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2010年9月29日 掲載
怒れ、サラリーマン!!23万7000円減 民間給与が過去最大の下落
企業は巨額の内部留保を少しは還元したらどうだ
サラリーマンは怒った方がいい。
民間企業に勤める人が09年の1年間に得た平均給与は、前年比23万7000円減の405万9000円だったことが、国税庁のまとめで分かった。
統計を取り始めた49年以降、下落額が最も大きかったのは08年の7万6000円だったが、09年はこれを大幅に更新した。月額にして約2万円ダウンは痛い。
サラリーマンの給料は下落の一途。ピークだった97年の467万3000円と比べると、60万円以上も減ってしまった。その一方で、大企業の内部留保は増加傾向にある。
「財務省の『法人企業統計』によれば、資本金10億円以上の企業の内部留保は200兆円以上、全体では400兆円に上ります。東証1部上場企業だけに限ってみても、今年3月時点の預金残高は、過去最高の約50兆円。トヨタの内部留保額は10兆円以上で、これは従業員1人当たりに換算すると約4000万円に相当する。三菱UFJフィナンシャルは約9000万円、NTTドコモなんて、従業員1人当たり約1億9000万円をため込んでいます」(経済ジャーナリスト)
しかも、上場企業には、1億円以上の役員報酬をもらっている経営者もゾロゾロ。これでは、サラリーマンが額に汗して働いた分を企業に搾取されているも同然だ。
財界は政府に「消費税を上げて、法人税を下げろ」と要求しているが、これ以上、庶民に痛みを押し付けようなんて、冗談じゃない。その前に、たんまりため込んだ内部留保を吐き出して、労働者に還元しろという話だ。
法人税を下げたところで、浮いた分は内部留保か高額な役員報酬に回されるのがオチ。サラリーマンの給料を上げたほうが、よっぽど内需拡大にはプラスになる。
庶民の給料が上がらないかぎり、消費は増えず、景気後退は加速。政府は一刻も早く手を打つ必要があるが、自民党化した無策政権がのさばっているのだから最悪だ。このままでは、日本は本当に沈没してしまう。
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