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今日当たりのマスコミの批判の対象は菅ヘナチョコ内閣の弱腰対応に向いているが、一時は中国の対応についての批判と言うより罵詈雑言と言うべき報道一色だった。
こんどの事件で中国の対応をあれこれ言うのは間違いだろう、日本が勝手に始めて勝手にこけただけの話で尖閣に於ける日本の対応が突然従来と違ったものになったので中国もとりあえず強気の発言で日本の様子を見ようとしたが日本のマスコミや評論家が中国批判の大合唱を流し地検が拘留延長と来たので対抗処置を行ったとしか思えない。
その後、まだ何の交渉も行われない内に日本政府が勝手に白旗を上げたため中国も振り上げた手の降ろしどころが無かったと言うのが実態だろうと思う。
中国側の強気の対応は、新聞テレビなど日本のマスコミが一斉に中国の対抗措置に対して批判の論陣を張ったことにより引き起こされた様に思われる、マスコミの論調は明らかに尖閣諸島は日本の領土であり中国漁船の違法操業を日本の国内法で裁くのに異議を唱える中国への罵詈雑言のオンパレードだった。
その論拠に問題が有ろうが無かろうが中国は尖閣は中国領との立場を取っているのはマスコミも先刻承知だろう、それでもこう一方的に中国の対応を批判し日本の世論を対中強硬論へ持って行こうとしているとしか思えないマスコミ報道を中国はどう見ていたのだろうか気になるところだ。
中国政府が日本で世論調査を行う訳には行かないので、中国はマスコミの論調から日本の世論を知ろうとするだろう事は想像が出来る、そのマスコミ特にテレビが反中国感情をこれだけ煽れば中国も危機感を強めるのは当然だ、政治や外交の何が分かっているのか知らないがコメンテーターとやら言う輩が好き放題な中国非難を垂れ流せば中国の危機感は相当なものだったろう。
日本政府の対応に問題があったのは間違いないだろうが、日中関係の悪化がこれだけエスカレートした原因のひとつはマスコミの世論を煽る様な報道にあったのは間違いない、民主党代表選の時の様な国内問題に介入する場合(これだって中立であるべき報道機関として許される行為とは思はないが)と違い外交問題には特段の配慮が必要と言う感覚が無いのだろうか、このまま日中関係がこじれて経済に影響を与える様な事態になった場合、マスコミの責任はどの様に問われる事になるのだろう。
スポンサー様に何と言って詫びる心算なのだろう、馬鹿コメンテーターの首を差し出したって許して貰えるとは思えないのだが。
全マスコミがこの様な報道を洪水の様に垂れ流した意図は何なのか、マスコミは日中関係をどうしたいのか、日本を何処へ連れて行く心算なのか、マスコミ報道に日々曝され続ける我々はそろそろマスコミの正体を確認する必要に迫られているのではないか。
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