事件で船長の釈放に主導的な役割を果たしたのが仙石長官と言われている。その仙石氏が以下のような談話を発表した。
仙谷官房長官反省…「中国に習熟すべきだった」
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20100929-OYT1T00660.htm
仙谷官房長官は29日午前の記者会見で、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件をめぐる日本政府の一連の対応について「司法過程についての理解が(日中間で)ここまで異なるということについて、もう少し我々が習熟すべきだったのかなと思う」と述べ、当初の見通しの甘さを認めた。仙谷氏は中国人船長以外の乗組員14人と船体を中国側に引き渡す方針を決めた13日の記者会見で「船員と船が(中国に)帰れば、違った状況が開ける」と事態打開への期待を示した。しかし、中国はその後も反発を強めた。これについて、仙谷氏は「『中国も理解してくれるだろう』と判断していた。(中国でも)司法権の独立とか、政治行政と司法の関係が近代化されてきているとの認識を持っていたが、あまりお変わりになっていない」と指摘した。
上記の中で、まるで自分たちの処置が悪かったことを、「中国に習熟すべきだった」とマスコミに憶面もなく反省していると記者に述べた。仙石氏はこれを言うことによって中国という国が如何に法律的に無茶苦茶で、だから自分達政府には堕ち度は無かったと暗に言いたいのであろうが、そもそもこのような手の内をさらけだしてしまうということ自体がズブの素人と言いたい。
外務省は何をやっているのかと言いたい。戦後60年中国の政治体制、政治手法、法律、考え方のパターンなどずっと分析、検討をやっていたのであろう。その政府のトップがこんな間抜けな会見をしているから足元を見られて為すがままになっているのではないか?中国は逆に菅執行部の全ての閣僚の性格、ものの考え方、生まれ育ちの背景、性癖まで全て調べ上げているだろう。
昨日から菅首相の密使として細野氏が中国に親書を携えて中国の要人と会談すると報道されている。菅首相はこの件を聞かれても全く知らないと述べているが知らない訳がない。しかも細野氏は小沢氏を支持した人物で、そのような議員が中国の要人に個人的に会うとしたら二元外交となり大変なことになる。知らないと言ったのは、相手からコケにされたとき恥をかかないためである。
菅首相も出来れば細野氏には頼みたくは無かっただろうが藁をも掴む心境なのであろう。小沢氏にも一札入れているのかもしれない。本来これは前原大臣がやることであろう。言うだけ(有言)はやるが実を伴わない前原氏には重すぎる仕事であろう。
今回のロシア大統領が北方領土を訪問するとか急に強硬な態度に出てきて来ているのは、前原氏が国交省大臣の北方領土視察の際、「不法占拠は許せない」と言ったからという。この前原という男は、本ブログ及び多くのブログで言われているが、発言することが単細胞的でその後どういう結果を招くかの配慮が全くない。このような男は野党の何を言っても責任のない議員にして置く他はない。与党の大臣には荷が重すぎる。
こんな素人内閣に任せておいたら日本はあっという間に沈没する。実際沈みかけている。今頃菅氏及び菅氏を支持した議員も、鳩山氏の仲介通りに小沢氏を受け入れて挙党体制でやっていれば良かったと思っているに違いない。しかしもう遅い。「覆水盆に戻らず」である。結局、前原、菅、仙石、岡田、枝野の後の尻拭いは小沢氏がやるしかないだろう。
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