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2010年09月28日
日中衝突を煽る前原
釈放された中国人船長は、再び尖閣諸島の漁場へ行くという。一方、前原外相は、再び拿捕するという。このままだと日中の衝突になるだろう。
前原の発言は以下のとおりだ。
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前原氏はまた、「同様の事案が起きればまた日本の国内法に基づいて対応するのは当然だ」と語り、同様のケースが再発した場合、逮捕もありうるとの考えを強調した。海上保安庁が撮影した事件当時のビデオテープについては「明白に中国漁船がかじをきって体当たりをしてきた。故意ではなくてミスで当たってきた場合は、当たる瞬間とか直前とか、当たった後でエンジンを逆回転させて(海上保安庁の巡視船から)離れる措置をとるはずだが、そういった形跡はまったくなかった」と状況を説明した。
http://www.asahi.com/politics/update/0928/TKY201009280153.html?ref=any
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前原の発言を支持する人も多いのではないかと思う。その支持の理由が、前原によるビデオの説明だ。前原によると、「明白に中国漁船がかじをきって体当たりをしてきた」ということだ。海上保安庁の船を沈める目的の危険な行為のようにも思える。
だがビデオを公開もせずに、「明白」とか言うが、本当なのか。専門家の分析を聞いてそれを述べているのか? 単なる素人の主観でないのか? この地域は、海流の激しい海域だという。ビデオから複数の船が接近して海流に流される中での事故ということを、否定できるのか。素人の戯言を開陳する前にビデオを公開し、客観的な判断を待つべきだろう。
日中を軍事衝突に追い込むように日中を煽る前原だが、前原の目的は何なのか? これにより確実に齎されるものは、米国の辺野古移転の推進であり、東アジアの不安定な状況だけだ。
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